2017年03月26日

幸せの言の葉<1099>

「桜の花をなんぼトラックに何杯分も集めてきてグツグツ煮てみたち、色は全然とれんがよ。薄ぼんやりした灰色がとれるだけながやき。(中略)桜の色は桜の木の真っ黒なごつごつした皮からとるがぜよ。」(大岡信 「名句 歌ごよみ<恋>」より)


詩人、評論家で、東京芸術大学名誉教授の大岡信(1931〜)さんの「名句 歌ごよみ<恋>」より、染色家の志村ふくみさんから教わったっちゅう内容の言の葉ながやき。


つまり、成功者や偉人やスーパースターらあの、他人から見える華やかな部分が、この桜の花やっちゅうことながよ。


その部分に焦点を当てて、なんぼ研究したち、なんぼマネしたち、成功者や偉人やスーパースターにゃあなれんっちゅうことながやき。


成功者やち偉人やちスーパースターやち、そうなるためにゃあ地を這うような地味で地道な努力を、人知れず黙々と続けてきちゅうはずで、その部分が「真っ黒なごつごつした皮」であり、そこにこそそうなるためのキモが潜んじゅうっちゅうことながよ。


地を這うような地味で地道な努力は、一見真っ黒でごつごつしちゅうように見えるけんど、そこから抽出されるもんこそが、華やかな成功者の桜色やっちゅうことながぜよ。



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