9月15日(金)は、高知県産業振興計画における「土佐酒輸出促進事業」の3年目(平成29年度)のパリ2日目で、仕事としちゃあ初仕事の、高級食材店「ギャラリー・グルモンド」にての「土佐酒試飲商談会in Paris」やったがやき。
朝9時半、会場の「ギャラリー・グルモンド」に土佐酒7蔵元(「美丈夫」「土佐鶴」「安芸虎」「豊能梅」「桂月」「司牡丹」「無手無冠」)と、高知県中小企業団体中央会の川田課長さん、高知県地産地消・外商課の山本企画監さんと横山主事さん、高知県貿易協会コーディネーターの水谷さん、サコダデザインの迫田さんらあが集まったがよ。
現地のユーロジャパンクロッシングのスタッフの方々が、既に会場の準備を始められちょって、迫田さんデザインの土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のパネルや菰樽、告知看板やポスターらあが飾られちょったがやき。
さらに高知から持って来た「TOSA NAKAMA SAKE」の暖簾を壁に飾らいてもうたがよ。
また、イベントPRのポスターらあも、アチコチに貼られちょったがやき。
準備の合間に「ギャラリー・グルモンド」の酒売場を見学に行ったら、日本酒コーナーは10アイテムばあで、あんまり充実しちゅうたぁ言えんかったがよ。
日本食コーナーを見てみりゃあ、こちらにも何種類かの日本酒が並んじょったがやき。
ちなみに日本食コーナーじゃあ、柚子製品が人気のようで、残念ながら高知県産のもんはなかったようなけんど、こぢゃんと充実しちょって、柚子人気がうかがえたがよ。
さて、会場に戻んて、本格的に準備開始ながやき。
7蔵元各社が試飲コーナーの準備ながよ。
ちなみに司牡丹コーナーは、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の4アイテムやったがやき。
また、フランス語で書かれた「TOSA NAKAMA SAKE」のコンセプトの解説パネルが用意されちょって、こちらも会場に掲げられたがよ。
フランス語で書かれると、よう分からんけんど、なかなかカッコえい感じながやき。
今回のイベントは、声掛けさいてもうた飲食関係者の方々との試飲商談会と、一般客の方々への試飲&アンケートを実施するっちゅうイベントながよ。
飲食関係者の方々にゃあ、7蔵元の300ml瓶と、「TOSA NAKAMA SAKE」のロゴ入り利き猪口らあがプレゼントされるき、その用意もされたがやき。
11時ばあにゃあ、簡単に全員ミーティングを行い、さあぼちぼち試飲会のスタートながよ。
ちゅうたち、まだお客様はほとんどおらんき、「ギャラリー・グルモンド」の別会場の販売コーナーをちくと見に行ったがやき。
ワゴンに土佐酒7蔵元各社の商品が、ズラリと並べられちょったがよ。
販売価格は、一番高い「司牡丹・槽掛け雫酒」がほぼ100ユーロやって、なかなかの高額にちくとビックリながやき。
そうこうしゆううちに、ぼちぼち試飲会場にお客様が来られだいたがよ。
最初のうちは一般客の方々やき、日本酒の知識がほとんどない方々ばっかしやったけんど、試飲していただいたら、「美味しい!」っちゅうて皆さんに感動していただけたがやき。
特に、こちらじゃあ柚子商品が人気で、予想以上に「山柚子搾り」が大好評やったがよ。
司牡丹のフランスにおけるディストリビューター「KIOKO」さんの営業の和田さんもお手伝いにお越しいただいたがやき。
ありがとうございますぜよ!
12時半過ぎばあからは、ドンドン来場者が増えだいて、試飲会場はなかなかの混雑となって、熱気ムンムンとなったがよ。
ちくと昔、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)のヨーロッパ全域をカバーする会社の社長をされよった亀井さんにもお越しいただき、まっこと懐かしかったがやき。
13時ばあに、ちくと来場者が途切れたき、入り口あたりで県の山本さんが、試飲アピールの呼び込みをしてくださり、ちくと来場者を増やいたがよ。
交代で昼食を取り、ちくと休憩をはさんだりしもって、試飲会は続いたがやき。
16時ばあになって、やっと飲食店の方々らあがお越しになりだいて、試飲商談会らしゅうなってきたがよ。
シェフが四国出身らしゅうて、まだ日本酒は自身が日本から買うて帰りゆうっちゅう日本食レストラン「TENZO」さんの方は、司牡丹の日本酒と柚子酒を気に入っていただけたがやき。
「KIOKO」の和田さんとも名刺交換していただき、後日うかこうてセールスをかけていただくようお願いしたがよ。
また、これまで日本酒は扱うたことがなかったけんど、是非導入を検討したいっちゅうフレンチレストラングループの方々が10人ばあでお越しになり、司牡丹ブースにて試飲され、気に入っていただけたがやき。
2ツ星を獲得されちゅう「Jarrsse」さんをはじめ、「Flaubert」さん、「L'Absinthe」さんらあの方々と、和田さんも名刺交換され、こちらも後日うかごうてセールスをかけていただくことになったがよ。
パリの本格的フレンチレストランに日本酒が入るだっけでも画期的なことやに、7店舗ばあのグループ店があるようで、もし全店に入ることらあになったら、そりゃまっこと万々歳ながやき。
和田さん、今後のセールスとフォローを、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
お申し込みがあったに欠席された方々も10人ばあおられたようなけんど、それでも40名ばあの飲食店関係者の方々にお越しいただき、パリで初の試飲商談会としちゃあまずまずやったがよ。
その後17時半ばあからは、飲食店関係者の方々らあは来られんなって、一般客の方々ばっかしになり、試飲会は盛り上がったがやき。
結局100名ばあの方々にお越しいただけつろうか、19時にゃあ無事終了となったがよ。
皆さん、長時間立ちっぱなしの試飲商談会、まっことお疲れ様でしたぜよ!
その後は、撤収作業を行い、いろいろ備品やら残りのお酒やらを持ち帰るよう準備し、お開きとなったがやき。
ワシと安芸虎の有光社長と豊能梅の一歩くんと、中小企業団体中央会の川田さんと迫田さんは、高知出身の方がオーナーの大人気うどん居酒屋「SANUKIYA」さんに向こうて、夕食を兼ねて打ち上げに行ったがよ。
サスガの人気で、10数人ばあの行列がズラリやって、40分ばあ待って、やっと入店できたがやき。
まずは生ビールで乾杯の練習をし、だし巻き玉子や枝豆や唐揚げらあをいただきもって、盛り上がったがよ。
あらためて「美丈夫」の純米酒を注文し、正式な乾杯をして、揚げ出し豆腐や豚の角煮らあをいただき、飲んで食べて語り合うて、さらに盛り上がったがやき。
高知県地産地消・外商課の山本企画監さんと横山主事さん、高知県貿易協会コーディネーターの水谷さんらあも途中から合流されたがやけんど、別の席になったがよ。
ワシらあは〆に名物の豚汁うどんをいただき、22時半ばあにゃあお開きとなり、こうしてパリの2日目が終了したがぜよ。
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司牡丹酒造株式会社