この自然の美しい土佐の高知の四季を愛で、海の幸・野山の幸・川の幸っちゅう恵まれた旬の豊かな食を味わいもって、さらにその季節ならではの旬の土佐酒を楽しむ・・・。
そんな「集い」を、季節ごっとに毎年4回開催していく団体。
それが「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」ながよ。
ほんで今回のメイン食材は、「冬至」に「ん」のつく「運盛り(うんもり)」料理と、幻の天然真クエながやき。
どちらもこれまでに出されたことがあるがやけんど、この縁起がえい料理と高級食材の組み合わせとしちゃあ、初の試みながよ。
冬至の日は、陰が極まり再び陽に還る日っちゅう意味で、「一陽来復(いちようらいふく)」と表現され、この日に「運盛り」っちゅうて「ん」のつくもんを食べりゃあ、「運」が呼び込めるとされちゅうがやき。
さらにそこに、冬の鍋の王者、幻の「天然真クエ鍋」(これも「ん」が2つつく!)も加わりゃあ、これっぱあ縁起が良うて、幸せになれるこたぁないっちゅうもんながよ!
さて、ワシゃあ17時前ばあに会場の土佐料理「花鶴」さんに入り、ちくと打ち合わせやグラスと資料らあの準備をしたがやき。

ほんで、お手伝い&司会をお願いしちゅうファーム・ベジコ(http://vegeco.jp/)の長崎さんも到着され、受付をお願いしたがよ。
18時ばあからは、ぼちぼちお客様もお越しになり、開会時間の18時半にゃあ、予定の24名がほぼ揃われたがやき。

ほんで、長崎さんの司会にて開会ながよ。

続いては主催者のワシからのご挨拶で、初めてのお客様もおられるき、「旬どき・うまいもの自慢会・土佐」についての説明や、「冬至」に「運盛り料理」の意味についてらあを説明さいてもうたがやき。
お次は、「花鶴」さんのご主人刈谷さんからの、お料理についての説明ながよ。

お料理の食材らあ全てに、「ん」のついた「運盛り」になるもんを用意してくださったっちゅうがやき、まっこと嬉しい限りながやき。
しかも合わせるお酒も、「司牡丹」も「船中八策」も全部「ん」がついちゅうがやき、まっことこれっぱあ縁起が良うて運がつく宴会は、他にゃあ考えられんがよ!
さあ、いよいよ乾杯酒の登場で、ちくとワシから解説さいてもうたがやき。
「座(THE) 司牡丹」っちゅうて名付けられたこの酒は、全量が佐川町永野埴生ノ川(はぶのかわ)地区の「永田農法」山田錦で、超特別な純米大吟醸酒ながよ。


埴生ノ川の山田錦は、毎年毎年タンパク含量が少ないえい米ができるっちゅうことで、原料米は埴生ノ川産限定の永田農法・山田錦で、精米歩合は35%、それを750kgの小仕込みで純米大吟醸酒を仕込み、袋吊り搾りして250本(720ml)分のみを商品化し、この究極中の究極の酒は誕生したがやき。
ちなみにこのお酒、豪華な木箱に入って720mlで2万円(消費税別)にて販売されよりますっちゅうたら、皆さんからドヨメキが起こったがよ。
けんど、1本しか用意してないき、お1人30mlのみやっちゅうたら、皆さん爆笑やったがやき。
そんな説明をしゆう間に、皆さんのグラスに長崎さんが注いで回ってくれたがよ。
★特別出品乾杯酒:「座(THE) 司牡丹」(永田農法・佐川町永野埴生ノ川産「山田錦」使用・袋吊り搾り純米大吟醸原酒)
ほんで、ワシの乾杯の発声にて、みんなあで声高らかに、「かんぱ〜〜い!」ぜよ!
「ほぉぉ〜〜!」っちゅう溜め息と共に、「この酒はホンマに凄い!」「こりゃあ美味し過ぎる!」「こんな旨い酒、飲んだことない!」っちゅう絶賛の声が、アチコチから上がったがやき。
その崇高な芳香、なめらかでやわらかでナチュラルで透明感があり、通常の大吟醸よりさらに三段階ばあ格上の味わいに、皆さん一発でノックアウトのようやったがよ。
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
●あん肝のポン酢掛け

