2018年02月02日

四国ブロック中央会指導員等研究会で講演と「土佐学協会」第8回理事会ぜよ!

 まず1月29日(月)は、高知県中小企業団体中央会さんからの依頼で、14時50分から「高知サンライズホテル」にて、四国ブロックの中央会指導員等の方々(14名)に対し、高知県酒造組合理事長として、ワシが講演さいてもうたがやき。


 テーマは、「土佐酒ブランド化」についてながよ。


 これまでまる4年間にわたって何かとお手伝いいただいてきた、高知県中小企業団体中央会の川田課長さんに作成していただいたパワーポイントを使うて、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」について、まずはお話さいてもうたがやき。
(1)ワシの講演パワポ(2)四国ブロック中央会指導員等の皆さん

 まず、「なかま」にゃあ一般的な「なかま」=「同志」っちゅう意味と、土佐弁でいう「なかま」=「シェアする」っちゅう、2つの意味があるっちゅう話をさいてもうてから、「TOSA NAKAMA SAKE」の4つのコンセプトについて、お話さいてもうたがよ。


 まずは、杯を「なかま」(シェア)にしてナンボでも酌み交わせる淡麗辛口やっちゅう「杯をNAKAMA」、次に山川海の食材の素材の美味しさを下から支えて押し上げてさらに美味しゅうしてくれる食中酒やっちゅう「食とNAKAMA」、3つ目は18蔵の造りのデータを全社で共有し全体でレベルアップしゆうっちゅう「技をNAKAMA」、4つ目はそれらあの結果として酌み交わしゃあ誰やちすっと仲間になれるネットに勝る最強のコミュニケーションツールやっちゅう「人とNAKAMA」っちゅう4つのコンセプトながやき。


 ほんで、土佐酒にゃあ18蔵の「なかま」がおるっちゅうて、18蔵の銘柄ロゴや「TOSA NAKAMA 18」の18蔵元全員が写ったポスターをご紹介さいてもうたがよ。


 お次は、「土佐酒ブランド化に向けた取り組み」として、これまでの経緯について、お話さいてもうたがやき。


 まず平成26年度は、高知県地産地消・外商課より、高知県酒造組合へ、ロンドンPR事業の提案があり、参加を希望する9蔵元にて、「土佐酒輸出促進共同事業体」を設立したがよ。


 次に平成27年度は、海外展開セミナーの開催やイベント用PRツールの制作あを行うて、初めて在英国日本大使館にて「London Tosa Sake Fair」を開催したがやき。


 続いて平成28年度は、高知県内の産官学連携組織として「土佐酒振興プラットフォーム」を設立し、「土佐酒ブランド化」に向けた協議をスタートし、さらに在英国日本大使館にて「London Tosa Sake Fair 2016」を開催したがよ。


 お次の平成29年度は、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」が決定し、まずは7月に東京・赤坂にてお披露目パーティを開催、次に9月にパリとロンドン(「London Tosa Sake Fair 2017」)にてお披露目イベントを開催、さらに10月にゃあ高知市にて、12月にゃあ香港にてお披露目イベントを開催っちゅう流れながやき。


 また、「土佐酒振興プラットフォーム」についても、「酒米部会」と「販売輸出部会」があり、推進方向や活動内容らあについて、お話さいてもうたがよ。


 ワシの講演の後は、川田課長さんが、「支援者として関わる土佐酒ブランド化」っちゅうテーマで、お話してくださったがやき。
(3)川田課長さんのお話(4)川田課長さんのパワポ(5)川田課長さんのパワポ2
















 まずは「土佐酒ブランド化の取り組みと中央会の支援」っちゅう表を使うて、いろいろお話してくださったがよ。


 さらに、「支援する立場から見た問題認識�‘団Г鮟淑�に訴えることができていない。」や、「支援する立場から見た問題認識��行政との意思疏通不足」らあについて、詳しゅうお話してくださったがやき。


