2017年01月15日

幸せの言の葉<1080>

「努力はそん時の情勢に必要な効力を生んで初めて努力として認められるがよ。努力したけんど結果は駄目やったじゃあ、努力したことにゃあならんぜよ。」(本田宗一郎)


本田技研工業の創業者、本田宗一郎(1906〜1991)さんの言の葉ながやき。


本田さんの言う通り、ビジネスにおいちゃあ結果が全てやき、努力したけんど何の効力も生まんと、結果が駄目やったじゃあ、そりゃあ努力としちゃあ認められんがよ。


突き放すような冷たい言葉に聞こえるかもしれんけんど、こりゃあ厳然たる事実ながやき。


けんど、ひっとつだっけ、救いもあるがよ。


そりゃあ、ビジネスっちゅうんは、ワンチャンスだっけの一発勝負の世界やないっちゅうことながやき。


こぢゃんと努力したに結果が駄目やったとしたら、確かにその時点じゃあ、会社としちゃあ努力たぁ認めるこたぁできんけんど、間違いのう努力した分、本人の実力はついちゅうはずながよ。


ほいたらその実力は、次の挑戦の時にゃあ、必ず役に立つはずながやき。


努力したに結果が出んかった時、そこでクサることのう、何で結果が出んかったがかをシッカリと反省し研究し、次のチャンスに生かそうと再び努力を続けることができりゃあ、いつかは必ず結果は出せるっちゅうことながぜよ。



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