こっからは、やっとお酒とお料理の組み合わせながやき。
まずは、日本一の清流「仁淀川」のイメージで仕込んだ「司牡丹・仁淀ブルー」と、いきなりの「あん肝ポン酢」ながよ。
この酒の、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいが、あん肝の濃厚な旨みとポン酢の柑橘類の爽やかな酸味らあと見事に融合し、さらにワンランク上の大きな旨みに引き上げてくれるかのような、抜群のマッチングやったがやき。
皆さん、早くも大感激やったがよ。
★「司牡丹・維新の里」(純米酒)
●温泉玉子

お次のお酒は今年の新商品、「香り」「膨らみ」「キレ」の三拍子が見事に揃うた、杜氏渾身の新境地の純米酒ながやき。
温泉玉子のやわらかな旨みの膨らみを、この酒の膨らみが相乗効果で倍増さいてくれ、全身に沁みわたるような美味しさやったがよ。
★「司牡丹・大吟醸・黒金屋」(金賞受賞・大吟醸原酒)
●ホウレン草とキントキニンジンの白和え

お次は、30mlじゃあ物足りんかっつろう大吟醸酒のお詫びに、金賞受賞の大吟醸酒「黒金屋」の登場ながやき。
乾杯酒と比べたら、ちくと甘めのこの酒も、芸術ともいえる美しゅうて華やかな吟醸香と、比類無いばあまろやかに膨らむ味わいとが、口中に至高の調和を生み出してくれるがよ。
これまたアチコチから、「おいし〜い!」「フルーティ!」「さすが金賞酒!」っちゅう絶賛の声が上がったがやき。
さらにこの酒を、白和えと合わせていただきゃあ、ナチュラルでやさしい白和えの甘みと、この酒の甘みがバッチリ融合し、互いの美味しさを互いが引き立て合うかのようで、まっこと美味しかったがよ。
このあたりでご参加の皆さんも立派な酔っぱらいになっちゅうようで、ガンガンヒートアップし盛り上がっていったがやき。


★「龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候」(超辛口・純米酒):常温(20℃程度)
●カンパチのお寿司・日本一のキュウリのカッパ巻き

続いては、あえて常温の「日本を今一度〜」と、お寿司の組み合わせながよ。

合わせる料理は、カンパチのお寿司と、「第14回野菜ソムリエサミット」にてダントツの食味評価で日本一のキュウリとなった、ファーム・ベジコの長崎さんくのキュウリを使うたカッパ巻きながやき。
このお酒の、龍馬さんの大志のように骨太な味わいと、後口の爽やかなキレの良さが、カンパチの旨みやキュウリの風味を、出汁のように下から支え、美味しさを押し上げてくれ、素晴らしい交響曲が口中に流れていくように奏でられるがよ。
派手さはないけんど、燻し銀の見事な美味しさの組み合わせやったがやき!
★「司牡丹・生鮮酒<冬>あらばしり」(本醸造生原酒)
●根菜の煮物(入河内大根、ニンジン、レンコン、ゴンボウ、コンニャク、エリンギ)


お次は、待ってましたの今年の新酒、搾りの際に一番最初にほとばしり出た本醸造生原酒「あらばしり」と、根菜の煮物のマッチングながよ。
様々な根菜の旨みとやわらかな出汁とアクセントの柚子の風味らあが、見事に融合し、シンプルやけんど旨いこと旨いこと!
この酒の弾けるようにフレッシュな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせる酸味をしのばいた生命力あふれるリッチな味わいが、さらにアクセントとなり、見事に煮物を際立たせてくれるがやき!
さて続いては、メインの天然真クエ鍋ながやけんど、登場した瞬間に、皆さんビックリしたばあのボリューム感やったがよ。



