2017年02月12日

幸せの言の葉<1088>

「信頼たぁ信頼に値する材料があるきにするっちゅうもんやのうて、まず先に信頼してしまうっちゅうことながよ。信頼されりゃあ人はそれにこたえろうとするもんながやき。」(ジョセフ・マーフィー)


アメリカで活動したアイルランド出身の宗教家・著述家で、「潜在意識の法則」を提唱した、ジョセフ・マーフィー(1898〜1981)さんの言の葉ながよ。


「ウチの会社にゃあ、信頼できるような部下がおらん!」っちゅうて嘆きゆう社長さんが、たまにおるがやき。


この社長さんは、「ウチの社員は、信頼に値するような材料がないき、信頼できん!」っちゅうて言いゆうっちゅうことながよ。


けんど、はっきりと信頼に値するような材料があるんやったら、そりゃあ幼稚園児やち信頼するろうっちゅう話ながやき。


マーフィーさんは、「信頼されりゃあ人はそれにこたえろうとする」っちゅうがよ。


つまり、人が信頼に値するような行動を起こすがは、誰かの信頼にこたえろうとしてやっちゅうことながやき。


ほいたら、「信頼できるような部下がおらん!」っちゅうて嘆きゆう社長さんは、まずは自分から先に、部下を信頼してみにゃあイカンっちゅうことながよ。


社長が信頼してないき、部下は信頼に値するような行動をとらんがであり、社長が先に信頼さえすりゃあ、部下はそれにこたえろうとして、信頼に値する行動をとるようになるっちゅうことながぜよ。



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