1月13日(金)は、13時半から高知会館にて、第1回(平成28年度)高知県酒米品評会表彰式と懇親会が開催されたがやき。
高知県の農業は、園芸作物が主体で、飯米も含めて米の品評会はこれまでなかったがよ。
そのため、昨年設立された産官学連携組織「土佐酒振興プラットフォーム」(竹村昭彦会長)が、高知県のオリジナル品種の酒造好適米「吟の夢」を生産する全農家を対象に企画したもんで、いずれ劣らぬ高品質の83点が出品され、その表彰式が行われたっちゅう訳ながやき。
高知県議会の土居議員さん、高知大学の飯国教授をはじめ、県内各地のJA、全農高知県本部、生産者の皆さん、県農業振興部、工業技術センター、農業技術センター、各地の農業振興センター、各地の農業改良普及所、県中小企業団体中央会、地産地消・外商課、県貿易協会、環境農業推進課、高知県酒造組合のメンバーらあ約80名が集まり、環境農業推進課の森田チーフさんの司会にて、開会となったがよ。
ほんで、まずは土佐酒振興プラットフォームの会長を務めさいてもらいゆうワシから、開会のご挨拶をさいてもうたがやき。
お次は、高知県農業振興部の味元部長さんから、お祝辞をいただいたがよ。
続いては、審査員長である高知県農業技術センター参事の岩崎さんから、審査講評があったがやき。
平成28年度の「吟の夢」は、収穫直前の台風や、その後の連続した降雨と日照不足らあにより、1等米比率は低下してしもうたけんど、千粒重は増え、タンパク質含有率は下がり、品質は例年より上がったっちゅう結果やったっちゅうがよ。
ちなみに審査方法は、玄米を用いて調査し、「千粒重」「タンパク質含有率」「心白発現」「デンプン消化性」「外観」の5つの項目で各20点の配点にて評価したっちゅうがやき。
ほんで、いよいよ表彰ながよ。
まずは最優秀の高知県知事賞は、JAコスモス(いの町上東地区)の三橋通久さん!
味元部長さんから、表彰状と、副賞の大吟醸酒1升瓶1本と土佐赤牛の目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。
お次の優秀賞は2点で、まず高知県酒造組合理事長賞は和田博さん(JAコスモス・いの町上東地区)、全農高知県本部長賞は和田守正さん(JAコスモス・いの町上東地区)!
前者はワシから、後者は全農高知県本部の土居本部長さんから、表彰状と副賞の大吟醸酒720ml瓶1本と土佐赤牛の目録が手渡され、拍手喝采やったがよ。
続いての特別賞は1点で、高知県農業振興部長賞は、和田光正さん(JAコスモス・いの町上東地区)!
高知県農業振興部長の味元部長さんから、表彰状と副賞の吟醸酒720ml瓶1本と土佐赤牛の目録が手渡され、拍手喝采やったがやき。
さらに奨励賞7点は、土佐酒振興プラットフォーム会長賞で、筒井茂位さん(JAコスモス・いの町上東地区)、大久保誠二さん(JA土佐れいほく)、高達康喜さん(JA土佐市)、森清さん(JA土佐れいほく)、畠山憲明さん(JA土佐れいほく)、岡崎誠さん(JA土佐市)、有沢均さん(JA土佐あき)!
土佐酒振興プラットフォーム会長のワシから、表彰状と副賞の土佐酒720ml瓶1本と土佐赤牛の目録が手渡され、拍手喝采やったがよ。
表彰者11名がズラリと並び、代表の方から謝辞があったがやき。
皆さん、まっことおめでとうございますぜよ!
さてその後は、情報提供と講演ながよ。
まずは「本年度の酒米生産の概況について」、高知県環境農業推進課の高田さんからお話があったがやき。
お次は、高知県農業技術センターの吉田さんから、「栽培法と玄米品質との関係解析結果について」のお話があったがよ。
ほんで、ちくと休憩タイムがあり、その間に表彰者の皆さんの「吟の夢」の玄米サンプルの閲覧もあったがやき。
続いては、新中野工業株式会社の榎本課長代理さんから、「乾燥方法と玄米胴割れの関連性について」のお話があったがよ。
ほんでお次は、高知県工業技術センターの加藤さんから、「高知の吟醸酒について」のお話があったがやき。
その後は、高知県地産・地消外商課の山本企画監さんから、「土佐酒の海外展開の取り組みについて」のお話があったがよ。
こうして17時前にゃあ、全ての講演が終了し、土佐酒振興プラットフォームの上東副会長(高知県工業技術センター技術次長)さんから、締めのご挨拶があったがやき。
その後は、同会場にて懇親会やき、ちくと準備のためにみんなあ一旦部屋を出たがよ。
17時半過ぎにゃあ、再び会場に入り、いよいよ懇親会ながやき。
各社が持ち込んだ土佐酒もズラリと並んだがよ。
ちなみにウチは、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)と「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)を持ち込みさいてもうたがやき。
高知県環境農業推進課の高田さんの司会にて開会し、土佐酒振興プラットフォームの会長のワシから、懇親会開会のご挨拶をさいてもうたがよ。
ほんで、みんなあで土佐酒を注ぎ合うて、声高らかに乾杯し、宴会のスタートながやき。
さあそっから後は、飲んで食べて語り合うての大懇親会ながよ。
ちくと食べたら案の定皆さん席を立って、献杯・返杯の乱れ飛ぶ土佐の「おきゃく」となったがやき。
表彰者の生産者の皆さんにもお祝いの言葉と司牡丹を注ぎにうかがわいてもうたがやけんど、皆さんまっこと誇らしげな笑顔やったがよ。
あらためまして、おめでとうございます!
途中で、ワシが審判を務めさいてもうての箸拳大会のアトラクションもあったがやき。
こうして飲んで飲んでちくと食べて語り合うて語り合うて、大盛り上がりの懇親会は、20時過ぎにゃあ中締めとなったがよ。
皆さん、来年度の酒米も何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社