12月3日(日)は、昨日のブログに引き続いての香港2日目で、香港の日本酒ファンや日本好きの消費者の方々(比較的若い層)らあを中心に集めてのイベント、「Shikoku Tosa NAKAMA Party in Hong Kong」が開催されたがやき。
会場は、地下鉄観塘駅のホットなレンタルスペース「THE WAVE」で、こちらに12時過ぎばあに、みんなあが集合したがよ。
高知から参加のメンバーは、高知県酒造組合は「司牡丹」「土佐鶴」「桂月」「豊能梅」「無手無冠」の5社、高知県産業振興推進部地産地消・外商課は山本企画監、佐竹主幹、横山主事の3名で、さらに高知県貿易協会の水谷さんと高知さんさんテレビの松村さんもいらっしゃっちょったがやき。
現地スタッフの方々らあと共に、早速会場設営らあの準備開始ながよ。
壁に高知県の観光ポスターを貼る、「TOSA NAKAMA SAKE」の暖簾やポスターやノボリやミニノボリらあを飾る、畳のディスプレイに可杯らあを飾りつける、セミナー会場の準備・・・さらに土佐酒全18蔵の試飲コーナーや、5蔵元の試飲ブースの準備らあもしたがやき。
ちなみに司牡丹の今回の出品酒は、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」の3アイテムやったがよ。
また、会場内にゃあパーティ用の料理も準備され、高知県のプレミアムハンバーガーショップの香港店、「5019 PREMIUM FACTORY Hong kong」のハンバーガーも出されちょったがやき。
ぼちぼちお客様が集まりだいた頃、セミナー会場にゃあ、香港の人気番組「GO!JAPAN」にて高知県が紹介されたシーンらあの映像が流されよったがよ。
開会予定時間をちくとオーバーした14時15分にゃあ、約70人ばあのお客様が集まられ、司会の方の開会挨拶にて、「Shikoku Tosa NAKAMA Party in Hong Kong」の第1部「セミナー」がスタートしたがやき。
ほいたらちょうど、「GO!JAPAN」MCのRieさん(香港在住の日本人タレント)がいらっしゃり、司会の方から紹介があり、会場は拍手喝采やったがよ。
ほんで、JNTO(日本国家旅遊局)の山本園佳さんから、高知県の観光情報の詳しいプレゼンがあったがやき。
続いては、高知県酒造組合理事長のワシから、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」のプレゼンをさいてもうたがよ。
ワシからはまず、「なかま」にゃあ一般的な「なかま」=「同志」っちゅう意味と、土佐弁でいう「なかま」=「シェアする」っちゅう、2つの意味があるっちゅう話をさいてもうて、「TOSA NAKAMA SAKE」の4つのコンセプトについて、お話さいてもうたがやき。
まずは、杯を「なかま」(シェア)にしてナンボでも酌み交わせる淡麗辛口やっちゅう「杯をNAKAMA」、次に山川海の食材の素材の美味しさを下から支えて押し上げてさらに美味しゅうしてくれる食中酒やっちゅう「食とNAKAMA」、3つ目は18蔵の造りのデータを全社で共有し全体でレベルアップしゆうっちゅう「技をNAKAMA」、4つ目はそれらあの結果として酌み交わしゃあ誰やちすっと仲間になれるネットに勝る最強のコミュニケーションツールやっちゅう「人とNAKAMA」っちゅう4つのコンセプトながよ。
お次は、参加の5蔵元から、自社ピーアールがあったがやき。
土佐鶴、豊能梅、桂月、司牡丹、無手無冠の、東から西の順番やったがよ。
続いては、酒サムライにも叙任されちょって、香港で人気の「地酒処 吟」も経営されゆう百瀬あゆちさんによる、日本酒ミニセミナーがあったがやき。
こうして15時20分ばあにゃあ第1部が終了し、引き続き第2部「パーティ」のスタートながよ。
「TOSA NAKAMA SAKE」猪口や、5蔵元のお猪口が配られ、皆さんが5蔵元のブースに殺到したがやき。
各ブースにゃあ、スタッフの方の通訳がついてくれちゅうき、広東語やち安心ながよ。
そっから後は、お客様に注ぎっぱなし、語りっぱなし状態になり、ロクに写真が撮れんかったがやき。
予想以上に若い、20〜30代の方々、それも女性が多うて、「封印酒」は「香りがフルーティで美味しい!」、「山柚子搾り」は「爽やかで最高に美味しい!」っちゅう絶賛の声を、たくさんいただけたがよ。
このままやと超辛口タイプの「船中八策」は不利やっちゅうことで、「このお酒は超辛口やき、料理と合わせてご堪能いただくと真価を発揮する食中酒です!」っちゅうて紹介さいてもうたがやき。
ほいたら結構な数の方々が実践してくださり、「なるほど!料理もお酒も美味しゅうなる!」っちゅうて、大納得やったがよ。
こうして、アッちゅう間にパーティタイムは終了し、16時過ぎばあからは、ラッキードロー(お楽しみ抽選会)タイムながやき。
まずは5蔵元が順番に抽選箱から当選番号を引き、それぞれのお酒が5名の方々に当たり、蔵元と記念撮影したりと、皆さん予想以上に大悦びやったがよ。
さらに引き続き、他の13銘柄の土佐酒の抽選会が行われ、大盛り上がりになったがやき。
ほんでラストに、高知県酒造組合理事長のワシが、「まるごと高知賞」として「高知県食材詰め合わせ」セットを抽選し、当選された方は狂喜乱舞やったがよ。
こうして16時半ばあにゃあ、お開きとなったがやけんど、まだ名残惜しそうに残られちゅう方々も多かったき、畳のディスプレイのくに置かれちょった「可杯」を使うて、ちくとワシが「可杯」遊びの実演をやらいてもうたがやき。
何名かの方々にご参加いただき、畳の周りに座り、さあ「ベロベロの神様」の降臨ながよ!