 さらにさらに、「予算の確保」や「支援者から見た成果」や「支援を行ううえで中央会が果たすべき役割」らあについて、お話いただいがよ。


 ほんで再びワシから、ちくと追加のお話らあをさいてもうたがやき。


 結局、このまる4年間にわたる海外展開事業と土佐酒ブランド化がうまいこといった一番の要因は、「人」やっちゅうて断言さいてもうたがよ。


 ブランドコンセプトのデザイナーの迫田さんと、中小企業団体中央会の川田課長さんとワシの3人は、それこそこの4年間は会議やら何やらプラスその後の宴会らあで、かなりの時間を共有しちゅうし、もはやデザイナーやとか中央会やとかっちゅう意識やのうて、「なかま」やと思うちゅうがやき。


 迫田さんは、昨年自腹でパリ・ロンドンのイベントに参加してくださったし、川田さんは、素人部門の「きき酒全国大会」に高知県代表として出場して団体戦日本一になり、さらに「土佐酒アドバイザー」の資格まで取得されちゅうがよ。


 もはや完全に「なかま」ながやき。


 高知県は、輸出のトップが柚子で、二番目が土佐酒やき、たまたま土佐酒に力を入れるっちゅうことになったがやけんど、香川県も徳島県も愛媛県も、それぞれの県で、最も力を入れるべき一番「らしい」分野があるはずながよ。


 そこに絞り込んで、そこの方々らあと「なかま」といえるばあ深うに付き合うてこそ、事業っちゅうもんはうまいこといくがやないろうかっちゅうて、締め括らいてもうたがやき。


 こうして16時ばあにゃあ、四国ブロック中央会指導員等研究会でのワシの講演は、拍手喝采でもって、無事終了したがよ。


 その後は、ワシゃあ高知県立大学永国寺キャンパスに向こうて、こちらの地域連携棟の地域教育研究センター長室にて17時から、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の、平成29年度第8回理事会やったがやき。
(6)土佐学協会理事会

 今回は、ワシと清原先生と大野さんと長崎さんの4名にての理事会やったがよ。


 ほんで、以下の内容らあについて、報告や検討や打ち合わせらあをしたがやき。


●松崎先生の書籍出版について


土佐の郷土食の生き字引といわれる松崎淳子先生の、土佐の郷土寿司の書籍を、基金を募って発行するっちゅう件についてながよ。


「松崎淳子先生の書籍を出版する会」の事務局としちゃあ、土佐学協会の事務局は県立大学内にあるきダメなもんやき、司牡丹酒造にさいてもらうことになったがやき。


書籍の内容は、「サバ寿司の作り方」「土佐のおきゃくと土佐の郷土寿司」「土佐の田舎寿司の作り方」「土佐の酢みかん文化」等で、書籍のタイトルは「土佐のお寿司の本」(仮)を予定しちゅうがよ。


1口5000円で、最低400口200万円を集めにゃあイカンき、そう簡単なことやあないがやき。


1口につき、書籍1冊と「松崎淳子先生のサバ寿司の作り方DVD」1枚を、書籍発行時(平成30年10月発行予定)に進呈さいていただきますきに、ご希望されます方は、ご連絡をお願い申し上げますぜよ。


●「土佐学大会」について


土佐学協会の1年間の活動の総決算、「土佐学大会」についちゃあ、テーマや内容らあについちゃあ未定やけんど、日程だっけ5月13日(日)に仮決定さいてもうたがよ。


●次号ニュースレターについて


3月末ばあに原稿締切で、4月上旬ばあに発送予定っちゅうスケジュールとなったがやき。


●「郷土野菜を楽しむ会」について


 この翌々日の31日(水)開催の「第7回郷土野菜を楽しむ会」は、「土佐料理 司 高知本店」さんにて、ご参加者28名にて開催されるっちゅうがよ。


 長崎さんが領収書の準備、ワシがアンケートと封筒の準備を担当することになり、当日は17時集合に決まったがやき。


 こうして18時ばあにゃあ、「土佐学協会」平成29年度第8回理事会は、無事お開きとなったがよ。


 続いて、翌日の1月30日(火)は、高知県中小企業団体中央会さん依頼の講演の続きで、四国ブロック中央会指導員等研究会の皆さん(14名)が、司牡丹に酒蔵見学と「司牡丹酒造の海外展開について」の話を聞きに来られたがやき。


