1月16日(月)は、14時ばあに馬喰町のデニーズにて司牡丹メンバーと待ち合わせ、ワシと渡邉部長、小田関東統括部長、佐藤顧問の4人で、ちくと打ち合わせしたがやき。
ほんで、15時からは4人で日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社にうかがい、毎年恒例の岡永さん&司牡丹の平成29年新年会議やったがよ。
司牡丹からは4名、岡永さんからは飯田社長さんを筆頭に10名の方々が集まり、小田関東統括部長の進行にて、新年会議のスタートながやき。
まずは飯田社長さんからのご挨拶。
近年の日本酒人気は、東日本大震災後に始まったっちゅうてよう言われゆうけんど、実は名門酒会にとっちゃあその前年の「龍馬伝」の年から、既に始まっちょったっちゅうがよ。
社長が龍馬に扮して全国を回る等、司牡丹一丸となって「龍馬関連商品」を仕掛けまくり、大きな売り上げを築き上げたっちゅうがやき。
そして今年もまた、「船中八策150年」っちゅう年に、仕掛けを用意してくれちゅうっちゅうんはまっこと有り難いことやっちゅうがよ。
続いては、ワシからのご挨拶。
まずは旧年中のご拡売に対する御礼を申し上げ、飯田社長さんのお言葉を受けて、今年の「船中八策150年」と来年の「明治維新150年」について、いろいろ仕掛けたいと思うちゅうっちゅうお話をさいてもうたがやき。
そんな時に、まるで謀ったかのように龍馬さんの新発見の手紙のニュースが流れ、記者発表にゃあ報道陣が殺到したっちゅうんやき、運がえいっちゅうか、まっことモッちゅうねやとあらためて痛感さいてもうたっちゅうお話をさいてもうたがよ。
続いては、岡永さんの企画部の森部長さんから、昨年度の販売実績報告があったがやき。
昨年の1月〜12月の、まず定番の「船中八策」の数字は前年対比100%を超え、季節商品の「船中八策」の数字も前年対比100%を超え、オール司牡丹でも前年対比100%を超えたっちゅう結果やったがよ。
まっこと、ありがとうございますぜよ!
お次はワシから、「平成29年度蔵元方針」についての発表ながやき。
司牡丹の今期の方針は、「まず相手を慮り、そして念いを伝えよう」であり、それを踏まえて、さらに今期以降も品質をブラッシュアップし続け、それらあをしっかりと念いと共に伝えていきたいっちゅうことながよ。
ブラッシュアップについちゃあ、サーマルタンク3基をフル活用し、吟醸・大吟・船中らあの鮮度感をさらにアップさせることや、本年2月に蔵内に瓶貯蔵用の大型冷蔵庫(マイナス5℃)を設備するっちゅうことらあについて、具体策のお話らあもさいてもうたがやき。
また、これまで当たり前と思うてお話してなかったけんど、実は20年以上前から、高知県蔵元18社は醸造データらあを全てお互いに共有し合うちゅうっちゅうお話をさいてもうたがよ。
麹の消化試験、酵素活性、酵母の死滅率、カプロン酸エチルの数値、酢酸イソアミルの数値、ピルビン酸の数値、グルコース濃度・・・等々、酒造期にゃあ高知県工業技術センターさんが、全て測定し、全社にフィードバックしゆうがやき。
ちなみに昨年度は、モロミで1100点、麹で700点が測定され、フィードバックされちゅうがよ。
ここまで共有しちゅう県は、全国でも高知県が唯一やき、この点についても毎年の品質アップに大きゅう貢献しちゅうっちゅうことながやき。
さらに昨年から、ワシが会長を務めさいてもらいゆう、産官学連携組織「土佐酒振興プラットフォーム」も設立され、つい先日「高知県酒米品評会」も初開催されたがよ。
今回は、高知県産酒造好適米「吟の夢」のみやけんど、今後は酒造適性米らあについても実施したいと考えちゅうがやき。
お陰様で本年度の「吟の夢」は、タンパク質含有量らあも例年より低い、品質の高いもんが増えたがよ。
この点も、司牡丹の品質のブラッシュアップにつながるっちゅうことながやき!
