2018年01月15日

平成30年「日本名門酒会」蔵元有志会新年会ぜよ!

 1月11日(木)は、まずは10時半にゃあ馬喰町の日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部、(株)岡永さんの本社にうかごうたがやき。
15(1)岡永さん
















 ほんで、蔵元有志会のメンバー11蔵元(大山・一ノ蔵・開華・久寿玉・春鹿・白嶺(遅れて出席)・嘉美心・五橋・司牡丹・西の関・天盃)中10蔵元の社長メンバーらあが集まって、10時45分から岡永さんの営業幹部の方々らあと、情報交換を含めた新年会議を開催したがよ。
(2)営業幹部の皆さんとの会議(3)営業幹部の皆さんとの会議2(4)営業幹部の皆さんとの会議3

















 まずは宮本部長さんからのご挨拶とご報告があって、営業部の皆さん(石木支店長、西野部長、宮原副部長、森末副部長)からのご報告があったがやき。


 皆さんからのお話を集約すりゃあ、店売りも業務用(飲食店)も特化しちゅう繁盛店は好調で、いずれも中位店以下は不振と、二極化が進んだっちゅうことと、12月は前半好調で後半が不振やったっちゅうことやったがよ。


 続いては1蔵元5分ばあで、前年度の報告や今年度の方針らあを発表したがやき。


 ワシゃあ、「司牡丹は食の最高のパートナーであり、ネットに勝る最強のコミュニケーションツールである!」っちゅう自社の今期の方針についてと、それを踏まえて「日本酒に『意味のイノベーション』を起こす!」っちゅう話や、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」の話や、さらなるブラッシュアップについてや、本年度重点商品及び新商品らあについて、簡単にお話さいてもうたがよ。


 12時半ばあにゃあ、会議は終了。


 10蔵元の皆さんらあと、「古今」(http://www.nihonbashi.gr.jp/)さんにて、三段重ね弁当の昼食をいただいたがやき。
(5)「古今」さんでランチ

 その後は各蔵元それぞれが、岡永さんのそれぞれの部署らあに新年のご挨拶回りらあをしたがよ。















 さて、会議の第2部は14時半からで、岡永さんの飯田社長さんと企画部の皆さん(森部長、田村副部長)らあと、新年会議を開催したがやき。
(6)企画部幹部の皆さんとの会議(7)企画部幹部の皆さんとの会議2(8)企画部幹部の皆さんとの会議3
















 まずは飯田社長さんから新年のご挨拶があり、昨年度の総括と本年度の年頭にあたってのお話らあがあったがよ。


 「2017年 『体験の質』を高める=日本酒の価値をカタチにして広め、伝える」についての総括としちゃあ、「きもとチャレンジ」2年目「きもとはきもとに終わらん」っちゅうお話や、昨年は「カクウチ元年」といえるがやないかっちゅうお話らあがあったがやき。


 続いて、「2018年 『一年52週の生活提案』の再構築」っちゅうお話。


 「閉じていく帝国と逆説の21世紀」(水野和夫)と「『西洋』の終わり」(ビル・エモット)らあの書籍の紹介や、企業不祥事の相次ぐ発覚らあのお話があり、一回閉じて自らをしっかり再構築してから、再び開いていくべきやっちゅうお話があったがよ。


 ほんで、「『一年52週』の再構築」が、今年最大の課題やっちゅうがやき。


 1998年の「チャネル・リンケージの近未来」っちゅう書籍で、初めて水口健次先生の「52週の生活のための協働」っちゅう言葉が登場し、「モノ・単品」から「コト・コーディネート」へ、「年間定番」から「52週の生活」へっちゅう提案と出会うたっちゅうがよ。


 ほんで、「コト消費の嘘」(川上徹也)に紹介されちゅう「コトモノ消費」や「モノガタリ消費」、「ひとまず、信じない」(押井守)に紹介されちゅう「手段が目的になったときほど怖いものはない。」や「映画を発明する。=経験をなぞるだけでなく試み自体のフィールドを押し広げる。」、倉本聰さんの講演「海抜ゼロから考える」より、「海抜ゼロ(駿河湾)から山頂を目指すのが本当の富士山登山」や「物事を考えるとき5合目を常識にしないという自戒。根本を省かない。」っちゅうお話らあがあったがやき。


 さらに、「定番の革新」再チャレンジっちゅうお話があり、「ブラッシュアップ」「情報」「季節の連動」「小容量化」っちゅうキーワードが挙げられ、定番が今も伸びゆう司牡丹の「船中八策」がお手本やっちゅう、まっこと有り難いお言葉をいただけたがよ。


 ほんで、日経MJの年末号に掲載されちょった、ヴィレッジヴァンガード創業者の菊池恵一さんの言葉、「今のヴィレヴァンにゃあ僕の読みたい本はない。」「キーコンセプトが会社をつぶす。」「本屋としての矜持、芯に知的興奮、読みやすい本だけじゃあ文化衰退。」っちゅう言葉らあを紹介されたがやき。


 さらに、「インターネットの次に来るもの」(ケヴィン・ケリー)の紹介があり、あらためて「人」が大事であり、その上で「物語」てあり「時間」であり「空間」やっちゅうお話があったがよ。


 ほんで、今年はとにかく「一年52週の生活提案」の再構築を強力に押し進めていくっちゅうて締め括られたがやき。


 まっこと、フツフツとパワーが湧いてくるようなお話、ありがとうございますぜよ!