 10時前ばあにゃあ皆さん集まられ、ワシの解説付きでご案内さいてもうたがよ。


 江戸時代末期建造の白壁蔵、玄関の酒林、瓶詰め工場、「平成蔵」の蒸米機、放冷機、洗米機、麹室、麹ストックルーム、酒母室、さらに、もろみ仕込蔵、マイナス5℃以下の瓶貯蔵庫らあを、詳しゅう説明しもって、ご案内さいてもうたがやき。
(7)四国ブロック中央会見学・白壁蔵内(8)玄関の酒林(10)麹ストックルーム


















(11)酒母見学(9)蒸米見学(12)もろみ見学

















 ほんで、「酒ギャラリー ほてい」にて、何名かの運転せん方々に、試飲をしていただいたがよ。


 続いては、司牡丹の食堂にて、ワシから「司牡丹酒造の海外展開について」のお話をさいてもうたがやき。


 司牡丹の輸出開始は、昭和59年(1984年)にアメリカ東海岸(ニューヨーク中心)への輸出からやき、もうかれこれ35年近う前になるがよ。


 この頃から現在に至るまで、全て日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)本部・株式会社岡永さんのルートながやき。


 けんど初期の頃は、日本酒らあて現地におる日本人にしか飲んでもらえいで、鳴かず飛ばず状態がしばらく続いたがよ。


 それが、平成9年(1997年)〜12年(2000年)ばあに、流れが変わりだいたがやき。


 まず平成9年に、ニューヨークの高級フレンチ「シャンテレル」に、「司牡丹・雫酒」(純米大吟醸原酒)が定番導入され、平成10年にゃあANA国際線ファーストクラスに「船中八策」が半年間搭載され、同年ニューヨークのワインショップ「シェリー・レーマン」に「デラックス豊麗司牡丹」(純米大吟醸原酒)が導入されたがよ。


 「世界のワインの流行を決める」とまで言われちょった老舗「シェリー・レーマン」のカタログに、「日本で最も優れた冷用酒」(※当時はまだ吟醸酒っちゅう言葉も全く認知されてのうて、日本酒は燗で飲むもんと思われちょったため)っちゅうて掲載されたことは、こぢゃんとPRになったがやき。


 ほんで、平成11年1月にゃあ、「シャンテレル」のオーナーシェフ、デビッド・ウォルタック氏と、マスターソムリエのロジャー・デイゴーン氏が、司牡丹に酒蔵見学に来られ、同年4月にゃあ「シャンテレル」にて、「日本酒とフランス料理の夕べ」が開催されたがよ。


 海外の高級フレンチで初となる「SAKEディナー」に、9品中3品、司牡丹が選ばれたことは、まっこと大きかったがやき。


 ちなみにこのディナーは、その後10年間開催され、いまや伝説となっちょって、海外における日本酒の地位向上に果たした役割は、こぢゃんと大きかったといえるがよ。


 また、平成12年5月にゃあ、司牡丹もグラス選考に携わった「リーデル大吟醸グラス」が、発売になっちゅうがやき。


 世界的に有名なワイングラスメーカーのリーデル社が、日本酒の大吟醸専用のグラスをつくったっちゅうんは、まっこと大きな出来事やったといえるがよ。


 だいたいこんな感じのお話と、司牡丹の輸出に関する数字についてのお話らあをさいてもうて、11時15分ばあにゃあお開きとなったがやき。


 その後、皆さん「酒ギャラリー ほてい」に立ち寄られ、お土産を足るばあ購入して帰ってくださったがよ。


 四国ブロック中央会の皆さん、そして高知県中小企業団体中央会の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!












土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社


Posted by tsukasabotan at 10:31│Comments(0)