5月16日(火)は、かつてワシがこぢゃんとお世話になったマーケティング界の巨星、故・水口健次先生のお仲間を中心とした36名の皆さんと、18時から「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「旬と日本酒・輝きの会」<初鰹と司牡丹を楽しむ会・2017・夏>やったがやき。
水口先生がお元気やった頃、ワシらあ蔵元が各地で主宰する「旬どき・うまいもの自慢会」をこぢゃんと応援していただき、また会の命名者も水口先生やったがよ。
ほんで8年ばあ前に、東京で初の開催となる「旬どき・うまいもの自慢会in東京」(「2009年7月27日」のブログ参照)を、こちらの「宝」にて開催したこともあったがやき。
その際にご参加いただいちょった水口先生のお仲間の皆さんから、またあんな美味しいお料理と美味しいお酒の会を、是非開催してほしいっちゅうご要望をいただき、まずは3年前の5月に「宝」にて「初鰹と司牡丹の会」(「2014年5月15日」のブログ参照)を開催し、続いて一昨年10月に「戻り鰹と司牡丹の会」(「2015年10月30日」のブログ参照)を開催し、昨年は6月に「初鰹と司牡丹の会」(「2016年6月14日」のブログ参照)、11月に「天寿とハタハタ・司牡丹と戻り鰹の会」(「2016年11月8日」のブログ参照)を開催し、今回に至るっちゅう経緯ながよ。
ちなみに昨年秋の会の際に、水口先生が晩年提唱されよった「ディライト・マーケティング」から、「旬と日本酒・輝きの会」っちゅう名称が正式に決まり、水口先生のお弟子さんである吉川京二さんが会長にご就任されたがやき。
会のメンバーは、ブリヂストン、NEC、京王プラザホテルらあの有名企業のOBの皆さんっちゅうお歴々が中心で、酒通・食通の方々だらけやろうき、気合いも入るっちゅうもんながよ。
まずはワシゃあ17時ばあに「宝」に入り、ちくと準備や打ち合わせをしたがやき。
同じ頃、今回の呼び掛け人でもある、かつて水口先生の元でワシらあの事務局をご担当いただきよった澤田さんがいらっしゃり、ちくと打ち合わせをしたがよ。
昨年秋以来およそ半年ぶり、ご無沙汰しちょります!
ほんで次々とお客様がいらっしゃり、18時ちょい過ぎにゃあ開会ながやき。
まずは澤田さんの司会にて開会し、吉川会長さんから開会のご挨拶をいただき、ほんでワシからご挨拶さいてもうて、「司牡丹・夏純吟」が注がれ、このお酒で乾杯して開宴となったがよ。
★乾杯酒:「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)
そのフルーティな芳香とフレッシュで爽やかな微々微々炭酸の心地良さに、アチコチから「おいし〜い!」っちゅう感動の声が上がったがやき。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●前菜:チャンバラ貝の旨煮 トンゴロイワシの竜田揚げ 天豆の酒盗クリーム和え 蛤真丈の新生姜餡かけ 里芋の四万十ノリ和え 司牡丹の「食べる酒粕」
続いては、土佐の食材を使うた前菜と、大型新商品の「司牡丹・維新の里」の登場ながよ。
このお酒の「香り」「膨らみ」「キレ」の三拍子揃うた美味しさと前菜の珍味の数々がまっことバッチリで、皆さん大悦びやったがやき。
特に、「司牡丹・食べる酒粕」の美味しさとお酒との相性の良さにゃあ、「どこで売りゆう?」っちゅう質問が殺到したばあながよ。
★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
●鮮魚:一本釣り初鰹のワラ焼き塩タタキと足摺レッドのスライス
いよいよ待ってましたの、昨日の朝まで活きちょった鮮度抜群の初鰹のワラ焼き塩タタキと、「船中・零下」の最強タッグが登場!
その組み合わせのあまりの絶妙な美味しさは、全員の方々から大絶賛やって、鰹もお酒も進むこと進むこと!
