「笑顔は、すべてを正す曲線ながよ。」(フィリス・ディラー)
アメリカ合衆国生まれの女優・声優・コメディエンヌ、フィリス・ディラー(1917〜2012)さんの言の葉ながやき。
普通やったら、「すべてを正す」っちゅうたら、真っ直ぐにするイメージがあるき、そりゃあ「直線」のはずながよ。
そこを「曲線」っちゅう表現にしたところが、さすがは名コメディエンヌ、フィリス・ディラーさんながやき。
正しいこと、真面目なこと、公平なこと、正直なこと、真摯なこと、一所懸命なこと、努力すること・・・等々・・・これらあはすべて、「正」か「邪」かっちゅうたら間違いのう「正」やし、素晴らしいことながやけんど、それらあをあまりに真っ直ぐに、四角四面にキッチリと行い過ぎてしもうたら、そこに「邪」が生まれることがあるがよ。
これを防ぐための最強の武器、それが「笑顔」ながやき。
正しいこと、真面目なこと、公平なこと、正直なこと、真摯なこと、一所懸命なこと、努力すること・・・等々・・・の中に、必ず「笑顔」っちゅう武器を装備すりゃあ、ダークサイドに落ちるこたぁないっちゅうことながよ。
これをフィリス・ディラーさんは、「笑顔は、すべてを正す曲線」っちゅうて、表現しちゅうがぜよ。