2017年05月09日

西土佐の「サコダデザイン」で打ち合わせ&バーベキューぜよ!

 5月1日(月)は、四万十市西土佐の「サコダデザイン株式会社」さんにうかごうて、地デザイナーの迫田さんと打ち合わせやったがやき。


 佐川から車でスタートし、須崎から窪川まで高速道路を使うて、こっからさらに1時間以上かかるっちゅう愛媛県との県境の地域やき、なかなかの遠さながよ。


 途中、四万十町十川じゃあ、雄大な「鯉のぼりの川渡し」も見物することができ、チョビッと観光気分も味わえたがやき。
(1)鯉のぼりの川渡し(2)鯉のぼりの川渡し2
















 15時半過ぎばあにゃあ、「サコダデザイン」さんに到着。
(3)サコダデザイン


 事務所前の木にゃあ、人の顔に見えるようなデザインが施されちょって、昼間やきえいけんど、夜見たらちくと怖いがやないろかのう?
(4)木に人の顔!
















 また、日本バーベキュー協会の関連の仕事もされゆう迫田さんやき、土間にゃあバーベキューコンロがいくつもあって、今晩のバーベキューがまっこと楽しみながよ。
(5)土間にBBQセット

 石釜や昔懐かしいカマドもあって、なかなかえい感じながやき。
(6)石釜(7)カマド

















 ちくとして、高知県中小企業団体中央会の川田さんも到着されたがよ。


 さて、これから迫田さんと川田さんとワシの3人で、「土佐酒ブランド化」事業の打ち合わせながやき。


 今、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう高知県酒造組合じゃあ、迫田さんをナビゲーター兼デザイナーとして「土佐酒ブランド化」事業を推進しよって、その補助金関係らあを川田さんにお願いしちゅうがよ。


 ちなみに「土佐酒ブランド化」事業についちゃあ、「4月4日のブログ」をご参照くださいや。


 さて、3人で1時間ばあ、「土佐酒ブランド化」の今後の流れや方向性等々について打ち合わせしたあたりで、もう1人のお客様、愛媛県西予市宇和町の田力本願株式会社の中野社長さんがいらっしゃったがやき。


 宇和町の若手稲作農家数人で発足した会社で、「田力米」っちゅうブランドのお米を販売されよって、そのお米で「田力」っちゅう日本酒もご近所の蔵元に造ってもらいゆうっちゅうことで、そのお酒を持って来られたがよ。


 もちろんブランド化やデザインは迫田さんながやき。


 ちゅうことで、ワシと川田さんは一先ず宿泊先の「民宿こんぴら」さんにチェックインしに行ったがよ。
(8)民宿こんぴら(9)「民宿こんぴら」の囲炉裏

 1日1組しか宿泊できん農家民宿で、囲炉裏があってなかなか風情があるがやけんど、今回は「サコダデザイン」さんでバーベキューやき、こちらの囲炉裏はまたの機会ながやき。


 川田さんと交代でひとっ風呂浴びて、民宿の女将さんに再び「サコダデザイン」さんまで車で送ってもうたがよ。










 18時15分ばあに「サコダデザイン」さんに到着したら、既に迫田さんと中野社長さんが、バーベキューの炭おこしをされよったがやき。
(10)炭おこし

 バーベキューコンロに炭をくべて、トマトやジャガイモ等々の四万十野菜を入れまくりながよ。
(11)バーベキューコンロ(12)バーベキュースタート
















 さて、4人でまずはビールで乾杯し、「カプレーゼ」をいただいたがやき。
(13)カプレーゼ

 ちくと盛り上がったあたりで、ワシが持ち込まいてもうた「船中八策」(超辛口・純米酒)と「日土人(ひとびと)・生」(永田農法・純米生酒)を注ぎ合うて、あらためての乾杯ながよ。
(14)「船中八策」と「日土人」




 ちなみに「日土人」のラベルデザインも、迫田さんながやき。











 お次は、「田力」の「純米酒」と「荒走り」と「にごり酒」が登場し、みんなあでちくと利き酒さいてもうたがよ。
(15)田力

 ちなみに川田さんも素人たぁいえ、「利き酒大会」で高知県代表となって、全国大会で団体優勝されたっちゅう方やき、その利き酒能力はなかなかのもんながやき。


 ・・・う〜む・・・どのお酒も、なかなかに個性的!


