2017年09月21日

平成29年度「土佐酒輸出促進事業」のパリ4日目で「KIOKO」でプロモぜよ!

 9月17日(日)は、高知県産業振興計画における「土佐酒輸出促進事業」の3年目(平成29年度)のパリ4日目で、「KIOKO」さんの店舗にて「司牡丹」単独でのプロモーションを実施さいてもうたがやき。
(1)KIOKO(2)KIOKO2
















 お昼前ばあに「KIOKO」さんのお店にまずはプロモーション用の試飲酒やディスプレイらあを届けさいてもうて、お酒は冷やしちょいてもうたがよ。
(3)酒売り場

 ほんで、昼食を済まいて、ちくと近所のカフェにて事務仕事らあを済ませ、14時過ぎばあに再び「KIOKO」さんにうかがわいてもうて、まずは「司牡丹プロモーション」の場づくりながやき。


 ちなみに「KIOKO」さんは、フランスにおける司牡丹のディストリビューターであり、パリ市内に日本食品販売店も持たれちょって、通常は「船中八策」(超辛口・)、「豊麗司牡丹」(純米酒)、「土佐牡丹酒」(純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)らあを販売してくださりよって、この日は「船中八策」だっけ販売商品としちゃあ品切れ中やったがよ。








 ほんで今回は、プロモーション用として、ワシの方からは「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の4アイテムを用意さいてもうて、「KIOKO」さんは、「豊麗司牡丹」(純米酒)と「土佐牡丹酒」(純米酒)を用意してくださったがやき。
(4)司牡丹プロモーション場(5)司牡丹プロモーション場2





 司牡丹商品と共に、ノボリや前掛け、半纏てぬぐいやお猪口、可杯らあをディスプレイし、お店の一角にプロモーションの場づくりをさいてもうたがよ。


 15時前ばあに、ワシの通訳としてベテランマネキンの服部さんがお越しになり、ちくと打ち合わせをさいてもうたがやき。


 さあ、15時からは「司牡丹プロモーション」のスタートながよ。


 この日は日曜日やき、パリ市内のいろんなお店は休みだらけやに、どういう訳かお客様がひっきりなしで結構混雑しちゅうもんやき、服部さんに聞いてみたら、どうも文化財らあの貴重な建物が無料で解放される日やっちゅうことと、「KIOKO」さんが全品20%オフのキャンペーン期間の最初の日曜日やきやろうっちゅうことやったがやき。


 確かに店内をよう見たら、20%オフのPOPがアチコチに掲示されちょったがよ。


 さあ、服部さんがお客様に次々に声をかけてくださり、次々に司牡丹のいろんなお酒を試飲していただき、「司牡丹プロモーション」が始まったがやき。


 まずはSAKEの試飲OKの方々にプラコップを渡し、簡単な司牡丹の歴史(創業400年以上!土佐の偉人らあが愛飲の酒!等々)や高知県の位置や気候風土(山川海の美味しい食材が豊富!日本一の清流仁淀川水系の湧水を使用!等々)らあについてを話し、通訳してもらいよったら、次々とお客様が集まって来られたがよ。


 服部さんいわく、パリの方々で、特に日本に多少なりとも興味を持っちゅう方々がここにゃあ集まっちゅうがやき、歴史や文化や風土らあについての話に、こぢゃんと耳を傾けてくれるがやっちゅうことやったがやき。


 試飲の順番は、まずは様子見で一番手頃な「土佐牡丹酒」からで、さらに興味を持たれた方々に「豊麗司牡丹」、次に超辛口として「船中八策」、さらに香りがフルーティなお酒が好きそうな方々にゃあ「司牡丹・封印酒」、さらにさらに興味を持たれた方にゃあ「司牡丹・雫酒」、ほんでラストに「司牡丹・山柚子搾り」っちゅう感じながよ。


 フランス人は「辛口が好き」と言いもって、結局は香りがフルーティなお酒に反応するっちゅうて服部さんから聞いちょったけんど、普通に試飲してもうたらまさにその通りで、「封印酒」が一番人気(雫酒まで試飲する人は少なかったき)やって、もちろん「山柚子搾り」はほぼ全員の方々が「美味しい!」「レモンチェロよりか旨い!」「ランチにも飲める!」っちゅう絶賛の反応やったがやき。


