5月11日(木)は17時前ばあに、まずはワシが理事長を務めさいてもらいゆう、高知県酒造組合の事務所に行って、ちくと事務局の秋久さんと、打ち合わせらあをしたがやき。
ほんで、18時15分ばあに、ワシゃあ「かもん亭」さんにうかがわいてもうたがよ。
こちらにて、18時半待ち合わせで宴会ながやき。
先月東京にて開催された、「日本の酒と食の文化を守る会」主催の「風流花見の宴」(「4月6日」のブログ参照)にて小学舘の小野編集長さんが、「来月作家の方と高知にうかがいます!いいお店を紹介してください。」っちゅうことで、「そりゃあ是非ワシがご案内さいていただきます!」っちゅうことになったがよ。
ほんで、「かもん亭」さんを予約さいてもうたがやき。
小野編集長さんのお連れは、かの池波正太郎さんの最後のお弟子さんで、酒や食に関する文筆活動をされゆう佐藤隆介先生と、その息子さんの彈さんで、また小野編集長さんが仲良しやっちゅうことで、「土佐御苑」さんの横山広大さんも加わり、ワシも含めて5人での宴席やったがよ。
まずは生ビール・・・佐藤先生は最初から日本酒、「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)・・・で乾杯し、つきだしのポテトサラダやイワシの照り焼きらあをいただきもって、スタートしたがやき。
ほんで、「チャンバラ貝」や、「ウルメイワシ・カツオ・ネイリの刺身」が登場したき、ワシらあも「船中・生酒」にスイッチし、再度の乾杯ながよ。
ワシが佐藤先生に「ウルメイワシの刺身は食べたことありますか?」っちゅうたら、サスガの食通、「もちろん。高知で。」とのこと。
けんど、そりゃあ10年ばあ前のことやっちゅうことで、あらためていただくウルメイワシの刺身のプリップリの美味しさに、感動していただけたがやき。
もちろんカツオの刺身も、ネイリの刺身も、鮮度抜群の絶品やって、皆さん大悦びやったがよ。
さらに、「カツオの塩タタキ」も登場し、これまた絶品で、「船中・生酒」と交互にやりゃあ、箸も杯も止まらんなるがやき。
さらにさらに、「新玉葱とホタテのかき揚げ」、「ハチキン地鶏の塩焼き」、「ナマコ酢」、「ハムカツ」らあをいただきもって、「船中・生酒」を酌み交わしゃあ、会話も盛り上がること盛り上がること!
特に佐藤先生のお酒のペースが早いもんやき、ワシも連られてしもうて、ガンガン飲んでしもうたがよ。
佐藤先生の食に関するお話も、こぢゃんと多岐にわたり、まっこと面白かったがやき。
お次に登場した「ヤケドの一夜干し」は、サスガの佐藤先生も食べたことがないっちゅうことで、ワシゃあ「ヨッシャ!」のガッツポーズ!
この魚は、ハダカイワシっちゅう深海魚で、陸に上げられたときにウロコがはがれてハダカになってしまうき、それが火傷したみたいなき高知じゃあヤケドっちゅうがよ。
こぢゃんと脂が多いき、一夜干しにしたち、ズッシリと重いがやき。
このヤケドの独特の美味しさにゃあ、佐藤先生も彈さんも小野編集長さんも、大絶賛やったがよ。
しかも、このヤケドの一夜干しが、これまた「船中・生酒」とバッチリで、ナンボやち飲めてしまうがやき。
さらに、「土佐赤牛のワラ焼き」と、〆にゃあ「かもん亭」名物の「ウルメのバッテラ」の登場ながよ。
土佐赤牛の赤身の旨みがワラで燻され、スモーキーな風味とコクと膨らみが、まっこと絶品やったがやき。
〆の「ウルメのバッテラ」も、佐藤先生も皆さんも初体験やって、そのトロケルような美味しさに、大悦びしていただけたがよ。
佐藤先生、彈さん、小野編集長さん、そして広大さん、まっこと楽しい一時をご一緒さいていただき、ありがとうございましたぜよ!
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