2月5日(月)は、「Sake Brewery Tours」のファウンダー中村悦子さんと、同ツアーリーダーで高知在住のデーナ・ベルテさんがツアコンを務められる「高知酒蔵ツアー」の「土佐のおきゃく体験」が、19時半から「料亭 濱長」さんにて開催されたがやき。
ちなみに中村さんは、つい先日の「海外記者プレスツアー」(「1月31日」のブログ参照)でも、ツアコンを務められ、高知にお越しいただいちょったき、立て続けながよ。
今回のお客様は、40代から60代までの日本酒ファンの一般人12名ながやけんど、そのうちジョン・ゴントナーさんの業界プロ向けクラスの受講者が4名、酒蔵ツアーのリピーターが10名っちゅうことやき、ほとんどの方がある程度以上の日本酒の知識を持っちゅうっちゅうがやき。
12名中9名がアメリカで、2名がオーストラリア、1名がシンガポールからっちゅう方々ながよ。
ほんでこの日は、11時ばあに高知空港に到着され、安芸に向かい、「ちりめん丼定食」の昼食後、「安芸虎」の有光酒造さんを見学し、五台山や竹林寺を見学しホテルへ戻り、19時半から「濱長」さんにて「土佐のおきゃく体験」っちゅうスケジュールながやき。
高知県酒造組合からは、理事長のワシと、この日皆さんが見学にうかごうた有光酒造の有光社長の2人だけの出席やって、有光社長はあんまり飲まんき、この2人で日本酒ファンの外国人12名を迎え撃たにゃあイカンっちゅうことて、こりゃちくと大変ながよ。
さて、皆さんが到着された頃、お料理の皿鉢料理が次々と出されたもんやき、いきなり皆さん「Wow!」っちゅうてお料理の写真を撮りまくりになったがやき。
皿鉢料理の「組み物」、「田舎寿司盛り」「鰹のタタキ・活き造り盛り」・・・皆さん大悦びで写真を撮りまくられたがよ。
さて、早速ご購入いただいて持ち込みさいてもうた、司牡丹4アイテムと安芸虎4アイテムが出され、「濱長」さんのスタッフが注いで回り、いよいよ乾杯ながやき。
ワシゃあ「船中八策」(超辛口・純米酒)を注いでもうて、有光社長の音頭にて、乾杯したがよ。
ほんで引き続いて、ワシからのご挨拶で、土佐酒ブランドコンセプト「TOSA NAKAMA SAKE」について、ちくと説明さいてもうて、デーナさんが通訳してくださったがやき。
「なかま」にゃあ一般的な「なかま」=「同志」っちゅう意味と、土佐弁でいう「なかま」=「シェアする」っちゅう、2つの意味があるっちゅう話をさいてもうてから、「TOSA NAKAMA SAKE」の4つのコンセプトについて、お話さいてもうたがよ。
まずは、杯を「なかま」(シェア)にしてナンボでも酌み交わせる淡麗辛口やっちゅう「杯をNAKAMA」、次に山川海の食材の素材の美味しさを下から支えて押し上げてさらに美味しゅうしてくれる食中酒やっちゅう「食とNAKAMA」、3つ目は18蔵の造りのデータを全社で共有し全体でレベルアップしゆうっちゅう「技をNAKAMA」、4つ目はそれらあの結果として酌み交わしゃあ誰やちすっと仲間になれるネットに勝る最強のコミュニケーションツールやっちゅう「人とNAKAMA」っちゅう4つのコンセプトながやき。
ほんで、本日「濱長」さんにて土佐酒を酌み交わしゃあ、皆さんももう「なかま」やっちゅうてご挨拶さいてもうて、拍手喝采やったがよ。
さあ、そっから後は、皆さんと共に、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、一気に盛り上がったがやき。
「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)や「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)や、この前日に搾ったばっかしの「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)らあを周りの皆さんにガンガン注がいてもうて、ワシもガンガンいただいたがよ。
「ウツボ鍋」も出され、これまたお酒が進むこと、進むこと!
ひとしきり盛り上がった後、琴魚さんとかつをさんの2人の芸妓さんによる、舞いの披露があり、またも皆さん写真を撮りまくりになったがやき。
優雅な舞いの後は、「はし拳踊り」の披露ながよ。
「安芸虎」のお酒を使うて、琴魚さんとかつをさんの真剣勝負の「はし拳」が披露されたがやき。
お次は、お客様から出場者を募り、土佐名物の「しばてん踊り」ながよ!
