2017年03月22日

日本名門酒会本部で「司牡丹・船中八策セミナー」ぜよ!

 3月17日(金)は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの9階会議室にて、「司牡丹・船中八策セミナー」が開催されたがやき。


 つい先日開催された「平成29年度日本名門酒会メーカー会議」(「3月14日」のブログ参照)にても、今期の企画の「2017年の2つの方向性」として、「新たな視点で独創性あふれた商品、企画、体験の場を創造」と「商品の価値を深堀りした情報発信」の2つが挙げられちょったけんど、今回のセミナーはその後者で、大定番の「司牡丹・船中八策」の価値を深堀りし、どう情報発信につなげるかっちゅう学びの場として設けられたもんながよ。


 講師は司牡丹からはワシと浅野杜氏と、岡永さんの森企画部長さんの3名で、岡永さんの営業の方々を中心に、40数名の方々に集まっていただいたがやき。
(1)「船中八策セミナー」に集まる(2)「船中八策セミナー」に集まる2
















 17時にゃあ皆さん揃うていただいたようで、企画部の田村副部長さんの司会にて開会したがよ。
22(3)開会

 ほんでまずは飯田社長さんから、開会のご挨拶があったがやき。
(4)飯田社長ご挨拶

 品質を磨いていく覚悟」と「情報(+体験の場)を増やしていく」について、語られたがよ。


 すなわち、竹村社長(ワシ)からは「様々な切り口からの船中八策の情報」について、浅野杜氏からは「船中八策の品質をいかに磨いてきたか、さらにいかに磨いていくか」についてを語っていただくっちゅうて、ご紹介いただいたがやき。


 続いては、いよいよセミナーのスタートで、まずはワシから、『平成29年、大政奉還150年、船中八策150年。平成30年、明治維新150年。【「司牡丹・船中八策」ものがたり】』についてのお話をさいてもうたがよ。


 内容は、まずは【前夜】として「日本名門酒会の発足」(日本名門酒会とは)についてを、語らいてもうたがやき。


 ポイントは、日本名門酒会発足の昭和50年当時は、ナショナルブランドの大量生産「三増酒」が全盛の時代であり、地方で高品質な日本酒を造り続けゆう心ある蔵元の名酒と、本物の日本酒を飲みたいと思いゆう日本酒ファンとは、なかなか現実の市場で出会うことができんかったっちゅう点で、そこに流通業者として社会的な使命を感じた株式会社岡永の故・飯田博社長(当時)が、全国の蔵元を訪問し、じっくり利き酒し、造りの見学もし、社長や杜氏の話も聴き、地方の風土にも触れる中で、銘柄を選抜し、量販店への納入やNB食品の特約の権利らあを返上し、背水の陣で臨んだっちゅう事実ながよ。


 この飯田博社長さんの熱い念いと地道な活動が、その後の地酒ブームを生み、牽引したと言うたち過言やのうて、つまり、近年の日本酒人気や海外での日本酒ブームらあも、こん時の「日本名門酒会」の発足がなけりゃあ、あり得んかったろうっちゅう点は、こぢゃんと特筆しちょかにゃあイカンがやき。
(5)聴講する皆さん

 お次は、【誕生】として「司牡丹・船中八策の発売」(坂本龍馬と司牡丹・坂本龍馬の船中八策)について、語らいてもうたがよ。
(6)竹村セミナー風景
















 ここでのポイントは、かつての「三増酒」だらけの甘口全盛の時代から、司牡丹を筆頭とする土佐酒は辛口っちゅう個性を誇っちょったけんど、昭和63年の「司牡丹・船中八策」発売の当時は、地酒ブームとともに辛口ブームが起こり、全国的に辛口酒が増えて、土佐酒本来の個性もその渦の中に埋没しつつあったっちゅう点ながやき。
(7)船中八策が人生を豊かにする4つの理由

 そのことを憂えた故・飯田博社長(当時)と司牡丹の竹村維早夫社長(当時・現相談役)が膝を付き合わせて話し合うて、ほいたらさらに辛い超辛口を出そうやいかと考え、その超辛口酒に熱い念いを託して「船中八策」の名を冠したっちゅう事実ながよ。


 また、坂本龍馬さんと司牡丹の深い縁についてや、龍馬さんの「船中八策」たぁ何やったがからあも、重要なポイントになるがやき。


 続いては、【魅力】として「船中八策があなたの人生を豊かにする4つの理由」についてを、語らいてもうたがよ。


�‖臉�奉還150年、明治維新150年っちゅう大きな節目を、体で感じられる!

��熱烈なファン多数で、全国や海外にも仲間の輪が広がる!

