「釣れんときは魚が考える時間を与えてくれたと思やあえい。」(アーネスト・ヘミングウェイ)
ノーベル文学賞も受賞されちゅうアメリカ合衆国の小説家で詩人の、アーネスト・ヘミングウェイ(1899〜1961)さんの言の葉ながやき。
長い人生、いっつもいっつも魚がよう釣れるたぁ限らんがよ。
誰の人生やち、魚がこぢゃんと釣れて笑いが止まらんときもありゃあ、まったく釣れいで落ち込むときもあるっちゅうもんながやき。
誰の人生やちそうながやとしたら、大事ながは魚がよう釣れゆうときやのうて、魚が釣れんときに、どう考えるかっちゅうことながよ。
魚がよう釣れゆうときは、誰やちハッピーながやき。
けんど魚が釣れんとき、落ち込んだりクサッたりしよったら、「もうヤメたヤメたっ!」っちゅうて自暴自棄になって釣ること自体をやめてしもうたりして、魚が集まって来ちゅうときに気づかんことになってしもうたりするもんながよ。
釣れんときやち落ち込んだりクサッたり、釣ることをやめてしもうたりせんと、「魚が考える時間を与えてくれた」ことをラッキーやと思うて、淡々と釣糸を垂れ続けることができる人が、結局は一生の間で最も多くの魚を釣ることができる人になるっちゅうことながぜよ。