5月19日(金)は、まず午前中の10時ばあから馬喰町の日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんの本社にて、企画部の田村副部長さんと、ちくと秘密のキャンペーンについての打ち合わせをさいてもうたがやき。
ほんでその後は浅草に向こうて早めの昼食を済まいて、11時45分ばあに「東京都立産業貿易センター台東館」6階にて開催中の、「SAKE COMPETITION 2017」予審通過銘柄公開きき酒に参加さいてもうたがよ。
ちなみに「SAKE COMPETITION」(http://sakecompetition.com/)たぁ、東京の「はせがわ酒店」(http://www.hasegawasaketen.com/)さんらあを中心に毎年この時期に開催されよって、その出品数は毎年1000点を超えるっちゅう、世界最大唯一の市販日本酒の審査会ながやき。
ほんで、今年の「SAKE COMPETITION 2017」は、この前々日の5月17日(水)に予審会が行われ、前日の18日(木)にゃあ勉強会が行われ(「5月22日」のブログ参照)、この19日(金)の朝から審査員の先生方による決審会が行われよって、全員の審査が終わった部門から、隠しちゅう包装が除かれて銘柄が明らかになり、出品しちゅう蔵元らあが先着順できき酒することができるがよ。
さてワシが会場に入った時にゃあ、既に「純米酒部門」の審査は終了しちょって、全国の日本酒蔵元や杜氏や醸造担当者の方々らあが、既にきき酒をスタートさせちょって、順番待ちの行列がズラリやったがやき。
ちなみに「純米酒部門」は、448点の出品があり、予審通過はこのうちの176点やったっちゅうき、予審たぁいえ上位39%やっちゅうことやき、これに残っただけやち立派なもんやっちゅうことながよ。
さて、行列に10分ばあ並んで、いよいよワシにもきき酒の順番が回ってきたがやき。
昨年から、グルコース別審査を導入しちょって、まずはグルコースの低い甘味の少ない辛口タイプをきき酒してから、その後でグルコースの高い甘口タイプをきき酒するっちゅうやり方ながよ。
ワシも、まずグルコースの低い辛口タイプから、きき酒をスタートしたがやき。
ちくときき酒しよったら、見覚えのあるラベルが見えてきたやいかっ!
まず高知県最初の登場は、今年の大型新商品「司牡丹・維新の里」(純米酒)やって、まっこと嬉しいかぎりながよ。
しかも、周りにゃあ精米歩合50%じゃあっちゅう純米酒がゴロゴロしゆう中で、65%の精米歩合での予審通過は、こりゃなかなか凄いことながやき。
その後にゃあ、高知県蔵元が次々と登場!
司牡丹ももう1点、「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米原酒)が残っちょったがよ。
審査にゃあ不利とされちゅう超辛口での予審通過は、これまたなかなか大したもんながやき。
結局「純米酒部門」じゃあ、「司牡丹」2点、「酔鯨」2点、「土佐しらぎく」2点、「文佳人」3点、「豊能梅」1点、「美丈夫」3点の、6蔵元13点が予審通過やっちゅう、素晴らしい結果やったがよ。
お次は、最激戦の「純米吟醸部門」ながやき。
こちらの「純米吟醸部門」は、今回518点の出品があり、予審通過はこのうちの173点やったっちゅうき、予審通過は上位33%っちゅう最も厳しいもんになっちょって、残念ながら司牡丹は、この部門にゃあ残ることができざったがよ。
けんど他の高知県蔵元がこぢゃんと頑張ってくれちょって、嬉しいかぎりながやき!
結局「純米吟醸部門」じゃあ、「亀泉」2点、「土佐鶴」1点、「豊能梅」3点、「文佳人」1点、「土佐しらぎく」5点、「安芸虎」2点、「美丈夫」2点、「酔鯨」1点、の、8蔵元17点が予審通過やっちゅう、これまた素晴らしい結果やったがよ。
お次は、最高品質勝負の「純米大吟醸部門」ながやき。
「純米大吟醸部門」は、414点の出品があり、予審通過はこのうちの158点やったっちゅうき、予審通過は上位38%っちゅう、こちらもなかなかの狭き門やったがよ。
こちらの部門は、まずは昨年堂々の「ゴールド」第2位に輝いた、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)が登場し、こぢゃんと嬉しかったがやき。
さらにお次は、司牡丹の吟醸酒の原点、「デラックス豊麗司牡丹」(純米大吟醸原酒)も登場し、さらに笑みがこぼれたがよ。
結局「純米大吟醸部門」じゃあ、「司牡丹」2点、「美丈夫」3点、「土佐しらぎく」1点、「亀泉」1点、「豊能梅」1点の、5蔵元8点が予審通過やっちゅう、これまたなかなかの結果やったがやき。
お次は、アル添OK部門の「吟醸部門」で、こちらは、196点の出品があり、予審通過はこのうちの70点やったっちゅうき、予審通過は上位36%っちゅう、こちらもなかなかの狭き門やったがよ。
結局「吟醸部門」じゃあ、「文佳人」1点、「土佐しらぎく」1点、「豊能梅」1点の、3蔵元3点が予審通過やっちゅう、これまた悪うない結果やったがやき。
合計してみりゃあ、高知県蔵元の結果は、12蔵元が出品し、そのうちの9蔵元の41銘柄が予審通過っちゅう、素晴らしい成績やったがよ!
さあ、あとは決審の結果ながやき!
5月末頃にゃあ、各部門上位入賞酒の銘柄(順位は未発表)が発表になり、6月5日(月)にゃあ、各部門上位約10%の「シルバー」受賞酒と、上位約10銘柄の「ゴールド」受賞酒が発表になる、「表彰式」と「授賞パーティ」が開催される予定ながよ。
昨年以上に高知県蔵元の大量上位入賞が、こぢゃんと期待されるがやき!
さて、全577点の予審通過酒をワシがきき酒し終えたがは14時を過ぎちょって、ちくとフラフラになっちょったがぜよ。
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社