そのクエの量もハンパないばあで、皆さんの期待感もハンパないばあビシビシ伝わってくるがやき!
刈谷さんに聞いてみりゃあ、4〜5キロばあの小さいクエは刺身にゃあえいけんど鍋にゃあ向かんっちゅうがよ。
鍋にゃあ12〜13キロばあある大物やなけりゃあ、脂の旨みが足りんっちゅうがやき。
今回は、ナント16キロを超える大物やったっちゅうがよ!
★「船中八策・しぼりたて」(超辛口・純米生原酒)
★「司牡丹・きもと純米かまわぬ」(きもと仕込み純米酒):ぬる燗(40℃程度)
●天然真クエ鍋



さあ、天然真クエ鍋が煮えたぜよ!
ワシがお燗番をしてベストなぬる燗をつけた、高知県唯一の「きもと仕込み」、「かまわぬ」も登場!
さらに、逆にしっかり冷やした新酒、「船中八策・しぼりたて生原酒」も登場し、2種類の全くタイプの違うお酒で、クエ鍋をタップリ楽しんでいただこうっちゅう趣向ながやき。
まずは、クエを一口。
な、なんじゃこりゃあ〜〜っ!!信じられんばあプルップルッ!!
脂っちゅうか、ゼラチン質っちゅうか、コラーゲンっちゅうか、とにかくトロケルようなプルップルの食感で、その旨みもハンパないがよ!
野菜や椎茸や豆腐らあにも、クエの出汁がジュワッと沁み込んで、旨いこと旨いこと!
そこに「船中しぼりたて」をキュッとやりゃあ、フレッシュぴちぴち爽やかなこの酒の力で、クエ鍋の具材の美味しさの1つ1つにも鮮烈さが倍増するような感覚になるがやき。
さらに交互にやりゃあ、常に箸も杯も新鮮に感じ、止まらんなる美味しさながよ!
一方、「かまわぬ」のぬる燗と合わせていただきゃあ、料理の様々な味と酒の様々な味の全てが融合し一体となり、もはやこの料理と酒は別々の物やのうなる感覚ながやき。
しかも、料理と酒が1+1=2っちゅう単なる融合を超えて、3にも4にも5にも感じる巨大化融合ながよ!
「クエ鍋」「しぼりたて」「クエ鍋」「かまわぬ燗」「クエ鍋」「しぼりたて」「クエ鍋」「かまわぬ燗」・・・
こりゃあまるで、食と酒の無限ループながやき!
そうこうしゆううちに、会場全体も鍋効果で和みまくり、一層ワイワイの大盛り上がりとなっていったがよ。


●うどん

〆のお食事は、その天然真クエ鍋にうどんを入れるがやき。
クエの出汁が沁み込んだうどんの美味しさたるや、胸にジーンとくるような何とも言えん幸福感に包まれ、ちくと涙ぐみそうになってしもうばあながよ。
★デザート酒:「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)
●「新月の和菓子」


最後にゃあデザート酒として「山柚子搾り」と、老舗和菓子屋「新月」さんの美しい手作り和菓子の登場ながよ。
このお酒の爽やかさと清々しさは、いつも通りのはずやけんど、やっぱし冬至の時期にいただきゃあ、「冬至に柚子湯」効果か知らん、爽やかさも清々しさも一層強うに感じ、まっことこぢゃんと美味しかったがやき。
「新月」さんの和菓子も、甘さ控えめで、素材の旨みを生かした美味しさなもんやき、「山柚子搾り」との組み合わせも、バッチリやったがよ。
ぼちぼち21時半近うになっちょって、ここらで中〆とさいてもうたがやき。
皆さん大満足の幸福感に包まれもって、かつちくと千鳥足のニコニコ満面笑顔で、帰路につかれたがよ。

ご参加いただきました皆さん、刈谷さんはじめ「花鶴」の皆さん、長崎さん、まっことありがとうございました!
ほいたら最後に、皆さんからいただいたアンケートの中から、悦びの声の一部をご紹介さいてもうて、今回のブログを終了さいていただきますぜよ。
●「仁淀ブルー」と「あん肝」のセットが絶妙!!ずっと食べていられる組み合わせでした!
●日本酒の奥深さを学びました。
●天然真クエ最高!!運が付きました。
●本物の九絵、ありがとうございます。
●高知の司牡丹、満喫しました。
●いつも満足。
●はじめての人と仲良く楽しくおいしいお酒が飲め、最高でした。
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司牡丹酒造株式会社