 迫田さんが心配する理由が、よう分かったがよ。


 少のうたち、今主流の鮮度感のある輪郭のハッキリしたお酒じゃあのうて、昔ながらの地酒っちゅう感じながやき。





 けんど、既に製品化されちゅうお酒やき、この個性をどう生かすかっちゅうことに焦点を当て、みんなあで侃々諤々、好き勝手に意見を出し合いもって、「キノコサラダ」らあをいただきもって、飲みまくったがよ。
(16)キノコサラダ

 ひとしきり盛り上がった頃、いよいよ迫田さんがこの日のメインの、四万十川の天然ウナギを出してきたがやき!


 これがタマルカ!デッカイッ!!
(17)巨大な四万十ウナギを持つ迫田さん

 地元のウナギ名人直伝の炭火焼きで、迫田さんがジックリと焼き上げていくがよ。














 川のもんは皮から焼くっちゅうけんど、四万十ウナギは皮から焼いたら、身が盛り上がらんっちゅうことで、身から先に焼くっちゅうがやき。
(18)身から焼く(19)縮んで身が盛り上がるウナギ

 次に引っくり返して皮を焼きゃあ、確かに見る見るうちにギューッと縮みだいて、身がモリモリ盛り上がっていくがよ。













 タップリのウナギの脂が炭火で焼ける芳ばしい匂いが漂いだいて、川田さんも大悦びながやき。
(20)川田さん大悦び

 約30分近うかけて、迫田さんがジックリと焼き上げた四万十ウナギの白焼きは、こりゃまっこと旨そうながよ。
(21)焼き上がり間近のウナギ(22)ウナギを楽しそうに焼く迫田さん

















(23)天然四万十ウナギ白焼き焼き上がり(24)ウナギ白焼きを切る
















 ザクッザクッと芳ばしい音をたてて切り分けられ、タップリの練りワサビのみでいただくがやき。
(25)ワサビを乗せていただきます!

 では早速、いっただきま〜す!


 ハフハフ・・・サクッ・・フワッ・・・ウマウマッ!


 自らの持っちゅう脂で焼けた天然のウナギそのものの上品な芳ばしさと凝縮された旨みが、練りワサビでグッと引き立ち、こりゃまっこと旨いこと旨いこと!


 「船中八策」と合わせていただきゃあ、このお酒がさらにウナギの素材そのものの美味しさを下から支えるようにして引き上げ、さらに美味しさ倍増ながよ!


 脂タップリやに元々サラリと上品な脂分が、このお酒のキレの良さで、清流のようにサラリと流れていき、またウナギが食べとうなる、食べたらまたこのお酒が飲みとうなる・・・交互にやりゃあ止まらんなる美味しさながやき!


 さらに待ってましたのバーベキュー焼きのトマトやジャガイモやタマネギらあが次々と出され、これまたナチュラルで旨いの何の!
(26)バーベキュートマト(27)バーベキューのジャガイモやタマネギ等

 「船中」も「日土人」もガンガン進んで、もはや箸も杯も止まらんなって、会話も弾むこと、弾むこと!














 さらに迫田さんが、ちくと小ぶりの四万十ウナギを、もう2匹焼きだし、さらにさらにウナギの中骨も焼きだいたがよ。
(28)小ぶりのウナギ2匹焼き上がり

 再びのウナギと、カリッと焼き上げた中骨!
(29)ウナギの骨焼き

 ああ・・・こりゃまっこと日本酒が止まらんぜよっ!


 「田力」の純米酒も、いろいろ試しゆううちに、湯煎で43℃のぬる燗にして、それをチビチビやりゆう間に、体温レベルの36℃ばあになったあたりでいただきゃあ、かなり美味しゅういただけることが判明!









 さらに迫田さんがバーベキューで焼き上げた四万十ナマズが登場したがやけんど、その野趣あふれるコクと旨みが、このぬる燗の「田力」と合わせりゃあ、互いが見事に引き立て合うて、まっこと絶品やったがやき!
(30)四万十ナマズ

 中野社長さんも、その絶妙な美味しさに、大感激やったがよ!


 ・・・さらにその後も、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったようながやけんど、ワシゃあ残念ながらこのあたりから、ほとんど記憶がないがやき。


 23時ばあに、再び民宿の女将さんが車でお迎えに来てくださり、民宿まで戻ったらしいがやけんど、ほとんど覚えてないがよ。


 いずれにしたち、迫田さん、川田さん、中野社長さん、まっこと楽しい時間をご一緒さいていただき、ありがとうございました!感謝感謝ぜよ!















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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