「おまさんが長生きするかどうかは、運命にかかっちゅう。けんど、充実して生きるかどうかは、おまさんの魂にかかっちゅう。」(ルキウス・アンナエウス・セネカ)
古代ローマ帝国の政治家・哲学者・詩人で、父親の大セネカと区別するため小セネカとも呼ばれる、ルキウス・アンナエウス・セネカ(紀元前1年頃〜65年)さんの言の葉ながやき。
おまさんは、ただ単純にダラダラと長生きしたいと思うかよ?
それとも、たとえそんなに長生きせんかったとしたち、充実して生きたいと思うかよ?
たいていの人はこの質問をされたら、後者の充実して生きたいの方を選ぶがやないろうか。
しかも、長生きできるかどうからあて、それこそ神のみぞ知るがやき、そりゃあ自分の力だっけで何とかなるもんじゃあないがよ。
けんど、充実して生きるかどうかやったら、自分の力で何とかなるもんやし、今日の1日を充実して生きろうと思やぁ、今すぐにやち自分で決断できるがやき。
この「今すぐにできる」っちゅう点が素晴らしいがよ。
今朝「今日1日を充実して生きろう!」と決断し、夜寝る前にゃあ「今日1日充実して生きられたろうか?」っちゅうて、スッと振り返り反省することができるがやき。
そんな充実した1日が積み重なって積み重なって、充実した一生が出来上がるっちゅうことながぜよ。