「月に行こうっちゅう目標があったきに、アポロは月に行けたがよ。飛行機を改良した結果、月に行けたわけやないぜよ。」(三木谷浩史)
兵庫県出身の実業家で、楽天(株)の創業者、三木谷浩史(1965〜)さんの言の葉ながやき。
まずは、月に行こうと思わにゃあ、月に行くこたぁできんっちゅうことながよ。
おまさんは本当のところ、どこに行きたいがぜよ?
次に、飛行機を改良し続けたち月に行くこたぁできん、馬車の馬をナンボ鍛えたち自動車のスピードじゃあ走れん、モノの品質アップだけじゃあ真の顧客の喜びは生まれん・・・ちゅうことながやき。
おまさんの一所懸命の努力の方向は、もしかしたら間違うちゅうかもしれんっちゅうことながよ。
つまり、自分が心底行きたい場所、本気で目指したい目標をまずは定め、そこに到るための間違いのない道のりをしっかりと描かにゃあイカンっちゅうことながやき。
素晴らしい目標を掲げながら、しかも一所懸命の努力も続けながら、その努力の方向が間違うちゅうっちゅうパターンは、意外と少のうないがよ。
まずは、月に行こうっちゅうワクワクするような素晴らしい目標が、絶対に必要。
次に、その目標に到達するための不断の努力はもちろん必要やけんど、飛行機をナンボ不断の努力で改良し続けたち、永遠に月にゃあ行けんがやき。
途中で知らん間に方向がブレたりズレたりすることもあるきに、時々努力の方向性の確認をすることは、絶対に忘れちゃあイカンがぜよ。