3月13日(月)は、19時から高知県立大学にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成28年度第11回理事会やったがやき。
今回は、ちくと欠席者が多うて、ワシと清原先生と大野さんの、3名での開催やったがよ。
ほんで、早速以下の内容らあについて、報告や検討や打ち合わせらあをしたがやき。
●「土佐学大会・第11回」について
開催日は6月11日(日)に決定しちょって、今度の大会は「創立10周年記念大会」として、この度文部科学大臣表彰(芸術文化)を受彰された松崎淳子先生に、土佐の食について語り尽くしていただくっちゅう内容と、松崎先生の「サバ寿司の作り方」の映像が目玉になるがよ。
ちなみに「土佐学協会」の創立は2006年10月で、その半年後の2007年4月に「土佐学大会・第1回」を開催しちょって、昨年10月に創立10年を迎えちゅうがやき。
ほんじゃき、本年6月に開催される「土佐学大会・第11回」を、「創立10周年記念大会」とすることになったがよ。
大会テーマ(タイトル)について検討し、「松崎淳子先生が土佐の伝統食を語り尽くす!」に決定したがやき。
ほんで、おおよそのスケジュールについても決まったがよ。
●松崎先生の祝賀会にて配布するチラシについて
松崎先生の文部科学大臣表彰(芸術文化)受彰の祝賀会が3月26日に開催されるがやけんど、こん時に「土佐学大会」のご案内チラシを配布したいっちゅうことになっちょったがやき。
簡単な内容だけでかまんき、清原先生に作っていただくことになったがよ。
枚数らあについちゃあ、理事の永尾さんに確認してプリントすることになったがやき。
●次回以降の理事会について
次回理事会は、4月26日(水)17時半から、次々回の理事会は5月24日(水)17時半からになっちょったけんど、5月の理事会はワシが18時半から別件が入ったき、30分早めの17時からに変更さいてもうたがよ。
●「土佐酒学研究会」の活動報告と今後の活動について
ワシが座長を務めさいてもらいゆう「土佐酒学研究会」の、「土佐酒を俯瞰的に捉える活動」9年目の第4弾「酒搾り」は無事終了し、残るは3月25日(土)の第5弾「製品化体験」と第6弾「楽しむ会」のみとなったっちゅう報告をさいてもうたがやき。
●事務局より報告
土佐学協会の会員メンバーの塚崎さんから、会員の皆さんに是非告知していただきたいっちゅうご案内チラシが、事務局の清原先生のところに届けられたっちゅうがよ。
開催日が3月17日と近いもんやき、何とも紹介する時間もないきに、ワシのこのブログにて以下にご紹介さいてもらうことになったがやき。
特別後援会【知財なくして事業なし】〜経営に生かす知財の真髄〜
出願することで真似されてしまうビジネス上のノウハウは、コストを掛けて特許をとるメリットがありませんでした。そうした制度に風穴を開け、非出願の知的財産を登録して、製品やサービスに付加価値を付けることが可能になりました。企業に潜在する知財を生かし、利益を生む方法を解説します。講演後の会食の席では、参加の皆様の個別相談も承ります。
<講師>玉井誠一郎様(公益社団法人知財登録協会会長兼理事長)
大阪大学工学部溶接工学科から同大学院溶接工学研究科修士課程卒業。パナソニックにて数多くの新規事業に係わる研究開発、市場開拓及び事業責任者を歴任し、300件以上の特許を出願。大阪大学客員教授、財団法人産業科学研究協会専務理事等を歴任。著書に「知財戦略経営概論」日刊工業新聞社「知財インテリジェンス」大阪大学出版会ほか多数。
<開催日>平成29年3月17日(金)
<講演>18:00〜19:00(開場17:30)
<会食>19:00〜21:00
<会費>7000円
<場所>城西館3階孔雀の間(高知市上町2-5-34 TEL:088-875-0111)
<お問合せ>(株)マサキアイランド 塚崎 (TEL:090-7782-0623)
●監事の松田さんの出版についての報告
監事の松田雅子さんが、4月2日(日)に「文旦好きがこうじて」っちゅう本を出版されるっちゅう報告を、ワシから伝えさいてもうたがよ。
この日の高知新聞朝刊の「新聞を読んで」に、コピーライターの池田あけみさんも書かれちょったけんど、文旦の皮を房まで美しゅうにむく独自の作法をイラストで伝授したり、「文旦皿鉢」をはじめ、目にも美味しい記事や写真も満載やっちゅうがやき。
こうして19時半にゃあ、平成28年度第11回理事会は、無事お開きとなったがよ。
さてお次は、翌日の3月14日(火)、司牡丹の平成28酒造年度「こしき倒し」のお祝いが開催されたがやき。
酒造りのお米を蒸すセイロみたいな桶を、「こしき」っちゅうがよ。
ほんじゃき、その年度の酒造り用のお米が蒸し終わりゃあ、「こしき」が倒れるき「こしき倒し」っちゅうて、蔵内でお祝いの宴会をするならわしながやき。
ほんまの今年度の「こしき」が倒れた日は、3月9日やったがやけんど、ワシの出張らあの関係で、お祝いの宴会がこの日になったっちゅうことながよ。
蔵の朝は早いきに晩もちくと早うて、17時っちゅう早い時間から、蔵内の会所場での開催ながやき。
まずはワシからのご挨拶。
続いては、山岡常務が乾杯の発声をして、「こしき倒し」お祝いの宴席の始まりながよ。
お弁当とお刺身を肴に、「土佐司牡丹」の燗酒を酌み交わしもって、飲んで食べて語り合うて、蔵の皆さんの労をねぎらいもって盛り上がったがやき。
ちなみに「土佐司牡丹」は糖類無添加の普通酒ながやけんど、最近まったく別々の、普段は高額品をご購入いただきゆう高額所得のお客様から、2人連続で「土佐司牡丹」に対して、「こんなに旨い普通酒、初めて飲んだ!」等のお誉めの言葉をいただいたばあの美味しさながよ。
確かに「土佐司牡丹」のコスパの高さは、他の追随を許さんばあ高いと、飲みもってあらためて実感したがやき。
ところで今年の造りは、全般的にゃあお米が溶けにくうて異常に粕が多い年で、かつお米の産地や収穫時期によって溶けやすさがマチマチやったりもして、さらに蔵内でインフルエンザ患者が出たりと、なかなか苦労が重なった年やったみたいなけんど、何とか例年以上にえいお酒を醸すことができたみたいながよ。
あらためて醸造部・蔵人の皆さんの顔を眺めてみりゃあ、皆さんこぢゃんと誇らしげな満足感に満ちあふれちょって、まっこと団結力が強い素晴らしいメンバーが揃うちゅうと、心から実感できて嬉しかったがやき。
「こしき」が倒れたっちゅうても、まだまだモロミもありゃあ搾りもあり、さらに火入れや瓶詰めのタイミング、その後の冷却や貯蔵温度管理らあで、お酒の美味しさのポテンシャルは変わってくるきに、まだまだ気は抜けんがよ。
そのへんにゃあ、くれぐれも気をつけて、残りの仕事もシッカリと、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
蔵の皆さん、醸造部の皆さん、ひとまずは「こしき倒し」、まっこと今年もお疲れ様でした!ありがとうございました!
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司牡丹酒造株式会社