あらためまして、新年あけましておめでとうございます。
本年も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ。
さて、新年最初の通常ブログは、1月3日(火)早々に京都に行って、まずは「龍安寺」さんに、新年のご挨拶にうかごうたっちゅう、毎年恒例のネタからながやき。
5年ばあ前に、有名な「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名にした「吾唯足知(われただたるをしる)・純米吟醸酒」を発売さいてもうて、さらに3年ばあ前にゃあ「吾唯足知・純米大吟醸酒」も発売さいてもうちゅうがよ。


なんで高知の司牡丹が京都の「龍安寺」さんの“つくばい”の文字を酒名に使えるようになったかっちゅうたら、「龍安寺」さんを創建された義天玄承禅師(ぎてんげんしょうぜんじ)は土佐の生まれで、司牡丹の故郷佐川町の隣町越知町にて剃髪得度(ていはつとくど)されちゅうっちゅうご縁と、株式会社SBS(http://www.sakebs.co.jp/)の北澤相談役さんのご尽力のお陰ながやき。
さて、その北澤さんらあと、JR京都駅にて12時半に待ち合わいて、「龍安寺」さんに向こうたがよ。
一昨年は雪が積もっちょって大変やって、昨年は逆にこぢゃんと暖こうてコートが邪魔になったばあやったけんど、今年は去年ほどやないけんど結構暖かかったがやき。
途中「今出川」まで電車で、その後タクシーにて「龍安寺」さんに向こうたがやけんど、例年以上に道が渋滞しちょって、到着したがは予定より15分遅れの13時15分やったがよ。
まずは例年通り、裏の寺務所から入らいてもうて、岩田事務長さんにご挨拶さいてもうて、直ぐに奥の間に通されたがやき。
そこでご住職さんに新年のご挨拶。
ほんで、お茶やお茶菓子、ちょっとしたツマミ、生ビールやお節料理まで出され、今年は妙心寺さんのお坊さんらあと一緒に、ちくとご相伴にあずかったがよ。


さらにお燗酒もいただき、ちくとえい心地に酔わいてもうたがやき。
また、3年前は歌舞伎の「鏡獅子」のビデオ、一昨年はNHKスペシャル「20世紀の幕開け」のビデオ、昨年は「アインシュタインの特殊相対性理論」についてのビデオが上映されたがやけんど、今年は佐渡裕さん指揮による大阪城ホールでの1万人大合唱コンサートの模様が上映されたがよ。
曲は、いきなりビートルズの「Hey Jude」やったがやけんど、まさか正月3日に京都の龍安寺さんでこんな曲の大合唱が聞けるたぁ思うてもなかったき、ちくとビックリやったがやき。



しばらくビデオの大合唱を聞きもって、お酒とお節を結構いただかいてもうたがよ。
ほんで、ホロ酔い気分になってきたき、このあたりでっちゅうことで、席を辞さいてもうたがやき。
駐車場にてタクシーを拾うて、お次の目的地「松尾大社」さんに向こうたがよ。
お酒の神様として全国的に有名な「松尾大社」さんに到着したがは、14時半をちくと回っちょったがやき。

こちらは初詣の参拝客でごった返しちょって、いろんな屋台らあも足るばあ出ちょったがよ。

今年の干支「酉」の巨大な絵馬も飾られちょったがやき。

大混雑の中、人混みを掻き分け掻き分け、社務所に向こうたがよ。
北澤さんらあは、毎年こちらにて初ご祈祷をお願いしゆうがやき。
ほいたらっちゅうことで、一昨年、昨年に引き続きワシもお願いさいてもうたがよ。
しばらく待ってから、30人ばあの方々が呼ばれ、ご本殿へ。
残念ながらご本殿は撮影禁止やったき画像はないけんど、司牡丹酒造の「酒業繁栄」のご祈祷も滞りのう終了したがやき。
その後は、是非御神酒をっちゅうことで、ご案内いただいた場所は、大宴会ができそうな大広間やったがよ。
「月桂冠」の四斗樽から酌まれた御神酒を、「松尾大社」さんの葵のご紋の入った大杯に並々と注いでくださり、その大杯をみんなあで回し飲みさいてもうたがやき。


大広間を出て、さて帰ろうかとした頃、ちくと小雨が降ったようで、空を見上げりゃあ美しい虹が架かっちょったがよ!

こいつぁ新年から、まっこと縁起がえいがやき!
今年の干支の「酉」は、酒壺の意味やし、何ちゅうたち龍馬さんが「船中八策」を語ってから150年っちゅう記念すべき年でもあるき、こりゃあ今年も司牡丹にとって素晴らしい年になりそうながぜよ!
その後は、ちくと「松尾大社」さんを散策さいてもうて、美酒醸造祈願の「醸酒守」、酒販繁盛祈願の「販酒守」、健康飲酒祈願の「服酒守」の3つのお守りを購入さいてもうたがよ。

けんど、さすがはお酒の神様「松尾大社」さんながやき。
全国各地の銘酒の一升瓶がズラリと陳列されちょって、また飾り樽もズラリやったがよ。

こうして北澤さんらあと分かれ、ワシゃあ松尾大社駅から伊丹空港へ向こうて、高知に戻んて来て、日帰りの京都出張は無事終了したがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社