土佐清水の永田農法・赤タマネギ「足摺レッド」の美味しさと鰹との相性も最高やって、何人かから「鰹のオカワリが欲しい!」っちゅう声も上がったがやき。
★「きもと純米かまわぬ」(きもと仕込み純米酒)〈ぬる燗〉
●焼物:土佐赤牛の炙り焼き グリル野菜添え
お次は、近年大人気で幻になるつつある土佐赤牛の炙り焼きで、そのヘルシーな赤身肉の旨みは、これこそ牛肉本来の美味しさながよ。
そこに高知県唯一のきもと仕込みのぬる燗を合わせりゃあ、このお酒の幅のあるコクと上品な酸味が、一層この赤身肉の美味しさを引き立ててくれるがやき。
★特別出品:「司牡丹・大吟醸 黒金屋(くろがねや)」(金賞出品酒・大吟醸原酒)
●冷菜:長太郎貝の冷やし茶碗蒸し
続いては、長太郎貝の冷やし茶碗蒸しと、本年度全国新酒鑑評会に出品されて最高位金賞を受賞する予定(あくまで予定!)の大吟醸が登場!
長太郎貝の磯の風味あふれる旨みと、このお酒の華やかな芳香となめらかな味わいが見事に調和する品格ある組み合わせに、またまた皆さん大絶賛やったがよ。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)〈常温〉
●揚物:ウツボの唐揚げとミョウガのコロッケ
お次は、コラーゲンたっぷりで高知県名物のウツボの唐揚げと、日本一の生産量を誇る高知県産ミョウガのコロッケに、吉田茂首相も愛飲された「豊麗司牡丹」の組み合わせながやき。
大吟醸の後の純米酒やに、酒と食の組み合わせがバッチリなもんやき、こぢゃんと美味しゅう感じていただけたようで、皆さんから感嘆の声をいただけたがよ。
このあたりから、皆さんかなり打ち解け、席を移動されたりして、大盛り上がりとなっていったがやき。
★「船中八策・槽搾り黒」(超辛口・槽搾り純米酒)
●主菜:龍馬の愛したシャモすき鍋
続いては、メインの龍馬の愛したシャモ鍋は、今回はすき焼き風で、合わせるお酒は司牡丹人気ナンバーワン「船中八策」のプレミアムバージョン「槽搾り黒」の登場ながよ。
このお酒がシャモ鍋の様々な素材そのものの美味しさを出汁のように下から支えて押し上げるようで、これまた「美味し〜い!」っちゅう声がアチコチから次々と上がったがやき。
思わず「くぅぅ〜〜っっ!!」っちゅう声が漏れそうなばあ、全身に沁みる美味しさやったがよ。
●食事:極上玉丼
シメのお食事は、鍋の残り汁に卵とご飯を加えた極上玉丼やって、その絶妙な美味しさに皆さん大悦びやったがやき。
★「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●甘味:自家製柚子ゼリー
ラストはデザートとデザート酒で、最初はちくと抵抗があったような男性陣も「こりゃウマイ!」と太鼓判!
とにかく全体のお酒とお料理の組み合わせが絶妙やと、皆さんからこぢゃんとお誉めの言葉をいただけたがよ。
水口先生が亡くなられる直前まで口を酸っぽうして語られよった、ディライト・マーケティング・・・「ワー!嬉しい!ありがとう!」っちゅう実践を、まさにお酒とお料理で表現してくれたっちゅうて、皆さんから大絶賛をいただけたがやき。
気がつきゃあ時間は既に21時半を過ぎちょって、実に3時間半がアッちゅう間に過ぎちょったがよ。
ご参加者の江戸好きイラストレーター、いずみ朔庵さんの「初鰹」のお話と、「一目上がり」っちゅう縁起のえい中締めにて、無事お開き。
皆さん、ちくと千鳥足で、満面全身満開笑顔で、まっこと嬉しそうに帰路に尽かれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、呼び掛け人の澤田さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部を以下にご紹介さいていただき、今回のブログを締め括らいていただきます。
●おいしかった、楽しかったです!カツオをもう少し頂きたかったです。
●おいしいお酒とお料理、サイコー!!特別なお酒を飲めて楽しい。
●社長のホスピタリティにはいつも感激!司牡丹さんのお陰で高知が好きになりました。
●美味しくて、美味しくて、ふるえる〜!
●こんなにおいしいお酒と料理は、飲み食べしたことありません。
●大満足で、楽しく、おいしかったです。
●料理とお酒がとてもよく合います。感激です。
●水良し、酒良し、酒肴良し。
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司牡丹酒造株式会社