5月20日(土)は、東京国際フォーラムの「酒蔵レストラン 宝」(http://r.gnavi.co.jp/g107805/)にて、「東京・オトゴチ団員の集い」〈第15回〉やったがぜよ。
「オトゴチ」っちゅうんは、司牡丹発行の無料の情報紙「土佐発・オトナノ御馳走」(隔月刊)の略称ながよ。
この情報紙の読者は、皆さん「オトゴチ団員」っちゅうことで、ありがたいことに全国に5000人ばあおられるがやき。
ほんで、東京(とその近郊)の団員さんは特に多いき、年に1回この時期に東京にて、団員さんの集いを開催して15年になるっちゅうわけながよ。
ちなみにこの無料情報紙「オトゴチ」をご希望の方は、下記をご覧くださいや。
http://www.tsukasabotan.co.jp/jouhou/magazine_j.html
さて、今回も過去最高満席ビチビチの128名の皆さんにご予約をいただき、キャンセル待ちも20人ばあおられたっちゅうことで、ワシと営業の佐野君の2人で、16時ばあから入って、準備や打ち合わせらあをしたがやき。
キャンセル待ちで入れざった皆さん、まっこと申し訳ございませんでしたぜよ!
開宴時間の30分前の17時半ばあから、ぼちぼち団員の皆さんやご同伴の皆さんが集まり始めたがよ。
「宝」の全フロアと別室や個室も全て含めての丸ごと貸し切りっちゅうんは、この会がスタートして3年前が初めてやったがやけんど、これで4年連続丸ごと貸し切りっちゅうことで、まっことありがたいことながやき。
けんど、だいたい皆さん開会時間直前にいらっしゃるもんやき、受付前にズラリ行列ができてしもうたがよ。
「酒蔵レストラン」の前に大行列ができちゅうことに、通りを行く人らあはビックリして振り向かれよったがやき。
皆さん、お待たせしてしもうて、まっこと申し訳ございませんでした!
さて18時ちくと過ぎにゃあ、何とか開会。
まずはオトゴチ団長のワシのご挨拶で、なにしろ過去最高人数の会となったき、さすがにグラスや取り皿が少ないことや、行き届かん点も多々あるかもしれんけんど、ご容赦くださいやっちゅうて、お願いもさいてもうたがよ。
続いて、今年は龍馬さんが「船中八策」を語ってから150年っちゅう節目の年やっちゅう話らあをさいてもうて、今回は司牡丹から営業の佐野君がお手伝いに来てくれちゅうきご紹介さいてもうて、その後は乾杯酒の「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)の説明らあをちくとさいてもうて、そのお酒のラベルデザインが花火柄なもんやき、ケイティ・ペリーの「ファイアーワーク」(花火)の曲で入場ながやき!
ほんで、このお酒をみんなあがグラスに注ぎ終えたがを見計ろうて、ワシの発声にてみんなあで声高らかに乾杯したがよ。
★乾杯酒:「司牡丹・夏純吟」(純米吟醸酒)〈発売前の早出し商品!〉
華やかな香りと微々微々発泡のほのかな炭酸が鮮烈で、かつ口中で甘みが膨らみ、かつ後口のキレが爽やかで、まっこと夏らしい美味しさながやき。
アチコチから、「美味し〜い!」「爽やか〜っ!」っちゅう感嘆の声が聞こえてきたがよ。
★「司牡丹・純米生酒(通称『裏生』)」(純米生酒)
●皿鉢:チャンバラ貝旨煮 トンゴロイワシの竜田揚げ 天豆の土佐和え 蛤真丈の新生姜餡掛け 里芋の四万十ノリ和え 「司牡丹・食べる酒粕」とファーム・ベジコの日本一の胡瓜
続いては、既に前菜の皿鉢盛りが出されちょったもんやき、すぐに次のお酒の登場ながやき。
次のお酒は、一昨年司牡丹の夏の生酒に予想以上に注文が殺到し、全然足りんなりそうなっちゅうことで、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部から直接ウチの杜氏に「まだ他の生酒はあるか?」っちゅうて連絡が入り、そっから商品化されるっちゅう裏ルートを通っての商品化やき、鏡に映したみたいにロゴが裏返っちゅうデザインになり、通称「裏生」っちゅうことで発売された、珍しいタイプの商品ながよ。
