1月25日(木)は、昨日のブログの続きで、日本酒造組合中央会主催による海外記者プレスツアーで、8名の外国人記者の方々らあが、中央会の井内さんと中村さんと共に、司牡丹に酒蔵見学にお越しになられたがやき。
ツアーの内容や参加者らあについちゃあ、詳しゅうは昨日のブログをご参照くださいや。
高知市内のホテルからバスにて、司牡丹にゃあ朝9時に到着されたがよ。
ほんでいきなり「平成蔵」での仕込み作業のお手伝いやって、蒸米運びながやき。
蒸米機と放冷機を通った、精米歩合35%の山田錦の蒸米を、純米大吟醸の仕込みタンクまで運ぶっちゅう作業で、三段仕込みの初添えにあたるがよ。
出てきた蒸米を、早速皆さんに吟醸蔵まで運んでいただき、皆さん大悦びやったがやき。
高知さんさんテレビさんが取材に来られちょって、仕込み作業を終えた記者の方に、ちくとインタビューをされよったがよ。
その後は、あらためての酒蔵見学ながやき。
まずは玄関の酒林、江戸時代末期建造の白壁の貯蔵庫らあを、ワシの解説付きにて中村さんの通訳にて、ご案内さいてもうたがよ。
ほんで、あらためての「平成蔵」で、まずは「蒸米」のあたりにて、浅野杜氏が「ひねり餅」を作ってくれ、皆さん感激されちょったがやき。
続いては、「洗米機」「製麹機」らあを解説付きでご案内さいてもうて、「米麹ストックルーム」にて、「米麹」をちくと食べていただき、その甘みに皆さん感動されちょったがよ。
さらに「酒母室」にていくつかの「酒母」をご覧いただき、その発酵中の香りに、これまた皆さん大悦びやったがやき。
ほんで、もろみの発酵蔵にご案内し、プクプクと元気に発酵中のもろみをご覧いただき、香りも堪能してもうたがよ。
皆さん東京でのレクチャーにて、「泡あり酵母」と「泡なし酵母」についてを学んで来られちょったようで、「これがトラディショナルな泡あり酵母です!」っちゅうて、泡消し器が回りゆうもろみタンクを、じっくりご覧いただき、皆さん感激されちょったがやき。
さらに、最初にお手伝いいただいた蒸米を運んだ「吟醸蔵」にご案内し、大吟醸酒のもろみの面と香りをたっぷりご堪能いただき、皆さん大悦びやったがよ。
その後は、「平成蔵」の「きき酒室」にご案内さいてもうて、司牡丹のお酒のテイスティングタイムながやき。
「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)、「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)、「船中八策」(超辛口・純米酒)、「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)の4アイテムのお酒と英訳資料を用意さいてもうたがやけんど、記者の方から「是非、土佐宇宙酒も飲んでみたい」っちゅう要望があったき、「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙龍」(純米吟醸酒)と「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(純米酒)も用意さいてもうたがよ。
ほんで、1品ずつ通訳付きで解説さいていただきもって、テイスティングしていただいたがやき。
テイスティングの合間にも、ワシや杜氏に質問がガンガン出され、なかなか大変やったがよ。
こうして、アッちゅう間に予定の2時間半が終了し、11時半になっちょって、皆さん大急ぎでバスにて出発されたがやき。
ちなみにこの後の皆さんのご予定は、仁淀川屋形船で遊覧しもって昼食をいただき、いの町紙の博物館を見学し、高知県工業技術センターにて上東先生から高知酵母についてらあのレクチャーを受け、19時にゃあ料亭「濱長」さんにて酒文化体験宴会っちゅう流れながよ。
さて、ワシゃあこの晩は18時40分ばあに、料亭「濱長」さんにうかごうたがやき。
2階の会場にうかごうたら、既に「土佐鶴」の農本さんが来られちょったがよ。
続いて、高知県工業技術センターの上東先生と「亀泉」の西原会長さんが来られ、こちらはこの4名で、先方の海外記者8名と事務局2名を迎え撃たにゃあイカンっちゅうことながやき。
19時にゃあ、皆さんがお越しになり、工業技術センターにて試飲したお酒の残りをズラリと持ち込みしてくださったがよ。
