2017年12月29日

平成29年末に思う・・・土佐酒、そして司牡丹の進むべき方向性は?

 さて、本日12月29日(金)は例年よりか1日早い、司牡丹の平成29年の最終営業日ながやき。


 いよいよ平成29年も、残すところ本日含めあと3日。


 皆様の年末と、新年の1年間が輝かしいもんになりますように祈念し、まずは縁起がえい「酒林(さかばやし)」の画像を掲載さいていただきますぜよ。


 「酒林」は、「栄える」に通じるき、こぢゃんと縁起がえいとされちゅうがよ。


 ちなみに司牡丹の「酒林」は、毎年11月上旬ばあの新酒を搾りはじめる頃に、新しいがを蔵人らあが手作りして、大きい方を玄関の上に、ちんまい方を玄関の横に吊るしゆうがやき。
29(1)酒林(大)

 近年、ホンモノの「酒林」を手作りしゆう蔵も少のうなってきたけんど、これっぱあ巨大な「酒林」を吊るしゆうくらあ、さらに少のうなっちゅうようながよ。
29(2)酒林(小)

 ほんじゃき、縁起の良さも大きさに合わせて、倍増間違いなしっちゅうことながやき。


 さて、ここでこの1年間を振り返り、来るべき新年に向けて、平成29年末時点でワシが考えちゅうこと・・・高知県酒造組合理事長として考える土佐酒の進むべき方向性と、司牡丹酒造社長として考える司牡丹の進むべき方向性について、ちくと語らいていただきますぜよ。


 まず、高知県酒造組合としても司牡丹酒造としても、「日本酒に『意味のイノベーション』を起こす!」っちゅうんが、大きな方向性となるがよ。


 「意味のイノベーション」たぁ、一般に「イノベーション」は「技術革新」と訳されるけんど、そりゃあ「技術のイノベーション」のことで、これに対し「意味のイノベーション」は、市場に“新しい意味”をもたらす土壌を創るっちゅうことながやき。(参考:「デザインの次に来るもの」〜これからの商品は「意味」を考える〜)


 たとえば、電灯がこれっぱあ普及しちゅうに、ロウソクはなんで今も売れ続けゆうがか(もちろん停電になったときらあの緊急用としても必要)っちゅうたら、「食事のムードを楽しみたい」っちゅう“新しい意味”に気づいた人がおったきながよ。


 考えてみりゃあ、日本酒の意味も、時代によって変わってきたがやき。


 日本酒発祥の頃は、「神事のための魔法の水」やったろうけんど、それが時代を経るごとに、「人生儀礼における必需品」となり、「憂いを晴らす飲み物」であったり、「酔うための道具」であったりと変遷してきたがよ。


 ワシの大学時代はイッキブームやって、その頃の日本酒の意味は、「後輩イジメの道具」やったがやき。


 ほんで現在、マスコミや若者らあの間で「日本酒ブーム」やと騒がれゆうけんど、その意味は未だ、「飲みよったらチョビッとツウっぽう見える、まあまあ美味しい珍しい飲み物」っちゅう程度でしかないがやないろうか。


 そんな日本酒業界に真の「意味のイノベーション」を起こしたい!ちゅう念いから、まずは高知県酒造組合にて1年かけて「土佐酒ブランドコンセプト」を検討し、「TOSA NAKAMA SAKE」っちゅうブランドコンセプトが誕生したがよ。


 ちなみに「なかま」にゃあ一般的な「なかま」=「同志」っちゅう意味と、土佐弁でいう「なかま」=「シェアする」っちゅう、2つの意味があり、「TOSA NAKAMA SAKE」にゃあ、以下の4つのコンセプトがあるがやき。


 まずは、杯を「なかま」(シェア)にしてナンボでも酌み交わせる淡麗辛口やっちゅう「杯をNAKAMA」、次に山川海の食材の素材の美味しさを下から支えて押し上げてさらに美味しゅうしてくれる食中酒やっちゅう「食とNAKAMA」、3つ目は18蔵の造りのデータを全社で共有し全体でレベルアップしゆうっちゅう「技をNAKAMA」、4つ目はそれらあの結果として酌み交わしゃあ誰やちすっと仲間になれるネットに勝る最強のコミュニケーションツールやっちゅう「人とNAKAMA」っちゅう4つのコンセプトながよ。


 このコンセプトは、今年7月に東京でのイベントにて最初に発表され、9月にゃあパリとロンドンにて発表され、10月にゃあ高知にて発表され、12月にゃあ香港にて発表され、先日は尾崎知事さんにも報告さいてもうて、いずれにおいても高い評価を得ることができたがやき。


 この4つが土佐酒の進むべき方向性であり、この4つのコンセプトが、日本酒に「意味のイノベーション」を起こすように、高知県酒造組合としちゃあ、その土壌づくりをしていかにゃあイカンっちゅうことながよ。


 ほんで司牡丹酒造としちゃあ、このコンセプトの最先端を走らにゃあイカンっちゅうことで、まず重要ながは「食とNAKAMA」ながやき。


 つまり司牡丹は、料理と合わせて飲んだ場合にその真価を発揮する、料理の素材そのものの良さを出汁のように下から支え、美味しさを一層引き立ててくれる食の最高のパートナーやっちゅうことながよ!


 ほんで、そんな“新しい意味”をもたらす土壌を創るんっちゅうんが、ワシらあの使命やっちゅうことながやき。


 さらにその先に、「人とNAKAMA」があるがよ。


 つまり司牡丹は、酌み交わしゃあ誰やちすぐ仲間になれ、人間関係を良好にする潤滑油としての効果がこぢゃんと高い酒であり、そりゃあつまりネットに勝る最強のコミュニケーションツールやっちゅうことながやき。


 ほんで、そんな“新しい意味”をもたらす土壌を創るっちゅうんが、もうひとつのワシらあの使命やっちゅうことながよ。


 「明治維新150年」っちゅう、すべての日本人にとって大きな意味を持つ年である平成30年、土佐酒が、司牡丹が、日本酒業界に巻き起こす「意味のイノベーション」の風を、是非ご期待くださいや!


 ほいたら最後に、皆様の新年がさらにさらに輝かしいもんになりますように、司牡丹の本社前の門松の画像も、掲載さいていただきます。
(4)門松2(3)門松

 近年、なかなか本物の門松も、見かけることが少のうなってきたきのう。


 平成30年の新年が、皆様にとって輝かしい年となり、土佐酒が、司牡丹が巻き起こす「意味のイノベーション」が、大きな一歩を記す年となりますよう、心からお祈り申し上げますぜよ!















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 09:08│Comments(0)