ちゅうことで、ウラつながりで選曲さいてもうて、坂本龍一さんの「ウラBTTB」より、「エナジーフロー」で入場ながやき。
このお酒のフレッシュピチピチで軽快でなめらかな旨みが、各珍味類の美味しさをバッチリ引き立ててくれ、いきなり箸も杯も止まらんなるっちゅうもんながよ。
皆さんも、その組み合わせの妙に満面笑顔となって、一気に大盛り上がりとなっていったがやき。
特に、「食べる酒粕」とファーム・ベジコの日本一の胡瓜が、「こりゃあ旨い!」と大絶賛やったがよ。
そっから後は、ワシと佐野君とで、早速アチコチ回らいてもうて、どこに行ったち大盛り上がりとなったがやき。
★「船中八策・零下生酒」(超辛口・純米生酒)
●造り:一本釣り日戻りワラ焼き生・初ガツオの塩タタキと永田農法「足摺レッド」(赤玉葱)のスライス
さあいよいよ皆さん心待ちの、「初鰹の塩タタキ」+「足摺レッド」と「船中八策・零下生酒」が、「龍馬伝」のBGMとともに登場ながよ!
獲れたての初鰹の塩タタキの鮮度抜群の旨み、「足摺レッド」の甘み、さらにそこに「船中八策・零下生酒」の軽快な旨みとなめらかな膨らみと抜群のキレが加わりゃあ、その美味しさはもはや天下無敵の最強タッグ!
どこのテーブルも、アッちゅう間に鰹のタタキの皿はカラになり、「船中八策・生」の瓶もカラになっていったがやき。
ほんで、あちこちから「やっぱり美味しい!」「最高っ!」っちゅう大絶賛の声が聴こえてきたがよ。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●ファームベジコ野菜の酒盗豆腐ソースサラダ(赤水菜、フェンネル、ケール、紫ケール、バジル、ルッコラ)
続いては「維新の里」やき、維新の志士の清廉な心と野生的な力強さからちくと無理矢理こじつけて、「ビューティー&ザ・ビースト」(美女と野獣)、アリアナ・グランデ&ジョン・レジェンドバージョンでの入場ながやき。
この酒の、「香り」「膨らみ」「キレ」の三拍子揃うた美味しさに、皆さん一気に満面笑顔になったがよ。
ほんで、鮮度抜群で個性豊かなベジコ野菜の素材そのものの美味しさを、まっこと下から支えて押し上げるようにして、この酒が美味しさを倍増さいてくれるがやき。
さて、続いてはいよいよ、お待たせしましたの「大吟醸斗瓶囲い」が登場ながよ!
まずはこの酒にて、本年も全国新酒鑑評会最高位金賞を受賞しましたっちゅう報告をさいてもうて、万雷の拍手喝采をいただいたがやき。
ほんで、「斗瓶囲い」について詳しゅう解説さいてもうた後、荘厳な雅楽の調べとともに、スタッフ2人に抱えられた「斗瓶囲い」がシズシズと入場し会場を練り歩きゃあ、皆さん狂喜乱舞して写メを撮りまくりとなったがよ。
全てのお席、全てのお部屋を回ったがやけんど、どこでもまるで人気アイドルのサイン会かと思うばあの、歓声とシャッター音で盛り上がりまくりやったがやき。
★特別出品:「司牡丹・大吟醸斗瓶囲い」(大吟醸原酒・本年度全国新酒鑑評会最高位金賞受賞酒)〈非売品〉
●四方竹とイタドリのたっぷりシラスの煮おろし
その後、この「大吟醸」は、カラフェらあに注ぎ分けられ、皆さんのテーブルに配らいてもうたがよ。
その酒を口に含みゃあ、その芸術的な高貴な香りと比類無きまろやかさで豊かに膨らむ味わい、見事なバランスの良さに、アチコチから感動のため息が漏れよったがやき。
シラスの煮おろしと合わせていただきゃあ、元々旨いもんが、さらにワンランク美味しさがアップしたかのように感じたがよ。
★「豊麗司牡丹」(純米酒)<常温>
●ゴルゴンゾーラのクリームコロッケ
お次の酒は、この酒をこよなく愛した高知県出身の吉田茂首相は、ハマキも愛されたっちゅうことで、ハマキっちゅうたらキューバやき、キューバ音楽の傑作「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」にての入場ながやき。
この酒の艶のある香りと豊かでなめらかな旨みとサラリと切れる後口が、ゴルゴンゾーラの風味とバッチリ寄り添うて、旨いこと、旨いこと!