土佐の豪快な皿鉢料理もドカンで、「寿司盛り」「組み物」「カツオ盛り」らあが次々と出され、皆さん「おお〜〜っ!!」っちゅうて感動しもって、写真を撮りまくりやったがやき。
珍味の盛られた「つきだし」も出され、さあ土佐酒を注ぎ合うて、みんなあで乾杯して、宴会のスタートながよ。
ちなみに司牡丹は、超高級酒「THE 司牡丹・プレシャス」(平成28BY・永田農法・佐川町永野埴生ノ川産低タンパク山田錦使用・純米大吟醸袋吊り搾り原酒)や、「司牡丹・酒槽搾り純米大吟醸原酒」(純米大吟醸原酒)や「船中八策」(超辛口・純米酒)らあが出されちょって、ワシゃあ周りの方々に、これらあのお酒をガンガン注がいてもうたがやき。
海外記者の方々に、皿鉢料理の中身らあをいろいろ解説し、通訳してもらいもって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、こぢゃんと盛り上がったがよ。
鯨とウツボの小鍋立てらあも出され、さらに宴席は盛り上がっていったがやき。
途中からは、芸妓さん舞妓さんの舞いのご披露があり、海外記者の皆さんもその美しさに感動し、写真を撮りまくりやったがよ。
さらに、何名かの海外記者の方々に、「しばてん手拭い」を被っていただき、みんなあで「しばてん踊り」のご披露ながやき。
ワシも被らされ、一緒になって「チャッチャ〜〜ッ!」っちゅうて踊って盛り上がり、皆さん大爆笑で写真を撮りまくりやったがよ。
その後は、いよいよ土佐のお座敷遊び、酒文化体験ながやき。
まずは「可杯(べくはい)」遊びをご紹介し、通訳してもうたがよ。
ほんで、お題は「ハンサム」っちゅうことになり、まずはワシがコマを回して、「ベロベロの神様」の歌をみんなあで手拍子しもって歌うて盛り上がったがやき。
ほいたら、いきなりワシに「ひょっとこ杯」が当たったがよ!
そちらを軽うに一気に飲み干し、お次のお題は「スケベ」やと決めて、さらにワシがコマを回したら・・・またもワシに「ひょっとこ杯」!
やってくれるのう!「ベロベロの神様」!
ほいたらと、次のお題は「ドスケベ」にしてコマを回したら・・・何とまたまたワシかよっ!?
一番ちんまい「おかめ杯」やったき、被害は少ないけんど、3連続たぁまっこと「ベロベロの神様」もお人が悪いぜよ!
けんど、皆さんもルールがよう分かったようで、バカウケやったがやき。
アッチで「天狗」、コッチで「ひょっとこ」と、海外記者の皆さんらあにも当たりだし、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
続いては、さらにオトロシイお座敷遊び、「菊の花」が登場ながやき。
全員で14人やき、14枚の杯をお盆に伏せて、そのうちの1枚に菊の花を隠して、「きっくのはな〜〜っ!」の歌と手拍子に合わせて、順番に1人ずつ杯をめくっていくがよ。
ほんで菊の花の杯を引き当てた人が、めくられちゅう杯のすべてにお酒を注いでいただけるっちゅう、ロシアンルーレット並みのオトロシイお座敷遊びながやき。
最初のうちは、3人目とか4人目らあで当たりよったき、あんまり盛り上がらんかったけんど、とうとう「亀泉」の西原会長さんが、残り2枚のところで引き当て、13杯をイッキ飲みし、ヤンヤの拍手喝采の大盛り上がりに盛り上がったがよ。
海外記者の皆さんも、土佐のお座敷遊びの楽しさを、かなりご理解いただけたようで、皆さんまっこと大悦びやったがやき。
こうして大盛り上がりのうちに、21時ばあにゃあ大団円のお開きとなったがよ。
ちなみに皆さんのこの翌日のご予定は、酔鯨酒造さんに7時40分集合で、仕込み体験や酒蔵見学をされ、土佐市の竹内商店さんにて鰹節工場を見学され、「萩の茶屋」さんにて昼食を取られ、桂浜経由にて高知空港に向こうて帰られるっちゅうコースながやき。
海外記者の皆さんは、まっこと日本に来られてから予定がビッチビチで、ゆっくりする時間らあもまったくのうて、なかなか大変やっつろうけんど、この度は四国にお越しいただき、まっことありがとうございました!
今後の様々なメディアでの発表を、楽しみにしちょりますきに、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社