「現実の人生じゃあ、あらゆる偉業は信念に始まり、信念によって第一歩を踏み出すがぜよ。」(アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル)
ドイツの文学者・翻訳家・文献学者・評論家の、アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル(1767〜1845)さんの言の葉ながやき。
まず、「あらゆる偉業」っちゅうがやき、歴史に名を刻むような偉業から、業界における偉業、自社での偉業、自分の中でのちょっとした偉業まで、全部入っちゅうっちゅうことながよ。
ほんで、どれっぱあドデカイ偉業やち、どれっぱあチンマイ偉業やち、そのスタートは全部信念から始まると、シュレーゲルさんは喝破するがやき。
確かに、何の信念もないまんまじゃあ、どれっぱあチンマイ偉業やち、おそらく成し遂げるこたぁできんがよ。
信念たぁ、正しいと信じる自分の考えであり、行動の基礎となる態度ながやき。
つまり、「自分はこの道を正しいと信じる!」とか、「自分はこれを行動の指針とする!」とか、そういうもんが信念ながよ。
また信念は、「持つ」もんやのうて、「貫く」もんながやき。
「持つ」っちゅうんは、そん時だけの短いスパンのイメージやけんど、「貫く」っちゅうんはロングスパンながよ。
昨日は信念を持っちょったけんど今日はないじゃあ、「貫く」ことにゃあならんき、そりゃあ本物の信念やないっちゅうことながやき。
正しいと信じる自分の考えや、行動の基礎となる態度を、ロングスパンで貫いてこそ、偉業を成し遂げる第一歩となるっちゅうことながぜよ。