「行動は必ずしも幸福をもたらさんかもしれんけんど、行動のないところに幸福は生まれんぜよ。」(ベンジャミン・ディズレーリ)
イギリスの首相も務めた政治家・小説家・貴族、ベンジャミン・ディズレーリ(1804〜1881)さんの言の葉ながやき。
何の行動もせんと、幸福になれると本気で思うちゅう人はおらんと思うけんど、実は、結果の幸不幸に関係のう、自分の意志で行動するっちゅうことそれ自体が幸福ながよ。
自分の意志で行動することができんような、自由を奪われた状態をちくと想像してみりゃあ、スッと分かるはずながやき。
そんなくに幸福は決して生まれんっちゅうことが。
ほいたら、自分の意志で自由に行動することができるっちゅうだっけで、既に幸福やっちゅうことながよ。
ほいたら、行動の結果がたとえ不幸の側に転んだとしたち、そりゃあ不幸でも何でもないがやき。
その結果を踏まえて、次の行動を起こしゃあえいだっけのことながよ。
行動し続ける限り、そりゃあ途中経過であり、一見不幸に見えたち「幸福途上」っちゅうことながやき。
つまり行動し続けることこそが、幸福そのものやっちゅうことながぜよ。