他のお席のお客様や何名かの外国人客の方々と共に、ワシと有光社長も「しばてん手拭い」をかぶり、出場さいてもうたがやき。
「ちゃっちゃ〜〜!」のしばてんポーズに、外国人客の皆さんも大爆笑で、またも写真を撮りまくりやったがよ。
ワシゃあ踊りよったもんやき、残念ながら「しばてん踊り」の画像がないがはお許しくださいや。
その後は、琴魚さんとかつをさんが各お席を回り、いよいよ「土佐のお座敷遊び」タイムながやき。
ちくとしてから、ワシらあのお席にゃあ、琴魚さんが来てくださったがよ。
目の前に現れた本物の土佐芸妓さんの美しさに、またまた皆さん写真を撮りまくりながやき。
調子に乗った琴魚さん、外国人客の皆さんを回って、差しつ差されつの献杯・返杯をやりまくり、さらに皆さん大悦びの大盛り上がりとなったがよ。
さあ、いよいよキョーフの「土佐のお座敷遊び」の始まり始まりながやき。
まずは琴魚さんが「可杯(べくはい)」遊びの解説をし、デーナさんが通訳してくださったがよ。
ほんで三味線のお囃子と共に、「ベロベロの神様」の歌が歌われ、最初のお題は「お金持ち」!
ワシの目の前の外国人男性の方に、いきなり天狗杯が当たって、大盛り上がりになったがやき。
土佐酒を一気に飲み干してもうて、お次のお題は「プリティな人」!
これまた琴魚さんのお隣の外国人男性に天狗杯が当たり、またまた大爆笑!
この後も次々と外国人客の皆さんに天狗杯が当たり、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
ほんで続いては、さらにオトロシイ「菊の花」遊びながやき。
ワシらあ16名と琴魚さん分の17枚の杯をお盆に伏せて置き、そのうちの1枚に菊の花を隠して、「きっくのはな〜〜!」っちゅうて歌いもってお盆を回し、順番に1枚ずつ杯をめくっていくがよ。
ほんで、菊の花の杯をめくった人が、開いちゅう杯の数ばあお酒をいただけるっちゅう何ともオトロシイ、土佐流ロシアンルーレットながやき。
ほいたら、なかなか当たらんもんやき、皆さん戦々恐々ながよ。
最後の方の方々らあ、祈りもって杯をめくりよったがやき。
ほいたらラストから2番目の外国人女性に、16枚分の杯が当たり、ヤンヤの拍手喝采となったがよ。
可哀想やっちゅうことで、ワシと琴魚さんもお手伝いに参戦し、3人で16杯を空けたがやき。
その後も、さらに飲んで食べて語り合うて盛り上がり、22時前にゃあワシの「三本〆」にて、大団円のお開きとなったがよ。
皆さんまっこと大満足の、満面全身笑顔にて、帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました外国人客の皆さん、中村さん、デーナさん、そして「濱長」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみに「高知酒蔵ツアー」の今後の予定は、以下の通りながよ。
【2月6日(火)】
●土佐市「竹内商店」鰹節工場見学
●「宇佐もん工房」うるめいわしの水揚げ見学と昼食
●「青龍寺」見学
●「白木果樹園」柑橘類栽培見学
●「ひろめ市場」にて夕食
【2月7日(水)】
●「上ノ加江漁協」で漁師体験
●久礼「大正町市場」見学
●「西岡酒造」見学
●「黒潮本陣」にて夕食&宿泊
【2月8日(木)】
●「無手無冠」見学
●道の駅「よって西土佐」にてランチ
●「岩間の沈下橋」見学
●「四万十川川下り」
●高知市「すしバル うますし」にて夕食
【2月9日(金)】
●「司牡丹酒造」見学
●仁淀川を眺めながら「あおぎ」にて昼食
●「いの町紙の博物館」紙漉き体験
●高知空港から羽田へ
司牡丹に見学に来られるがは、まだちくと先になるけんど、準備万端にてお待ちしちょりますきに、皆さん楽しみにしちょいてくださいや!
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司牡丹酒造株式会社