2月19日(月)は東京の外務省飯倉公館にて、「地方創生支援飯倉公館活用対外発信事業」として、「外務大臣及び高知県知事共催レセプション」が開催されたがやき。
外国人観光客の誘致や特産品の輸出に取り組む自治体に協力しょうと外務省が3年前に始めた事業で、今回の高知県で13回目になるらしいがよ。
内容は、セミナーと立食パーティーの2部構成で、大使や駐日外国商工会議所の職員らあを招いて開催されるっちゅうイベントながやき。
ほんで今回は、高知県からの依頼で、土佐酒ブースを担当するため、高知県酒造組合からは理事長のワシと事務局の秋久さんと、土佐鶴東京事務所の農本さんと、桂月からは松本社長さん含め3名が出役となっちゅうがよ。
ほんで、お昼の12時ばあに、ワシと秋久さんと土佐鶴の農本さんと、高知県産業振興推進部地産地消・外商課の山本企画監さんらあが集まり、土佐酒ブースを準備したがやき。
昨年と一昨年に開催された国内外の様々な日本酒のコンペティションにて、上位に入賞した土佐酒らあを中心に14アイテムほど集め、ズラリと並べたがよ。
ちなみに司牡丹は、世界最大の日本酒審査会「SAKE COMPETITION 2016」の純米大吟醸部門において、堂々の2位に入賞した「司牡丹・槽掛け雫酒」(純米大吟醸原酒)と、世界中で大人気の「司牡丹・山柚子搾り・ゆずの酒」(リキュール)を出さいてもうちょったがやき。
土佐酒ブランドコンセプトの「TOSA NAKAMA SAKE」のポスターやパネルや幟旗らあも飾り付け、飾り樽の上にプレゼント用の「NAKAMA猪口」も並べ、準備万端ながよ。
ちなみに他のコーナーは、柚子コーナー、深層水コーナー、観光PRコーナー、伝統工芸品コーナー、木製品コーナー、土佐あかうしコーナー、土佐文旦らあの特産物コーナー、田舎寿司コーナー、まぐろ寿司コーナー・・・等々が、ズラリやって、各コーナーともに準備万端やったがやき。
13時半過ぎにゃあ、会場全体のチェックも終わり、ちくと休憩タイムながよ。
ワシと秋久さんと農本さんと山本企画監さんの4名は、公館の目の前にある、かのイタリアンレストランの先駆け「キャンティ」さんにうかごうたがやき。
ちなみに「キャンティ」の創業者の川添浩史さんは、坂本龍馬さんの「船中八策」を山内容堂公に進言した土佐藩参政後藤象二郎さんの孫で、その息子さんの川添光郎さんと、さらにその息子さんの現オーナーの川添隆太郎さんたぁ、ワシゃあ長年に渡り懇意にさいてもうちゅうがよ。
4人で、「キャンティ」さんが初めて創作された名物の「スパゲッティバジリコ」をいただきよったら、オーナーの隆太郎さんがご挨拶にお越しくださり、いろいろお話してくださったがやき。
ほんで、ワシらあにデザートをサービスしてくださったがよ。
たくさんの種類の中から選べるデザートに、秋久さんと山本さんは大興奮やったがやき。
「キャンティ」ならではの人気デザート、レモン風味のチーズケーキ「フィアドーネ」や、チョコレートケーキの「ネスラード」らあをいただき、4人とも大感激やったがよ。
隆太郎さん、まっことありがとうございましたぜよ!
15時半前に飯倉公館に戻んたがやけんど、公館内の別棟に、吉田茂記念資料特別展示室があるがに気づき、ちくと覗かいてもうたがやき。
公館の会場じゃあ、15時半ばあに土佐酒ブースに氷が配られ、全ての準備が整うたがよ。
壇上にゃあ、「TOSA NAKAMA SAKE」の鏡開き樽も置かれたがやき。
まだ回ってなかった他のコーナーもちくと回ってみりゃあ、「漫画王国土佐」コーナー、鳴子コーナーや、生け花は高知県産のグロリオサがドカンと飾られちょったがよ。
さて、16時過ぎばあからはボチボチご来場者の方々、在日大使館の外交団や海外メディアの方々らあがお越しになりだいて、土佐酒ブースにも「桂月」の3名と通訳の方も来られ、16時半からはセミナー会場にて、尾崎高知県知事さんによる「高知家の魅力発信セミナー」やったき、ワシゃあセミナー会場の後方に入らいてもうて、お話を聞かいてもうたがやき。
集まられた約100名ばあの方々に向けて、英語のスライド画像を使うて、同時通訳にて、まずは高知県の位置とアクセスについてのお話から入られ、次に高知の食についてのお話があったがよ。
カツオやキンメ鯛やサバや野菜や果物等々、高知にゃあ美味しいもんがいっぱいあるけんど、それが客観的な数字でも評価されちょって、旅行雑誌じゃらんの調査「地元ならでのおいしい食べ物が多かった」ランキングにて、過去8年間で6回日本一に輝いちゅうがやき。
ほんで、なんで日本一になれたかっちゅうたら、「豊かな自然」、「高度な産業・技術」(次世代園芸農業、マリンエコラベル等々)、「育まれた文化と酒」のお陰やっちゅうがよ。
