2月27日(月)は、須崎市の名店「喜楽」(http://tabelog.com/kochi/A3903/A390301/39002102/)さんにて、須崎小売酒販組合の平成29年総会やったがやき。
ワシと営業の山中部長で、「喜楽」さんに到着したがは16時ちょい前ばあ。
2階の会場に上がったら、まだ総会の最中やって、ちくと隣の部屋で待たいてもうたがよ。
さて、総会終了後の16時からは講演会で、ワシらあも部屋に入らいてもうて、キリンビール高知支店の内濱さんの講演がスタートしたがやき。
内容は、「2016年の振り返り」、「2016年のトピックス」、「キリンビールのトピックス」、「2017年の方向性」、「高知県とキリンビール」っちゅうスケジュールやったがよ。
ここじゃあ、前半の3つはカットさいてもうて、後半の2つの項目を紹介さいていただきますぜよ。
2017年の料飲市場トレンドは、「ネオ酒場」と「脱総合居酒屋」やっちゅうがやき。
まず「ネオ酒場」たぁ、高知でいうたら「ひろめ市場」みたいにいろんな店がゴチャッと集積しちょって、お客同士が膝をつきあわせるばあの近い距離で飲食する屋台村みたいな酒場のことで、これが若者らあに人気やっちゅうがよ。
また「脱総合居酒屋」っちゅうんは、何でもある居酒屋やのうて、たとえばマグロ専門店とかみたいに、一品専門の居酒屋が流行りで、大手チェーン店もこの系統でいろんな新業態店を出店しゆうっちゅうがやき。
次に、ビール業界の方向性でいやあ、ここ数年クラフトビールが活況で、この分野がトレンドやっちゅうがよ。
キリンビールとしても「グランドキリン」っちゅうクラフトビールを出しちょって、これが好調やっちゅうがやき。
また、代官山にクラフトビールの「スプリング・バレー・ブリュワリー」っちゅうマイクロブリュワリーをオープンしちょって、2年目も好調やっちゅうがよ。
次に、昨年好評やった「47都道府県の一番搾り」の中でも、高知県の「高知搾り」は特に好評やったようで、今年はネーミングを変えて、「高知に乾杯」っちゅう銘柄で夏に新発売する予定やっちゅうがやき。
また、クラフトビール強化策として、日本の「よなよなエール」とアメリカの「ブルックリン・ラガー」らあと提携し、それらのクラフトビールを発売予定やっちゅうがよ。
あとは、とりあえずは首都圏からやけんど、様々なタイプのクラフトビールを小さい店でも何種類か扱えるように、「小容量ペットディスペンサー」展開を考えちゅうっちゅうがやき。
お次は「高知県とキリンビール」についてながよ。
まず、今も高知県のキリンラガーの成人1人当たりの消費量は、全国平均の3倍以上で、高知の皆さんにゃあ感謝感謝やっちゅうがやき。
次に、高知県民の飲酒特性としちゃあ、成人1人当たりのアルコール飲料の消費量は、東京、大阪に次ぐ3位で、東京と大阪は近隣からの流入や出張らあの分もあるき、実質1位は高知やっちゅうがよ。
なかでもビールの消費量がダントツで、年間81.4リットルは全国1位やっちゅうがやき。
この量は、ビール大国のアメリカやベルギーの消費量とほぼ同等やっちゅうき、こりゃ凄いがよ。
続いては、坂本龍馬さんがおらんかったら、キリンビールはなかったろうっちゅう話ながやき。
キリンビールの前身のジャパンブリュワリーは、岩崎弥太郎さんの弟の弥之助さんとグラバーさんでつくった会社やっちゅうがよ。
ほんで、現在のキリンビールのキリンのデザインは、グラバーさんがつくったもんらしいがやけんど、このキリンのデザイン、頭は龍で体は馬・・・グラバーさんは龍馬さんを元にこのデザインを考えたがやないかっちゅう噂があるけんど、あくまで都市伝説やっちゅうがやき。
その後は、様々な「高知県での活動」についてのお話や、土佐文旦を使うた「氷結」は人口比率全国ダントツ1位の売上やったっちゅうお話や、「チューハイ・ビターズほろにがジンジャー」は、高知県産生姜100%やっちゅうお話らあがあり、内濱さんの講演は、17時前ばあに終了したがよ。
内濱さん、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は17時から、みんなあで懇親会ながやき。
隣の部屋の懇親会場に移動し、まずは高知県酒造組合理事長のワシから、ちくとご挨拶をさいてもうたがよ。
ほんで、山崎猛商店の山崎社長さんのご発声にて土佐酒で乾杯し、懇親会のスタートながやき。
当然司牡丹の燗酒・・・かと思いよったら、昨年に続いて再び、この日のお祝いにっちゅうて某社がお店に持ち込んだお酒やったがよ。
既に酒燗器に2本刺さっちゅうっちゅうことで、こうなりゃしゃあない、その分を全部飲み干して司牡丹に戻さにゃあっちゅうことで、昨年はガンガン飲んで司牡丹に変えたがやけんど、今年はこれが吟醸酒やったようで、その燗酒やったもんやき、妙に甘ったるうて飲みにくいこと!
それでも頑張って、みんなあで飲んでは注ぎ、注いでは飲みを、ひたすら繰り返したがやき。
「喜楽」さんのお料理も次々と登場し、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、盛り上がったがよ。
名物の玉子ソーメン、刺身盛り、組物、寿司盛りらあが出され、みんなあで突っつき合うていただいたがやき。
お料理が美味しいもんやき、某社の燗酒も進み、やっと飲み干したようで、途中からは司牡丹の燗酒が登場ながよ。
やっぱし、コッチの味がシックリきて、ホッと和むがやき。
その後は、さらにみんなあがお銚子と杯を手にして移動しまくりだいて、土佐流の献杯・返杯大合戦ながよ。
当然ワシもその合戦に巻き込まれ、アッちゅう間に立派な酔っぱらいになって、しかもこの戦は3時間にも及んだもんやき、もはや討ち死に寸前で、後半の記憶はアヤフヤながやき。
ともあれ、平成29年須崎小売酒販組合総会と講演会と懇親会は、こうして無事お開きになったがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社