続いては、本年度の重点商品について、大定番の「船中八策」に全戦力を集中させるっちゅうお話をさいてもうたがよ。
本年は「船中八策150年」であり「大政奉還150年」であり、さらに来年は「明治維新150年」っちゅう大きな節目ながやき。
今後は、「明治維新150年」に向けて、全国的に盛り上がっていくこたぁ必至やっちゅうことで、「司牡丹・船中八策をあらためて提案するべき4つの理由」についてと、「杜氏渾身の新境地!全てを高知県産にこだわった大型新商品『維新の里』新発売」について、詳しゅうお話さいてもうたがよ。
この後は、岡永さんの営業各部署より、販売報告及び蔵元への要望についてながやき。
国際流通の金子さんからは、海外輸出で「山柚子搾り」が絶好調っちゅう報告があり、特にハワイのマルカイさんじゃあ、12月の全酒類の売り上げで「山柚子搾り」がまたもやナンバーワンになったっちゅう、まっこと嬉しい報告もあったがよ。
その後も、いろいろ意見交換があり、3月中旬ばあに「超辛口・純米酒・船中八策の造り方」について、岡永さんの営業部全員を対象に、杜氏とワシとで講演をさいていただくことに決定したがやき。
まっこと、ありがとうございますぜよ!
こうして17時ばあにゃあ、新年会議は無事終了したがよ。
続いては、みんなあで両国に移動して、18時ばあから新年懇親会のスタートながやき。
今年の会場は、「江戸NOREN」内の「傾奇鮪(かぶきまぐろ)」さんながよ。
こちらのお店は、司牡丹「船中八策」をこぢゃんと気に入ってくださり、こぢゃんと売ってくださりゆう、築地場外の大人気店「河岸頭(かしがしら)」さんの2号店ながやき。
ほんじゃき、店内の冷蔵庫にゃあ、目立つド真ん中に「船中八策」が鎮座しちゅうがよ。
ありがとうございますぜよ!
早速その「船中八策」のプレミアム、「槽搾り黒」を注ぎ合うて、企画部副部長の田村さんのご発声にて乾杯し、懇親会がスタートしたがやき。
さあ、そっから後は、美味しいお料理をいただきもって、こぢゃんと飲んで、こぢゃんと語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
鮮度抜群絶品の「ウニ・カニ・イクラの茶碗蒸し」「白子炙り」「生牡蠣」「刺身盛り」「穴子蒲焼き」「鮪のカマ焼き」らあをいただきゃあ、アッちゅう間に「船中・黒」2本がカラになり、続いては定番の「船中八策」と、次々とカラ瓶が転がっていったがやき。
やっぱし「船中八策」シリーズは、どれを飲んだち和食の美味しさを下から支え、さらに押し上げて、宴席の間じゅう、ズーッと飲み続けられるもんやき、後半にゃあみんなあ立派な酔っぱらい状態になっちょったがよ。
当然ワシも、正月以来飲み続けなもんやき、後半にゃあ記憶がアヤフヤやったがやき。
ほいたら、大相撲が初場所中やっちゅうことで、相撲甚句の披露があったがよ。
みんなあ立派な酔っぱらいなもんやき、割り箸に千円札を次々と挟み、オヒネリがガンガン出しまくりやって、拍手喝采やったがやき。
その後も「焼き牡蠣」らあをいただきもって、さらに飲んで食べて盛り上がりまくってお開きとなり、飯田社長さんらあとお隣の「日本ばし やぶ久」さんに2次会に行った記憶はあるがやけんど、細かいこたぁ何ちゃあ覚えてないがよ。
まあ、いずれにせよ、こぢゃんと盛り上がりまくったこたぁ間違いないがやき、岡永さんの皆さん、まっことありがとうございました!
今年も司牡丹を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社