2018年01月28日

幸せの言の葉<1188>

「幸福たぁ何か飛び抜けたイベントらあやないがよ。日々に感じるちんまい灯火(ともしび)にこそあるがやき。」(ドロシー・ロー・ノルト)


世界的ベストセラー「子どもが育つ魔法の言葉」の著者として知られちゅう、アメリカの著述家・カウンセラー・教育コンサルタント、ドロシー・ロー・ノルト(1924〜2005)さんの言の葉ながよ。


でっかい夢を持つこたぁ、そりゃあえいことやろうけんど、その影響で、何か飛び抜けたイベントみたいなことが起きん限り、自分は幸福やないと思うてしまうようやったら、そりゃあまっこと不幸な人やと言うしかないがやき。


でっかい夢を持つことで、必要以上に自ら幸福のハードルを上げまくってしもうちゃあイカンっちゅうことながよ。


でっかい夢を持っちょろうが、それがちんまい夢やろうが、そんなことにゃあ関係のう、日常のほんの些細な、日々のちんまい灯火みたいな出来事を悦び、慈しむ心を持っちょらにゃあ、幸福にゃあなれんっちゅうことながやき。


イベントみたいな飛び抜けたでっかい歓喜はほんの一瞬のことやけんど、日常のほんの些細な、日々のちんまい灯火みたいな悦びは、ジンワリと暖こうに優しゅう包み込んでくれるように、いつまでも長続きするがよ。


それこそが幸福やと、ドロシー・ロー・ノルトさんはワシらあに教えてくれるがぜよ。




Posted by tsukasabotan at 09:00│Comments(0)