「とかく忘れてしまいがちやけんど、幸福になれるがは、持っちゅうもんに気づき、それに感謝の念を抱いたときながぜよ。」(フレデリック・ケーニッヒ)
ドイツのエンジニアで発明家の、フレデリック・ケーニッヒ(1774〜1833)さんの言の葉ながやき。
あれが足りん、これも欲しいっちゅうて、いま自分が持ってないもんばっかしを追い求めよったら、いつまで経ったち幸福にゃあなれんっちゅうことながよ。
そうやのうて、ちくと立ち止まって、既にいまの自分が持っちゅうもんを、1つ1つ数えてみろうぜや。
たとえば、若い頃に欲しゅうて欲しゅうてしょうがなかった配偶者を、いまは持っちゅうがやないかよ?
あるいは、新入社員のときに痛切に感じた、「早うに一人前のビジネスマンになって、会社や世の中に貢献したい!」っちゅう位置に、いまはもう到達しちゅうがやないかよ?
ぺーぺーの小僧や小娘やった時代のことを思い出して、そん時と比べて、いまはどれっぱあいろんなもんを既に手に入れちゅうかを、1つ1つ数え上げてみいや。
あの頃と比べりゃあ、いつの間にかたくさんのもんを、既に手に入れちゅうっちゅうことに心底から気づくことができりゃあ、胸の奥から沸々と、感謝の念が湧き出してくるはずながやき。
ケーニッヒさんは、それを幸福と呼ぶがぜよ。