さて続いては、龍馬さんのこよなく愛した軍鶏鍋が登場!
128名分の鍋なもんやき、こりゃなかなか大変ながよ。
★「船中八策・八策ラベル」(超辛口・純米酒)
●龍馬の愛した軍鶏すき鍋
ぼちぼち鍋も煮えた頃、再びの「龍馬伝」のBGMにて、イケメンキャラクター八策(やさく)ラベルの「船中八策」が登場ながやき。
この酒が、軍鶏すき鍋の美味しさを下から支えて押し上げ、グンと引き出し、倍増さいてくれるがよ。
交互にやりゃあ、まっこと箸も杯も止まらんなるがやき!
これぞ口福の極み!
皆さん満面、全身笑顔になって、会場全体がさらにこぢゃんとえい雰囲気に包まれ、大盛り上がりになったがぜよ!
●〆のうどん
お食事は、軍鶏鍋の残り汁を使うたうどんながよ。
軍鶏鍋の出汁がうどんに沁み込んで、旨いこと旨いこと!
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●柚子シャーベット
締め括りにゃあ、名作映画「ララランド」より「エピローグ」のBGMにて、柚子リキュールと柚子シャーベットの登場ながやき。
その爽やかな香りと酸味と甘みは、まっこと大人の組み合わせのデザートながよ。
とにかく皆さん和気あいあいと美味しゅう楽しんでいただけたようで、例年以上にこぢゃんとえい感じに盛り上がった会になったがやき。
ワシも佐野君も、アチコチのお席を回らいてもうて、ニコニコ全身笑顔の皆さんと、美味しい酒を酌み交わしたり、いろんな話題で盛り上がったりで、こぢゃんと楽しまいてもうたがよ。
まっこと皆さん、こぢゃんと楽しそうで幸せそうで、心ゆくまでエンジョイされ、最後まで大盛り上がりやったがやき。
そんなこんなで、気がつきゃあスタートから3時間が経過しちょって、21時過ぎばあにゃあ、当店の木村総店長(兼料理長)と敷波店長から御礼のご挨拶があり、拍手喝采やったがよ。
ほんで、ワシの大学の大先輩でジャーナリストの岩田公雄さんの中〆にて、大団円のお開きとさいてもうたがやき。
今年も、満面笑顔でちくとフラフラしもって帰路につかれる皆さんのお顔が、例年以上にこぢゃんと輝いちょったがよ。
とにもかくにも、ご参加いただきました団員の皆さん、ご同伴の皆さん、まっことありがとうございました!
そして、「宝」のスタッフの皆さん、お疲れ様でした!ありがとうございましたぜよ!
ほいたら、ご参加者の皆さんからいただきましたアンケートの中から、いっつも以上にあふれまくりの悦びの声のほんの一部を、以下にご紹介さいてもうて、今回のブログを締めさいてもらいましょうかのう。
●昨年は少し遅かったので参加できませんでした。今年は参加でき、とても嬉しく思っています。
●この鰹のタタキ(と船中八策のマリアージュ)を食べたら、他で鰹が食べられない!
●お酒、料理はもちろん、音の演出も良かったです。
●素晴らしいイベントです。社長と佐野さんの心意気に感動しました。
●1年の楽しみ!!これから頑張っていける。年度の始まり!いつもありがとう。
●司牡丹は奥が深い。ファンになった。
●とにかく楽しかった。お酒にいちいち出ばやしをつけるあたり、遊び心満載でよろしい!!
●今まで以上にお酒とお料理のコラボレーション及び音楽と間合いが絶妙で、素晴らしかったです。
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司牡丹酒造株式会社