最初の2回は、お客様に「ヒョットコ杯」が当たり、大爆笑の大盛り上がりに!
ラストの3回目は、お約束がよう分かっちゅう「ベロベロの神様」がワシを指名!
ワシゃあ「船中八策」を「天狗杯」で一気に飲み干し、拍手喝采の大盛り上がりのうちに、大団円のお開きとなったがやき。
その後、お客様は大満足の満面全身笑顔にて、帰路につかれたがよ。
ご参加いただきました皆さん、そしてセミナーや準備らあをご担当いただきましたスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
その後は、みんなあで撤収作業をして、18時前にゃあ、会場の「THE WAVE」を出たがやき。
ほんで、せっかく香港に来たがやき、有名店で中華料理をいただこうっちゅうことになり、地下鉄で中環に移動し、「YUNG KEE RESTAURANT」にてビールで「お疲れ様」の乾杯をして、かの有名な「ガチョウのロースト」や、「酢豚」「海老炒飯」「麻婆豆腐」「ワンタン麺」らあをいただいたがよ。
「酢豚」はちくと甘過ぎてワシの口にゃあ合わんかったけんど、他の料理はどれも美味しかったがやき。
けんど、お会計を人数分で割ったり、現金の人がおったりカードの人がおったりして、お会計するがに1時間近うかかったがにゃあ、まっことメッタがよ。
その後は、山本さんの案内にて、「SAKE CENTRAL」さんにご挨拶にうかごうたがやき。
こちらのお店は、全国の日本酒を100アイテム以上常備し、それらあの小売りを行いもって、立ち飲みコーナーやバーコーナーらあもあり、イベントスペースらあも完備しちゅうっちゅう、なかなかユニークな業態ながよ。
イベントスペースじゃあ、この日は熊本県のお酒らあがズラリと並んじょったがやき。
さらに、全国の蔵元の前掛けをアレンジしたバッグの販売コーナーや、酒器の販売コーナー、司牡丹も掲載されちゅう分厚い「Sake」本の販売コーナーらあもあったがよ。
こちらのお店のディレクター、永井憲さんとエリオット・フェイバーさんにご挨拶し、名刺交換さいてもうたがやき。
ちなみにエリオットさんは、「Sake」本の著者でもあり、取材の際に司牡丹にも来られちょって、久々の再会やったがよ。
さらに店内の奥にゃあ、立ち飲みコーナーがあり、カーテンの向こう側にゃあ隠し部屋のようにバーコーナーがあり、お客様で賑おうちょったがやき。
高知県のお酒を訊ねたら、いまあるがは「酔鯨」だけやっちゅうことで、「酔鯨・純米酒」を全員で注文さいてもうたがよ。
永井さんとエリオットさんも一緒に、みんなあで乾杯し、その後はチビチビやりもって、永井さんからいろんなお話を、たっぷり聞かいてもうたがやき。
ちなみにこちらのお店「SAKE CENTRAL」さんは、何とこの日が正式な開店日やっちゅうがよ。
ただし、今年の7月ばあからレセプション的に営業しよったっちゅうがやき。
なかなかユニークなオープン方法ながやけんど、香港じゃあこういうやり方も少のうないようながよ。
さらに、「酔鯨」をチビチビやりもって、「SAKE CENTRAL」のコンセプトや今後に対するアツい思いらあを、永井さんから聞かいてもうたがやき。
永井さん、エリオットさん、まっことありがとうございました!
あらためまして「SAKE CENTRAL」の正式オープン、まっことおめでとうございますぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社