 普段飲みの辛口純米酒に興味を持ってもらうにゃあ、やっぱしツマミが必要やっちゅうことになり、途中からお店で販売しゆう「ゴボウの味噌漬け」を切ってきてもうて、ツマミとして出すことにしたがよ。
(6)ゴボウの味噌漬けツマミ作戦

 まずは辛口純米酒(主に土佐牡丹酒)を一口飲んでもうて、その後ツマミを食べてもうて、すぐにもう一口辛口純米酒を飲んでもらうっちゅう手法を提案したところ、これが大人気!


 「お酒がさらに美味しゅうなる!」「辛口のお酒が甘うなった!」「ツマミもお酒も美味しゅうなる!」っちゅう声が次々に挙がり、ワシが「これが日本酒の食中酒、辛口の底力です!」っちゅうて語ったら、皆さん大納得やって、まさに我が意を得たりやったがやき。


 また、前々日の「ギャラリーグルモンド」での試飲商談会にも参加してくださっちょったパリ在住の日本茶の専門家の方や、20年以上前にパリで日本名門酒会のプロモーションをお手伝いいただいた方や、1年前のパリ出張の際に「KIOKO」さんの藤本社長さんにお連れいただいた小料理屋の女将さんらあにもお越しいただき、いろいろ試飲していただいて盛り上がったがよ。


 また、「豊能梅」社長の息子さんの一歩くんを、「KIOKO」さんの藤本社長さんにご紹介したり、またこの日を含めた4日間のパリでの成果や今後のフォローらあについてのお願いらあを、伝えさいてもうたがやき。


 こうして18時半にゃあ、3時間半の「司牡丹プロモーション」は終了したがよ。


 ちなみに「KIOKO」さんの店長さんにレジ売上について訊ねてみたら、「豊麗司牡丹」の1升瓶が1本、「土佐牡丹酒」720ml瓶が12本、「山柚子搾り」が11本、3時間半の間に売れたっちゅうがやき。


 「山柚子搾り」の売上トップは揺るがんと思いよったに、この結果っちゅうことで、歴史や風土の語りと、辛口酒とツマミ試飲作戦は大成功やったっちゅうことながよ。


 服部さん、そして藤本社長さんをはじめとする「KIOKO」さんのスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!


 さてその後は、プロモーション場所の撤去作業をしてから、「豊能梅」の一歩くんと迫田さんと3人で、焼肉「松ちゃん」にうかごうて飲んだがやき。


 ちなみに「松ちゃん」の女性オーナーさんは、この前日の「国虎屋おにぎりバー」での試飲会にお越しいただいちょって、「司牡丹・槽掛け雫酒」をこぢゃんと気に入っていただいた方ながよ。
(7)松ちゃん

 ちゅうことでうかがわいてもうたがやけんど、残念ながらこの日は、オーナーさんはお休みやっちゅうことやったがやき。














 とりあえず生ビールで乾杯の練習をし、ナムルやキムチらあをいただき、その後はタン塩やらカルビやらロースやらホルモンらあの焼肉をいただきもって、日本酒ロックを堪能したがよ。
21(8)タン塩



 お店のお酒の中から、できるだけ辛口タイプをっちゅうことで、ワシが選ばいてもうたがは、「旨辛まんさく」やったがやき。
(9)うまからまんさく
















 辛口タイプの日本酒に氷を入れてロックでいただくっちゅう一見邪道に見える提案が、焼肉の時だっけのワシの超オススメの飲み方ながよ。
(10)焼肉!

 迫田さんも一歩くんも、焼肉をガッツリいただきもってお酒をグイグイいただくにゃあ、確かにこのやり方はえいっちゅうて、太鼓判を押してくれたがやき。


 こうして、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がり、この日もパリの夜は更けていったがぜよ。


















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司牡丹酒造株式会社

Posted by tsukasabotan at 09:34│Comments(0)