2017年03月28日

「ラ・ボンバンス」の春のコース<2017>は絶品ぜよ!

3月23日(木)は前日に引き続き東京で、まず昼間は日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの方々と打ち合わせしたり、たまっちゅう事務仕事や原稿書きあをして、1日が終わったがやき。


 ほんでその晩は18時から、予約の取れん大人気日本料理の名店「ラ・ボンバンス」(http://www.bombance.com/)さんにて、某方らあと打ち合わせを兼ねて飲んだがよ。
(1)ラ・ボンバンス

 ちなみに「ラ・ボンバンス」さんは、ズ〜ッとミシュランで1ツ星を取り続けゆう名店ながやけんど、その料理の美味しさと日本酒との抜群の相性の良さは、ワシから言わせりゃあ三ツ星ながやき。


 まあけんど、さらに予約が取れん店になってしもうたら困るき、もうこれ以上星を取ってもらいとうないっちゅうんが実は本音ながよ。


 まずはスパークリングワインで乾杯し、前菜の「スプリングロール」をいただいたがやき。







●スプリングロール
(2)スプリングロール

 カニのクリームムースにイカが入っちゅう春巻き風の料理やって、さらに春キャベツ・ワラビ・ウルイ・フキノトウらあが絶妙なアクセントになっちょって、まさに春らしい風味が匂い立つような前菜で、まっこと美味しかったがよ。


●アサリとフキの茶碗蒸し
(3)茶碗蒸し

 フキの生命力あふれる苦みとアサリの旨みが、卵のナチュラルな甘みによって見事に調和しちょって、これまた美味しかったがやき。


 また、ここで「ラ・ボンバンス」の岡元料理長さんがいらっしゃり、ちくと打ち合わせをさいてもうたがよ。











 全国の地酒名酒を使うたチョコレートボンボンを試作中とのことで、ちくと試作品をいただいたり、打ち合わせさいてもうたりしたがやき。
(4)チョコレートボンボン

●よだれ鶏・フォアグラおこわ・揚げ白魚・空豆天ぷら
(5)よだれ鶏・フォアグラおこわ等

 まず、中華のよだれ鶏とフォアグラおこわがまっこと絶品で、スパークリングワインが進むこと、進むこと!


 揚げ白魚と空豆天ぷらは、「司牡丹・船中八策」(超辛口・純米酒)を注文し、この酒と合わせていただきゃあ、これまた絶品で、ナンボやちお酒が進んでしまうがよ。










●ハマグリお椀
(6)はまぐりお椀

 ハマグリの出汁の旨みにホタテ真丈の旨みが加わり、さらに四万十川ノリの独特の風味と蓮根の食感が加わりゃあ、沁みるような幸福感に包み込まれるような美味しさで、当然酒の肴としても最高なもんやき、またまた「船中八策」が進んでしもうたがやき。


●お造り(鯛・海老・イカ)
(7)お造り

 ちくと表面を炙って旨みを増幅さいた鯛のお造りや、海老やイカのお造りを、岩塩でいただきゃあ、素材の旨みが見事に引き立ち、旨いこと旨いこと!


 さらに「船中八策」と合わせりゃあ、お造りの素材そのものの美味しさを、まるで出汁のように下から支えて押し上げてくれるもんやき、美味しさ倍増ながよ。










●筍の炭火枕焼き
(8)筍を炭火枕焼きに(9)筍をカット(10)炭火枕焼きの筍
















 お次の料理は、筍を皮つきのまんま、目の前で炭火で焼いてくれたがやき。


 実は一度湯がいて、さらに蒸した筍を炭火で枕焼きにしゆうっちゅう、大変な手間をかけちゅうがよ。


 この焼きたてのホックホクに出汁醤油をぬっていただきゃあ、そりゃあ旨いの何の!


 まるで芋のような甘みが感じられる筍は、まっこと春を代表する酒の肴で、またまた「船中八策」が飲めてしまうがやき。


●肉サラダ(牛ロース・ナムルサラダ・鶏手羽餃子・タラノメ・ブロッコリー・胡麻だれポン酢)
(11)肉サラダ

 続いての肉サラダは、牛ロースの旨み、ナムルサラダのナチュラル感、鶏手羽餃子のコクらあがまっこと絶品で、これまた箸も杯も止まらんなって、「船中八策」をおかわりしてしもうたばあながよ。


●アンコウ鍋
(12)アンコウ鍋

 お次は、プルップルのアンコウと脳髄に直接響くばあの芳香を放つ出汁の旨みが、これぞ口福っちゅうばあの絶品の美味しさやったがやき。


 イカン!ナンボやち「船中八策」が飲めてしもうて、こりゃまっこと危険ぜよ!










●桜エビご飯(お茶漬け)
(13)土鍋炊き桜エビご飯(14)桜エビご飯

 お食事は、土鍋で炊いた桜エビご飯の登場で、その春らしい香りの良さに感激ながよ。


 ほんでまずはそのまんまでいただいたがやけんど、桜エビの風味が幸せ過ぎるばあ強烈で、旨いこと旨いこと!


 どういてこれほど桜エビらしさが出るがやろかと訊ねてみりゃあ、何と揚げた桜エビと生の桜エビを半々ばあに混ぜて使うちゅうっちゅうがやき。






 2杯目は、お茶漬けにして。
(15)2杯目はお茶漬けに

 これまた桜エビの風味が出汁に溶け出して、こっちもこれまた絶品やって、幸福感が全身を駆け巡っていったがよ。


●白いコーヒー&黒胡麻シャーベット&桜餅
28(16)デザート

 デザートは、ボンバンス名物の白いコーヒーのブランマンジェと黒胡麻シャーベットのゴールデンコンビに、今回は春らしゅう桜餅が加わり、最強トリオになっちゅうがやき。


 しかもこの桜餅、なんと中身はアンコやのうて、カスタードクリームとマカデミアナッツが入っちょって、予想を遥かに凌駕する美味しさで、感動モンやったがよ!

 
 いつもの白いコーヒーの風味も、黒胡麻シャーベットの香ばしい旨みも、やっぱし絶品で、大大大満足の締め括りとなったがやき。


 まっこと、コース全体を通して、これっぱあ見事に生命力あふれる芽吹きの春らしさを美味しさで体感さいてくれ、全身を幸福感で包んでくれる料理店らあて、他にゃあそうはないがよ!


 岡元料理長さん、渡辺料理長さん、そして「ラ・ボンバンス」のスタッフの皆さん、まっこと素晴らしい一時を、ありがとうございましたぜよ!















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司牡丹酒造株式会社

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