9月14日(木)は、高知県産業振興計画における「土佐酒輸出促進事業」の3年目(平成29年度)として、羽田空港をお昼ばあに出発し、約12時間半かけてパリのシャルルドゴール空港に17時ばあに到着したがやき。
機内じゃあ映画を5本ばあ観たき、ほとんど寝てないまんまの到着で、ちくとシンドかったがよ。
パリの宿泊ホテルにゃあ19時前ばあにゃあ到着し、この日は何ちゃあ仕事はなかったがやけんど、1日先入りされちょった高知県中小企業団体中央会の川田さんから連絡があり、日本人シェフで2ツ星を獲得した、なかなか予約が取れん大人気フランス料理店にてディナーを予約されちゅうっちゅうことで、そこに加えてもらうことになったがやき。
予約は20時からっちゅうことやき、19時半にゃあホテルのロビーにて川田さんと待ち合わせ、お店に向こうたがよ。
高知県中小企業団体中央会の川田課長さん、高知県地産地消・外商課の山本企画監さんと横山主事さん、高知県貿易協会コーディネーターの水谷さん、サコダデザインの迫田さんとワシの、6名でのディナーやったがやき。
お店の名前は「KEI」っちゅうことで、シェフの名前がKei KOBAYASHIさんやきこの店名になったようながよ。
6人でテーブルを囲んで座ったら、まずは妙なナプキンみたいな皿があって、何に使うがじゃろうと思いよったら、何ちゃあ使わんと下げられたがやき。
見せびらかしたかったがじゃろうかのう?
まずは乾杯に、お薦めのロゼシャンパンを注文し、みんなあで乾杯したがよ。
ほいたら最初に、一口サイズのアイスみたいなもんが出てきて、まずはそちらをいただいたがやき。
バジルの風味らあがあって、爽やかやったがよ。
お次は、アミューズの3種盛りで、貝とムースとラビオリやっつろうか、どれも不思議なばあ軽い食感で、まっこと美味しゅうて、ロゼシャンパンが進むこと、進むこと!
ここで本日のメイン食材、17ヶ月以上ドライエイジングで熟成させた熟成牛が紹介され、まっこと旨そうで、待ち遠しいっちゅうもんながやき。
お次のお料理は、パンとオリーブオイルと、キャビア料理が登場ながよ。
これまた美味しゅうて、ロゼシャンパンが進んで進んで、アッちゅう間に1本カラになっちょったがやき。
続いては辛口の白ワインを注文し、お次の料理のサラダが衝撃的やったがよ。
まあ見てちや、この見た目を!
泡のムースの上にゃあまるで盆栽かと思うばあの美しい和のイメージで、野菜が盛り付けられちょったがやき。
さらに泡のムースの下にゃあいろんな味わいのソースが隠れちょって、さらにナッツみたいなもんを振りかけ、全体をよう混ぜていただくっちゅうがよ。
最初の変わったお皿みたいに見せるだけの盆栽かと思いよったに、これが混ぜていただきゃあ、いろんなハーブらあの味わいが複雑にからみおうて、旨いの何の!
これまた白ワインが進みまくりやったがやき。
お次は、フォアグラの料理で、濃厚やにアッサリしちょって、これまた絶品!
辛口の白ワインとフォアグラも、意外にイケることを発見してしもうたがよ。
続いては、白身魚の焼き料理で、皮がパリッパリで中はフンワリで、これまた絶品!
バジル風味の付け合わせらあもあり、お酒が進んで、早くも白ワインがカラになっちょったがやき。
お次は、この後の魚介料理にも肉料理にも合わせられる、アッサリ系の辛口赤ワインを注文したがよ。
ほいたら、お次のオマール海老は、ワラで燻して燻製の風味が付けられちょって、「カメラのご用意を!」っちゅうて、見せにきてくださったがやき。
土佐人は、ワラ焼きタタキが大好きやき、このワラの燻した香りに、みんなあ大感激やったがよ。
しかも、オマール海老が半生のレアで、さらに殻や海老味噌らあから煮出した濃厚ソースとからめりゃあ、こりゃまっこと最強の美味しさながやき!
赤ワインがガンガン進んでしもうたがよ。
けんど、ワシと迫田さんは、この日到着したばっかしで、しかも2人とも機内で映画を見まくり、ほとんど寝てなかったもんやき、このあたりで強烈な睡魔が襲いかかってきたがやき。
22時頃やったがやけんど、日本は朝の5時っちゅうことやき、そりゃ眠いはずながよ。
2人とも、ほぼ27時間テレビ状態で、妙なテンションになったり、数秒ばあ寝落ちしたりで、なかなかツラかったがやき。
ここで、一口サイズのミント風味の口直しが出てきて、一瞬だっけ眠気が醒めたがよ。
さあ、いよいよメインの熟成牛のステーキの登場ながやき。
食感の違う2種類の部位の熟成牛に、濃厚ソースがかけられ、これまた旨いこと旨いこと!
赤ワインがガンガン進んで、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがよ。
このあたりでワシと迫田さんが力尽きて、交互に寝落ちしだいたがやき。
けんど、さらにこの後4つのデザートが出てくるっちゅうき、もはやワシゃあ完全降伏状態ながよ。
まずはヤギのヨーグルトアイス、次に桃らあのフルーツのソルベ、続いてはナッツと黒蜜のアイス、さらに凍りマシュマロとトロトロキャラメル・・・と立て続けに登場!
食べちゃあ寝落ち、食べちゃあ寝落ちを4回繰り返し、途中でギブアップしょうかと何度も思うたがやけんど、どのデザートも絶品やったもんやき、結局何だかんだで、ワシも迫田さんも、最後まで完食しちょったがやき。
お開きは23時半になっちょって、3時間半のコースが、何とか無事にお開きとなったがよ。
帰りにゃあ、シェフのKei KOBAYASHIさんと名刺交換し、ご挨拶さいてもうたがやき。
小林シェフ、サスガは2ツ星の素晴らしいお料理、まっことご馳走さまでした!ありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社