2017年12月17日

幸せの言の葉<1174>

「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ。」(吉川英治)


幅広い読者層を獲得し、「国民文学作家」といわれる、神奈川県生まれの歴史小説家・時代小説家、吉川英治(1892〜1962)さんの言の葉ながやき。


晴れの日ばっかしでも、雨の日ばっかしでも、農作物は育たんし、人間やち生きていけんがやき、「晴れた日に晴れを愛し、雨の日は雨を愛す」っちゅうんは、誰やちスッと納得できるし、現実にも実践可能なことやろう。


けんど、おんなじようなことやに、「楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」っちゅうんは、実際にゃあなかなか実践は難しいがよ。


難しいろうけんど、「雨の日は雨を愛す」ことと、「楽しみなきところに楽しむ」ことは、実はおんなじことやと、おそらく吉川英治さんは言いたいがやき。


考えてみりゃあ、「楽しみあるところに楽しむ」っちゅうんは、当たり前過ぎるばあ当たり前やし、誰やちできることながよ。


けんど、楽しみのないときやち、苦しみの中に埋没してしもうちゅうときやち、「忙中閑あり」やないけんど、そんな中に楽しみの種を見つけ、楽しむ術を見つけ出すことも、実は誰やち可能やっちゅうことながやき。


そう簡単なことやないかもしれんけんど、それができりゃあ、その人の一生は楽しみだらけやっちゅうことになるがぜよ。



Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)