�4粟�度の高い食中酒が、料理の美味しさを引き立て、飲酒ライフを豊かに!

�つ衄屬�ら季節商品、プレミアムまで全て人気で、四季折々の料理に対応!



 以上の4点について、詳しゅう解説さいてもうたがやき。


 お次は、【秘密】として「船中八策の美味しさの秘密」についてを、語らいてもうたがよ。


 ここでのポイントは、「グルコース濃度」ながやき。


 近年人気の純米酒や純米吟醸酒は、日本酒度はプラスやに、やたら甘い酒が増えちゅうけんど、そりゃあ「グルコース濃度」が高い甘い酒の方が、様々な審査会やコンテストらあでこぢゃんと有利になるきながよ。


 これの問題点は、「三増酒」たぁ違うとしたち、再び甘い酒っちゅう同質化の流れが起きゆうっちゅう点であり、しかもそんな甘い酒だっけが「旨い酒」やっちゅう風潮があるっちゅう点ながやき。


 ホンマは「旨い酒」にゃあ2通りがあり、「グルコース濃度」の高い甘い酒のように「一口飲んで旨い酒」と、「一口じゃあ物足りんけんど、食が美味しゅうなって、ついつい杯が進む酒」もまた、「旨い酒」やっちゅうことながよ。


 この後者の「旨い酒」を極めようっちゅう酒の代表が「司牡丹・船中八策」やっちゅうことで、そりゃあ単に薄っ辛い酒やのうて、淡麗な中に潜む旨みや膨らみと、超辛口のキレの良さを、ハイレベルでバランスを取るっちゅう、絶妙なバランスが命であり、そこにゃあ目立たん地道なブラッシュアップの、絶え間ない積み重ねがあるっちゅう事実が重要ながやき。


 続いては、【種類】として「船中八策のラインナップ」についてを、語らいてもうたがよ。
(8)船中八策ラインナップ

 すなわち、定番の「船中八策」(超辛口・純米酒)に加え、春限定の「船中八策・薄にごり生酒」(超辛口・薄にごり純米生酒)、夏限定の「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)、秋限定の「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)、冬限定の「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)、プレミアムの「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)の6アイテムがあり、さらに4月11日出荷開始の定番の特別ラベル「船中八策・八策(やさく)ラベル」(超辛口・純米酒)があるっちゅうことながやき。


 お次は、【流通】として「船中八策が買える店」についてを、語らいてもうたがよ。


 すなわち、その美味しさを守るためと、その念いを伝えるために日本名門酒会オリジナルの流通ルート限定商品にしちゅうっちゅうことで、現在岡永さんの企画部にて「買える店」のリストを作成中ながやき。


 続いては、【言葉】として「船中八策に寄せられた、お客様の悦びの声」についてを、ご紹介さいてもうたがよ。


 ちなみにここまでの、「司牡丹・船中八策ものがたり」は、4月から司牡丹のホームページにて、どなたでも閲覧することができるようにする予定やっちゅうて、ご紹介さいてもうたがやき。


 ほんで最後に、日本名門酒会加盟店さんのための隔月刊の情報紙「司牡丹時報(ボタンタイムス)」Vol.50(平成29年4月発行)の「巻頭提言」について、お話さいてもうたがよ。


 タイトルは、「大政奉還150年・明治維新150年は全ての日本人にとって重要な節目!これを伝え酒で幸せを売ろう!」(〜全国の維新の舞台、ANA、日本政府、そして龍馬さんからも援護射撃!〜)ながやき。


 「なんで全ての日本人にとって重要な節目ながか?」について、「この大転換期にワシらあ酒屋が世の中に貢献する術(すべ)」について、「大政奉還150年・明治維新150年の提案で『気づき』と『夢』を与えろう!」について、さらに「全国各地の様々な分野からの援護射撃も続々!」っちゅう点について、さらにさらに「司牡丹も全戦力を一点集中!」させるっちゅうお話らあについて、アツうに語らいてもうたがよ。


 ほんでワシのお話は終了し、お次は司牡丹の浅野杜氏のお話ながやき。
(9)浅野杜氏セミナー(10)浅野杜氏セミナー内容

 「司牡丹・船中八策」の造りについて、まずは「変わらないもの」として、「仕込水」(仁淀川水系の湧水・軟水)、「気候」(佐川盆地の冬場の朝晩は寒冷な気候)、「寒造り」、「伝統的な開放発酵」、「仕込み配合」、「麹米」(兵庫県三木市産特A地区「山田錦」)らあについて、詳しゅう紹介さいてもうたがよ。