 その後は10蔵元と、遅れて来られた「白嶺」の中西社長さんと、武田庄二商店さんの武田社長さんが、1人10分ばあずつ前年度の報告や今年度の方針らあの発表をしたがよ。


 ワシも、午前中の会議ん時よりかちくと詳しゅうに、いろいろお話をさいてもうたがやき。


 「司牡丹は食の最高のパートナーであり、ネットに勝る最強のコミュニケーションツールである!」っちゅう自社の今期の方針についてと、それを踏まえて「日本酒に『意味のイノベーション』を起こす!」っちゅう話や、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」の話や、さらなるブラッシュアップについてや、本年度重点商品及び新商品らあについて、本年は「明治維新150年」「司牡丹会社設立100年」(創業415年)「司牡丹・船中八策発売30年」っちゅう記念が3つも重なっちゅうお話らあを、いろいろさいてもうたがよ。


 11蔵元と武田社長さんの発表が終わりゃあ、続いては企画部の森部長さんからで、「日本酒業界が直面する課題〜激変する市場に対応する商品と、共感を呼ぶストーリー、そして世界に通用する安全性〜」っちゅうお話があったがやき。


 「顧客の世代交代による購買行動と飲酒形態の変化」「加速する定番離れへの対応」「国内での日本酒の成長カテゴリー純米吟醸、純米大吟醸の品質向上は必須課題」「劇的に変化・進化する日本酒の造り(日本酒の品質革命が静かに進行)」「小容量市場の急速拡大への対応」「熟成への取組み直し」「共感を呼ぶ情報発信」「日本酒の国際化と共に重要度を増す安全基準の国際標準化」「軽量化による運賃削減と品質保持と軽量化による破損率低減、運賃削減が両立する容器の検討」っちゅうようなお話やったがよ。


 その後も、質問や意見交換らあがあり、ほんで17時半ばあにゃあ、無事会議は終了したがやき。


 その後は、蔵元と飯田社長さんらあで銀座に移動。


 18時から「人形町今半 銀座店」さんにて、新年懇親会ながよ。
(9)人形町今半 銀座店

 各社1本ずつ持ち込みさいてもうたお酒を、まずはみんなあに注ぎ合うて、乾杯したがやき。


 ちなみにワシは、「司牡丹・維新の里」(純米酒)を持ち込みさいてもうちょったがよ。












 「前菜」がなかなか絶品で、ガンガンお酒が進むこと、進むこと!
(10)前菜と「維新の里」

 さらにお次の「フキノトウ豆腐」も絶品やって、飲んで食べて語り合うて盛り上がったがやき。
(11)フキノトウ豆腐
















 引き続き「お造り」が登場。
15(12)お造り

15(17)宴席風景15(19)デザート
















 さらにさらに、ガンガンにお酒が進んで、こぢゃんと会話も弾んだがよ。


 ここでいよいよ、メインの「すき焼き」が登場!


 絶妙にサシが入った赤身の牛肉が割下の焼ける匂いと共に、サッと両面焼き上げられ、それを生卵につけていただきゃあ、そりゃあもうトロケルばあ旨いこと旨いこと!

(13)すき焼きの牛肉
















 さらに野菜や豆腐らあの具材がトロケル牛肉の出汁の入った割下で焼き上げられりゃあ、もちろんこちらも旨いこと!旨いこと!
(14)すき焼きの具材(15)すき焼きの肉を焼く(16)すき焼きの具材を焼く

















 各社のお酒をガンガン酌み交わしもって、絶品の「すき焼き」をみんなあでペロリと平らげたがやき。


 とにかく飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて・・・いろいろ参考になる話らあも聞けて、まっこと有意義なひと時やったがよ。


 さらに味噌汁やお漬物、デザートもいただき、さらにさらにこの日1月11日は「鏡開き」の日やっちゅうことで、鏡餅の入ったお汁粉までいただいて、20時ばあにゃあ大盛り上がりのうちにお開きとなったがやき。
(18)味噌汁と漬物(20)鏡餅入り汁粉

















 さらにその後は、有志のメンバーにて2次会で、銀座7丁目の「日本酒バー さゆ里」さんにうかごうて、一層盛り上がりまくったがは、当然ながよ。
(21)日本酒バー「さゆ里」

 さて、日本名門酒会本部の皆さん、蔵元の皆さん、今年も1年、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!














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司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 15:27│Comments(0)