9月16日(土)は、高知県産業振興計画における「土佐酒輸出促進事業」の3年目(平成29年度)のパリ3日目で、エッフェル塔の直ぐ近くの「パリ日本文化会館」内「国虎屋・おにぎりバー」さんにて「土佐酒試飲会」やったがやき。
お昼の12時、会場の「パリ日本文化会館」前に土佐酒7蔵元(「美丈夫」「土佐鶴」「安芸虎」「豊能梅」「桂月」「司牡丹」「無手無冠」)と、高知県中小企業団体中央会の川田課長さん、高知県地産地消・外商課の山本企画監さんと横山主事さん、高知県貿易協会コーディネーターの水谷さん、サコダデザインの迫田さんらあが集まったがよ。
まずは、高知県出身の「国虎屋」野本社長さんにご挨拶さいてもうて、早速みんなあで準備にかかったがやき。
ほんで「TOSA NAKAMA SAKE」のポスターを入り口前に掲げ、同パネルも準備さいてもうたがよ。
さらに「国虎屋おにぎりバー」さんのテーブルに、ミニノボリも立てらいてもうたがやき。
おにぎりやカップうどんの販売コーナーがあり、なかなか美味しそうやったがよ。
「TOSA NAKAMA SAKE」の仏語解説パネルも掲げさいてもうたがやき。
7蔵元各社のコーナーも準備万端。
ちなみに司牡丹コーナーは、「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の4アイテムやったがよ。
そうこうしゆううちに、ポツポツとお客様が来場されはじめ、試飲会がスタートとなったがやき。
ディストリビューターの「ギャラリー K PARIS」さんの社員の方々や、野本社長さんの娘さんらあが通訳をしてくださり、いろいろ説明さいてもらいながら、試飲していただいたがよ。
やっぱし「日本文化会館」に来られるばあの方々やき、当然日本文化に詳しい方々や興味があるっちゅう方々が多いがやき。
どんな場所に蔵があるがかとか、どんな風土ながかとか、それぞれのお酒はどんな料理と合うがかとか、いろいろ質問も多うて、面白かったがよ。
司牡丹は来年で創業415年やっちゅうたら、目を真ん丸うして真剣に驚かれる方々もおられ、歴史に対する興味も深い方々が多かったがやき。
また、それぞれのお酒をしっかり試飲され気に入られ、どこで買えるかを聞いてこられる方々も少のうなかったき、「ギャラリー・グルモンド」さんをご紹介さいてもうたり、司牡丹のディストリビューター「KIOKO」さんのショップカードをガンガン配らいてもうたりしたがよ。
また、やっぱしこちらでも、「山柚子搾り」が一番人気で、「これはフランス人が好きな味!」とか、「フランス人はこういう柚子の香りが好き!」とか、いろいろお客様に教えていただいたがやき。
途中14時半ばあに、川田課長さんに変わってもうて、ちくとランチ休憩で「国虎屋おにぎりバー」さんのおにぎりとうどんとお茶のセットをいただいたがよ。
うどんはインスタントやけんど、名物国虎うどんと同じ豚汁うどんタイプやき、日本人がホッとする味で、やっぱし美味しかったがやき。
再び試飲ブースに戻んたら、2年ばあ前に博多の屋台でお隣になって一緒に盛り上がったフランス人の男性と日本人女性のカップルが、土佐酒の試飲会情報を聞いてワシに会えるかもっちゅうことで、わざわざお越しいただいたがよ。
ワシゃあまっこと感激してしもうて、ガッチリ握手をさいていただき、司牡丹のお酒もガンガン注がいてもうたがやき。
まっこと、こんな嬉しいことがありゃあ、長時間立ちっぱなしの仕事の疲れも、一気に吹き飛ぶっちゅうもんながよ。
まっことわざわざお越しいただき、ありがとうございましたぜよ!
また、前日の「ギャラリー・グルモンド」の試飲商談会に出席予定やったに欠席されちょった、「焼肉松ちゃん」のオーナーさんらあが、こちらのイベントの方にご参加してくださり、いろいろ試飲された結果、「司牡丹・槽掛け雫酒」をこぢゃんと気に入っていただき、4回ばあオカワリに来られたばあながやき。
こちらじゃあほぼ100ユーロやっちゅう販売価格も伝えさいてもうたがやけんど、オーナーさんは「全然大丈夫!」「クリスマスにガンガン売れる!」とかっちゅうてこぢゃんと強気やったがよ。
「KIOKO」さんと取引もあるみたいなき、今後は「KIOKO」さんの方にお任せすることになるがやき。
「KIOKO」さんの藤本社長さん、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
こうして18時過ぎばあに、土佐酒試飲会は無事お開きとなったがよ。
結局、6時間ばあの間に200人ばあの方々にご参加いただけたがやないろうか。
お客様が途切れることものうて、大盛況やったと言えるがやき。
「国虎屋おにぎりバー」の皆さん、野本社長さん、今年もスペースをお貸しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、みんなあで撤収作業を行うて、ワシと迫田さんと川田課長さんと「土佐鶴」の日向さんの4人で、「国虎屋2号店」にうかごうて、打ち上げの懇親会やったがよ。
まず「国虎屋」本店の前を通ったら、ズラリの大行列やって、相変わらずの人気やったがやき。
その数軒先の2号店は、ちくと高級な、うどんディナーのお店ながやけんど、こちらも予約で満席やっちゅうきまっこと凄いがよ。
まずはシャンパンで乾杯し、野本社長さんの調理の腕前を拝見さいてもうたがやき。
アミューズの椎茸の味噌汁が、沁みるばあ旨いこと!
お次は、牡蠣の白トリュフ乗せが登場したき、「豊麗司牡丹」(純米酒)を注文し、シャンパンとどっちが牡蠣に合うか確かめてみたがやけんど、予想通り司牡丹の方が牡蠣の生臭さがまったくのうなって、より美味しかったがよ。
ちなみに日本酒用のグラスは、国虎屋さんのオリジナルグラスで、なかなかレトロでカッコえいがやき。
続いては雲丹のキャビア乗せが登場し、これまた司牡丹と合わせていただきゃあ、頬っぺたが落ちるかと思うたばあ美味しかったがよ。
その後も、さらに鰻の煮こごりやハガツオのタタキらあが登場し、どれも絶品で司牡丹との相性もバッチリなもんやき、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがやき。
お次は「土佐鶴・純米酒」も注文さいてもうて、そちらをいただきもって、天ぷらやら肉料理やらをいただいたがやけんど、ワシゃあこのあたりから強烈な睡魔に襲われ、申し訳ないけんどちくと記憶が曖昧ながよ。
睡魔と闘いもって、〆にゃあ名物の国虎うどんをいただき、デザートのクリームブリュレもいただき、朦朧とする意識を奮い立たいて、帰路についたがやき。
国虎屋さんの野本社長さん、まっこと素晴らしいお料理を前に睡魔に襲われ、申し訳ございませんでした。
ありがとうございました!ご馳走様でしたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社