 続いては、「より一層、船中八策らしく」っちゅう点で、まず仕込米量の20%しかないけんど酒の味わいの80%を決める麹米にゃあ、兵庫県三木市産特A地区「山田錦」を使うっちゅう点を再度強調し、さらに掛米についちゃあ硬質米よりか軟質米の方が、より「船中八策」らしいキレのえい酒になるっちゅうことに気づいてからは、そうしゆうっちゅうがやき。
(11)セミナー聴講風景(12)セミナー聴講風景2(13)より一層船中八策らしく

 また発酵管理についても、平成蔵が稼働した12年ばあ前から、かつての7トンの大型仕込みをやめて、3トンの仕込みに変えてからは温度制御が容易になり、理想的な発酵経過になったっちゅうがよ。



 お次は、「より一層本物へ」っちゅう点で、活性炭の使用量を毎年減らしてきよって、10年前と比べりゃあ10分の1ばあになっちょって、季節商品の「薄にごり」や「零下生酒」や「ひやおろし」や「しぼりたて」や「槽搾り黒」らあは、活性炭は既にゼロになっちゅうっちゅうがやき。


 ただし、何でもかんでも「無濾過」がえいっちゅう意味やのうて、チビッと使うた方がよりえい酒になるやったら使う、つまり利き酒を行うてから判断するっちゅうんが大前提やっちゅうがよ。


 続いては、「より一層良い酒へ」っちゅう点で、酵母についちゃあ協会901号から、クラシックな泡ありの昭和61年物の熊本酵母(自社培養)に変え、製麹方法はハクヨー通風3段から無通風VEXに変え、原酒のアルコール度数を18%以上から17%以上に変え、生酒の温度を12℃から10℃以下に変え、火入れまでの期間を1ヶ月から2週間程度に変え、火入れ後の急冷を徹底し、貯蔵温度を16℃から13に変え、さらにサーマルタンクも導入し・・・ちゅう具合に年々チビッとずつやち、より旨い酒になるようにブラッシュアップしてきたっちゅうがやき。
(14)より一層良い酒へ(15)より一層良い酒へ2

 ほんで最後に、これから先の目標として、「米の品種の固定化」、「熱のダメージのない貯蔵管理」、「完成度の高い酒造り」らあを挙げ、品質のブラッシュアップについても、毎年毎年もうこれ以上できるこたぁないろうと思いながら、毎年毎年気がつくことがあり、それらあを地道に1つ1つツブしていきゆうっちゅうがよ。


 さらに、すべてはここに集約されるとして「和醸良酒」を挙げ、蔵の中の人間関係が良うないとえい酒はできんと語り、いま司牡丹にゃあ最高のメンバーが揃うちゅうと、誇らしゅうに語って締め括ったがやき。









 お次は、森企画部長さんの「辛口の日本酒セミナー 基礎編」(〜「船中八策」うまさの秘密にせまる〜)ながよ。
(16)森部長さんセミナー

 「原料米の成分と精米歩合」、「麹による原料米の糖化と分解物」、「酵母によるアルコール発酵と生成物」について語られ、さらに「辛口の日本酒造り」として、「水質」「原料処理」「麹造り」「酒母と酵母」「仕込配合と醪管理」「上槽後の処理」らあについて、詳しゅうに解説してくださったがやき。


 こうして、ちくと質疑応答があり、18時半過ぎにゃあ「司牡丹・船中八策セミナー」は、無事お開きとなったがよ。


 さてその後は、有志のメンバーにての懇親会で、ご近所の「旬野菜Dining 和西灯(WasaBi)」さんを貸し切りにして、19時ばあからのスタートながやき。
(17)和西灯(わさび)
















 「船中八策」(超辛口・純米酒)と、大型新商品「司牡丹・維新の里」(純米酒)と、さらに高知県唯一の「きもと」仕込み「きもと純米かまわぬ」らあを持ち込みさいてもうて、25名ばあの皆さんが集うてくださったがよ。
(18)懇親会集合

 ほんで、みんなあでそれらあのお酒を注ぎ合うて、ワシの発声にて乾杯し、宴席のスタートながやき。
21(19)乾杯
















 さあ、そっから後は、みんなあで飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがは当然ながよ。
21(20)料理21(21)宴席風景(22)酒がカラに!
















 大盛り上がりのうちに、乾杯から2時間経過の21時過ぎにゃあ、3種類の1升瓶6本がカラになり、宮本統括部長さんの中締めにて、大団円のお開きとなったがやき。
22(23)中締め

 本日のセミナーにご参加いただきました皆さん、そして懇親会にご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


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