2017年03月27日

「東京芸術学舎」の日本酒講座で楽しむ会〈2017〉ぜよ!

3月22日(水)は、ワシらあ9蔵元がオーナーを務める「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「東京芸術学舎」(http://gakusha.jp/tokyo/)の日本酒講座全5回の最終回として、日本酒と料理を楽しむ会〈2017〉が開催されるっちゅうことで、18時ばあにゃあ会場に入ったがやき。
27(1)宝

















 この講座は、ソムリエ・きき酒師でトータル飲料コンサルタントの友田晶子(http://www.akikotomoda.com/)さんが講師を担当されちょって、その最終回にゃあ是非蔵元さんと一緒にその蔵のお酒を楽しみもってお話しを聞ける機会を設けたいっちゅうことで、毎年ワシに依頼がありゆうがよ。
(2)友田さん




 ワシが会場入りしたら、既に「東京芸術学舎」の事務局の方と友田さんが来られちょって、ちくと打ち合わせさいてもうたがやき。


 開会時間の19時にゃあ、日本酒講座の生徒さんらあ10名も集まられ、ワシと友田さんを含めて、楽しむ会のスタートながよ。


 まずは友田さんから開会のご挨拶。
(3)友田さんご挨拶

 続いてはワシから、ちくとご挨拶さいてもうたがやき。


 ほんで、乾杯酒の「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」が配られ、ワシの発声で乾杯し、宴席のスタートながよ。












★乾杯酒:「司牡丹・生鮮酒<春>土州霞酒」(薄にごり純米酒)
(4)霞酒

●前菜7品盛り(卯の花・トンゴロイワシ・鰆酒盗焼き・帆立旨煮・青ノリ薩摩揚げ・出汁巻き玉子・湯葉真丈)

(5)前菜7品盛り
 まずは、このお酒のフレッシュかつフルーティな香りとスムースな飲み口と生命力あふれるピチピチ感に、皆さんニッコリご満悦の表情やったがやき。


 ほんで、ワシから前菜の説明をさいてもうたがよ。


 特に、高知でも珍しいトンゴロイワシのウロコのパリパリ感と独特の身の旨みが大好評やったがやき。


 とにかくどの前菜も、お酒が美味しゅうなって、さらに料理も美味しゅうなるもんやき、杯も箸もいきなり止まらんなって、一気に
盛り上がりだいたがよ。


★「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)
(6)船中八策

●厚切りカツオの塩タタキ

(7)厚切りカツオの塩タタキ

 続いては、「船中八策」とカツオのタタキっちゅう、土佐の最強タッグの登場なながやき。


 まずは、カツオの分厚さに皆さんから感嘆の声が上がり、鮮度抜群のカツオならではの旨みに「美味し〜い!」っちゅう感激の声がアチコチから上がったがよ。


 さらにこの酒の、なめらかに膨らむ味わいと後口の抜群のキレの良さっちゅう、食中酒としての完成度の高さが、カツオの素材そのものの美味しさを下から支えるようにして、ワンランク押し上げてくれるがやき。


 その絶妙な美味しさに、アチコチから感嘆のため息が漏れよったがよ。


★「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)
(8)雫酒

●キャベツと昆布の胡麻酢和え

(9)キャベツと昆布の胡麻酢和え

 お次は、司牡丹最高ランクの大吟醸と、キャベツと昆布の胡麻酢和えの組み合わせながやき。


 まずはこのお酒のこぢゃんと華やかな香りと深い味わいの絶妙なバランスと後口の膨らみの見事さに、アチコチから感動の声が聞こえてきたがよ。


 さらに、この料理と合わせていただきゃあ、もはや皆さん、満面全身至福の表情となり、会話も一層盛り上がること、盛り上がること!


 しかもここで、店長さんからの特別サービスの一品が登場し、一気にヒートアップとなったがやき!



●気仙沼の焼き牡蠣
(10)焼き牡蠣

 ワシゃあ「船中八策」と合わせていただいたがやけんど、牡蠣の独特の風味が見事に引き立ち、美味しさ倍増やったがよ。


 このあたりで、皆さんも一気に大盛り上がりになって、ワシに対する質問らあもガンガン飛び出しだいたがやき。
27(11)宴席風景
















★「きもと純米かまわぬ」(きもと仕込み純米酒)<常温(20℃程度)&ぬる燗(40℃程度)>
(14)かまわぬ

●龍馬の愛した軍鶏鍋(軍鶏すき) 仁淀川山椒添え

27(12)軍鶏鍋(13)軍鶏鍋完成!

 続いては、高知県唯一のきもと仕込み純米酒を、常温と絶妙なぬる燗の2タイプで、この日のメインの軍鶏鍋との組み合わせを楽しんでいただくがよ。


 このお酒の独特の上品な酸味と、幅があり膨らみがあるコクが、濃厚な軍鶏すき鍋の風味とバッチリで、かつ後口は心地ようキレるもんやき、これまた杯も箸も止まらんなるがやき。


 皆さんも、ガンガン飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がり、もはや大宴会のフルオーケストラ状態となったがよ。


 さらにここで、土佐のお座敷遊び、「可杯(べくはい)」のご披露ながやき。


 ワシの音頭で「ベロベロの神様」の唄が歌われ「可杯」遊びが行われ、アチコチにベロベロの神様が降臨し、バカウケの大盛り上がりで、もはやその盛り上がりっぷりは「土佐のおきゃく」状態となったがよ。
(15)可杯・天狗杯イッキ!
















●食事:極上玉丼
(16)極上玉丼

 〆の食事は、軍鶏すき鍋の残った出汁を使うた極上玉丼で、皆さん幸せいっぱいの笑顔の花が咲きまくりとなったがやき。


★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
(17)山柚子搾り

●甘味:柚子シャーベット


 ラストのデザートは、「山柚子搾り」と柚子シャーベットながよ。


 この清々しいばあ爽やかさなデザートとデザート酒に、これまた皆さん大悦びやったがやき。


 こうして22時過ぎばあにゃあ、無事大団円のお開きとなったがよ。


 「東京芸術学舎・日本酒講座」の生徒の皆さん、そして友田さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を以下にご紹介さいてもうて、本日のブログを締めさいていただきます。


●酒蔵の方と一緒に飲めたこと。高知ならではのお話が聞けたこと。とても貴重でした。


●とても楽しい講座でした。ありがとうございます。


●歴史の話に興味を持ちました。


●お料理とお酒との相乗効果に大満足。


●お酒がおいしい〜!


●最高!


●とっても楽しかったです!可杯が特に楽しかったです!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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