「未知の問題が出てきたとき、それを分解して易しい部分と難しい部分に分ける習慣ができちょったら、うろたえるこたぁないぜよ。」(佐藤優)
日本の元外交官であり作家の、佐藤優(1960〜)さんの言の葉ながやき。
なかなかの人物やと目されちゅうような人やち、まったく未知の問題に出会うたら、意外にうろたえてしもうたりするもんながよ。
けんど人生っちゅうんは、これからの時代は特に、未知の問題に出会わんまんまじゃあすまんもんながやき。
ほいたら、未知の問題に出会うたちうろたえんようにするにゃあ、どういたらえいかっちゅうたら、かの佐藤優さんは、「それを分解して易しい部分と難しい部分に分ける習慣」ができちょらなイカンっちゅうがよ。
どれっぱあ凄い未知の問題やち、その全てが難しい部分だっけでできちゅうらあてこたぁないがやき。
それを細こうに分解してみりゃあ、実は大抵は半分以上、場合によっちゃあ8割以上が易しい部分でできちょったりするもんながよ。
分解してそこに気づくことができりゃあ、あとはただ粛々と、まずは易しい部分から順番に解決していきゃあえいだけながやき。
ほんで、半分以上、あるいは8割以上の易しい部分を解決しゆううちに、難しい部分を解決するための糸口やヒントらあが、必ず見つかるもんながよ。
ほいたら、その糸口やヒントらあを元に、再びただただ粛々と、難しゅう絡んだ糸を1つ1つほぐしていきゃあえいだけながやき。
ほんじゃき、たとえどれっぱあ凄い未知の問題に出会うたとしたち、決してうろたえちゃあイカンっちゅうことながぜよ。