2017年05月24日

高知県大躍進!「SAKE COMPETITION 2017」予審通過銘柄公開ぜよ!

 5月19日(金)は、まず午前中の10時ばあから馬喰町の日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社にて、企画部の田村副部長さんと、ちくと秘密のキャンペーンについての打ち合わせをさいてもうたがやき。


 ほんでその後は浅草に向こうて早めの昼食を済まいて、11時45分ばあに「東京都立産業貿易センター台東館」6階にて開催中の、「SAKE COMPETITION 2017」予審通過銘柄公開きき酒に参加さいてもうたがよ。


 ちなみに「SAKE COMPETITION」(http://sakecompetition.com/)たぁ、東京の「はせがわ酒店」(http://www.hasegawasaketen.com/)さんらあを中心に毎年この時期に開催されよって、その出品数は毎年1000点を超えるっちゅう、世界最大唯一の市販日本酒の審査会ながやき。


 ほんで、今年の「SAKE COMPETITION 2017」は、この前々日の5月17日(水)に予審会が行われ、前日の18日(木)にゃあ勉強会が行われ(「5月22日」のブログ参照)、この19日(金)の朝から審査員の先生方による決審会が行われよって、全員の審査が終わった部門から、隠しちゅう包装が除かれて銘柄が明らかになり、出品しちゅう蔵元らあが先着順できき酒することができるがよ。


 さてワシが会場に入った時にゃあ、既に「純米酒部門」の審査は終了しちょって、全国の日本酒蔵元や杜氏や醸造担当者の方々らあが、既にきき酒をスタートさせちょって、順番待ちの行列がズラリやったがやき。
(1)会場に人人人(2)きき酒に行列(3)きき酒に行列2
















 ちなみに「純米酒部門」は、448点の出品があり、予審通過はこのうちの176点やったっちゅうき、予審たぁいえ上位39%やっちゅうことやき、これに残っただけやち立派なもんやっちゅうことながよ。


 さて、行列に10分ばあ並んで、いよいよワシにもきき酒の順番が回ってきたがやき。
(4)きき酒風景(5)きき酒風景2(6)きき酒風景3

















 昨年から、グルコース別審査を導入しちょって、まずはグルコースの低い甘味の少ない辛口タイプをきき酒してから、その後でグルコースの高い甘口タイプをきき酒するっちゅうやり方ながよ。


 ワシも、まずグルコースの低い辛口タイプから、きき酒をスタートしたがやき。


 ちくときき酒しよったら、見覚えのあるラベルが見えてきたやいかっ!


 まず高知県最初の登場は、今年の大型新商品「司牡丹・維新の里」(純米酒)やって、まっこと嬉しいかぎりながよ。
24(7)維新の里

 しかも、周りにゃあ精米歩合50%じゃあっちゅう純米酒がゴロゴロしゆう中で、65%の精米歩合での予審通過は、こりゃなかなか凄いことながやき。


 その後にゃあ、高知県蔵元が次々と登場!


 司牡丹ももう1点、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)が残っちょったがよ。
24(8)船中ひやおろし

















 審査にゃあ不利とされちゅう超辛口での予審通過は、これまたなかなか大したもんながやき。


 結局「純米酒部門」じゃあ、「司牡丹」2点、「酔鯨」2点、「土佐しらぎく」2点、「文佳人」3点、「豊能梅」1点、「美丈夫」3点の、6蔵元13点が予審通過やっちゅう、素晴らしい結果やったがよ。
(9)きき酒風景4

 お次は、最激戦の「純米吟醸部門」ながやき。


 こちらの「純米吟醸部門」は、今回518点の出品があり、予審通過はこのうちの173点やったっちゅうき、予審通過は上位33%っちゅう最も厳しいもんになっちょって、残念ながら司牡丹は、この部門にゃあ残ることができざったがよ。


 けんど他の高知県蔵元がこぢゃんと頑張ってくれちょって、嬉しいかぎりながやき!


 結局「純米吟醸部門」じゃあ、「亀泉」2点、「土佐鶴」1点、「豊能梅」3点、「文佳人」1点、「土佐しらぎく」5点、「安芸虎」2点、「美丈夫」2点、「酔鯨」1点、の、8蔵元17点が予審通過やっちゅう、これまた素晴らしい結果やったがよ。


 お次は、最高品質勝負の「純米大吟醸部門」ながやき。


 「純米大吟醸部門」は、414点の出品があり、予審通過はこのうちの158点やったっちゅうき、予審通過は上位38%っちゅう、こちらもなかなかの狭き門やったがよ。


 こちらの部門は、まずは昨年堂々の「ゴールド」第2位に輝いた、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)が登場し、こぢゃんと嬉しかったがやき。
(10)司牡丹・雫酒

 さらにお次は、司牡丹の吟醸酒の原点、「デラックス豊麗司牡丹」(純米大吟醸原酒)も登場し、さらに笑みがこぼれたがよ。
(11)デラックス豊麗司牡丹

 結局「純米大吟醸部門」じゃあ、「司牡丹」2点、「美丈夫」3点、「土佐しらぎく」1点、「亀泉」1点、「豊能梅」1点の、5蔵元8点が予審通過やっちゅう、これまたなかなかの結果やったがやき。


 お次は、アル添OK部門の「吟醸部門」で、こちらは、196点の出品があり、予審通過はこのうちの70点やったっちゅうき、予審通過は上位36%っちゅう、こちらもなかなかの狭き門やったがよ。












 結局「吟醸部門」じゃあ、「文佳人」1点、「土佐しらぎく」1点、「豊能梅」1点の、3蔵元3点が予審通過やっちゅう、これまた悪うない結果やったがやき。
(12)会場全体風景

 合計してみりゃあ、高知県蔵元の結果は、12蔵元が出品し、そのうちの9蔵元の41銘柄が予審通過っちゅう、素晴らしい成績やったがよ!


 さあ、あとは決審の結果ながやき!


 5月末頃にゃあ、各部門上位入賞酒の銘柄(順位は未発表)が発表になり、6月5日(月)にゃあ、各部門上位約10%の「シルバー」受賞酒と、上位約10銘柄の「ゴールド」受賞酒が発表になる、「表彰式」と「授賞パーティ」が開催される予定ながよ。


 昨年以上に高知県蔵元の大量上位入賞が、こぢゃんと期待されるがやき!


 さて、全577点の予審通過酒をワシがきき酒し終えたがは14時を過ぎちょって、ちくとフラフラになっちょったがぜよ。
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社

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この記事へのコメント
司牡丹は勿論のこと、豊能梅も多数、素晴らしぃ。近所の中野区鷺宮の酒販店で、若手が修行中との事。近々覗いてみよう。
Posted by 高木秀道 at 2017年05月25日 13:11
高木さん、コメントありがとうぜよ!
また、司牡丹に、土佐酒に、お誉めの言葉
をいただき、重ねて御礼申し上げますぜよ!
Posted by 竹村昭彦 at 2017年05月26日 17:36