「人生は、できることに集中することであり、できんことを悔やむことやないぜよ。」(スティーブン・ホーキング)
大英帝国勲章も受勲されちょって、「車椅子の物理学者」として知られちゅうイギリスの理論物理学者、スティーブン・ホーキング(1942〜)さんの言の葉ながやき。
確かに、病に侵され車椅子生活で、できんことだらけのホーキングさんが、もしできることに集中せんと、できんことを悔やみよったら、理論物理学者になるらあてあり得んことながよ。
ほいたら、ホーキングさんと比べりゃあ、できることだらけのワシらあは、何を悔やむようなことがあるっちゅうがやろうか?
そのいっぱいあるできることの中から、自分の得意なことや好きなことを、選り取り見取り選ぶことができるがやき。
選んだら、他のことらあに目もくれんと、そこに全身全霊を集中すること。
これが人生における成功の秘訣やと、ホーキングさんは教えてくれちゅうがよ。
ちなみにホーキングさんは、学生の頃に筋萎縮性側索硬化症を発症しちゅうがやき。
こりゃあ、通常は発症から5年程度で死にいたる病気ながよ。
ところがホーキングさんの場合、何でか途中で進行が急に弱まり、発症から50年以上経った現在も健在ながやき。
できんことを悔やんだりせんと、できることに集中するっちゅう選択が、病の進行すら遅らせたり、止めたりするっちゅうことながかもしれんがぜよ。