ほんで、土佐の「おきゃく」文化、皿鉢料理文化、献杯・返杯文化、「べく杯」らあのお座敷遊び文化らあが豊かに根付いちょって、さらに土佐酒は、日本国内でもハイレベルなことで有名で、近年は世界的にもこぢゃんと評価されちゅうっちゅうてバッチリご紹介してくださったがやき。
また、自然災害についてもお話され、台風上陸回数は日本一で、また南海トラフ地震も危ぶまれちゅうっちゅうがよ。
けんど、ほんじゃきにこそ、津波サミットらあも開催され、防災関連産業も発展しちゅうっちゅうがやき。
お次は、高知の歴史・人材・文化についてながよ。
歴史上の偉人人気No.1の坂本龍馬さんを筆頭に、幾多の偉人が輩出されちゅうことや、数多くの漫画家も輩出しちゅうことや、いまや世界に広がりゆう「よさこい祭り」についても触れられたがやき。
これにてセミナーの第1部は終了し、引き続き第2部ながよ。
第2部も再び尾崎高知県知事さんが登壇され、「世界に発信する『よさこい』文化」について語られたがやき。
いち地方の祭りが、わずか64年で日本全国200ヶ所以上、世界26の国々に広がったっちゅう「よさこい」文化について語られ、「よさこい」の精神とオリンピック・パラリンピックの理念な、「多様性」「つながり」「発展」「全世界」っちゅう4点で共通しちゅうっちゅうて、「2020東京オリンピック・パラリンピック」に向けた取り組みらあについて、熱うに語られたがよ。
ワシゃあ急いでレセプション会場の土佐酒ブースに戻り、さあいよいよレセプション会場にお客様が入って来られだいたがやき。
セミナーに参加せんと、レセプションだっけの参加の方々もおられ、アッちゅう間にレセプション会場は大入り満員に!
69ヶ国の関係者らあが約250名ばあが集まられちょったようながよ。
レセプション本番スタート予定の18時にゃあ、まだ20分ばああるき、料理はまだやけんど、土佐酒ブースはOKやっちゅうことや、また知事さんのセミナーにて土佐酒のレベルの高さがアピールされたこともあり、皆さん土佐酒ブースに殺到され、ワシらあは大忙しになったがやき。
そんな中、18時過ぎばあにゃあ河野外務大臣さんが到着され、尾崎高知県知事さんと並んで、主催者ご挨拶をされたがよ。
河野外務大臣さんは、ご自身で流暢な英語で語られ、すぐ後にご自身で日本語の通訳も語られ、高知県の魅力を端的に伝えられて、まっこと素晴らしいご挨拶やったがやき。
続いては鏡開きで、河野外務大臣さん、尾崎高知県知事さんに、高知県関係国会議員さんや高知県議会議長さんらあ6名の方々が登壇され、「ヨイショ!」の掛け声にて、威勢良うに「TOSA NAKAMA SAKE」の鏡が開かれたがよ。
そんな合間に、会場内にゃあ乾杯用に、昨年IWC2016のスパークリング清酒部門にてトロフィーを受賞した「桂月・匠(John)」が配られたがやき。
ほんで、尾崎高知県知事さんによる乾杯ご発声で、知事さんは以下の通り語られたがよ。
「本日は、高知県について次の3つだけは覚えて帰ってください!まずは「よさこい」は世界に発信すべき日本を代表する祭りであること!次に、高知県の食は日本一うまいということ!そして高知県は酒もうまいということ!以上の3つです!」っちゅうて力強う語ってくださったがやき!
ほんで、会場の約250名が一斉に土佐酒で「かんぱ〜い!」をして、立食パーティーがスタートしたがよ。
皆さんお腹も空いちょったかしらん、一気に食事に殺到されたがやき。
ワシらあは食べれんがやけんど、せっかくやきちくとアチコチ回って撮影さいてもうたがよ。
土佐の田舎寿司は大人気やったがやき。
RKC調理師学校の三谷校長先生も、こぢゃんと嬉しそうに田舎寿司をアピールされよったがよ。
また、その田舎寿司を作られた、高知県アンテナショップ「まるごと高知」のレストランの山下料理長さんも来られちょって、忙しそうに黒マグロの握り寿司を作られよったがやき。
土佐文旦らあの特産品も、人気のようやったがよ。
その他の高知県食材を使うた料理らあも、どれもこれも大人気で、次々とのうなっていきよったがやき。
また、特に大人気で行列ができちょったがが、土佐あかうしのコーナーやったがよ。
三谷ミートの三谷さんも、大忙しやったがやき。
とにかく会場は満員電車状態で、ワシが移動するがもなかなかシンドかったばあながよ。
ほんじゃき3分の1ばあの方々は、あんまり移動をされんまんま、ワインらあを飲まれよって、遠く離れた反対側にある土佐酒ブースにゃあ来てくださってなかったようで、その点はまっこと残念やったがやき。
さて、そんな中、18時40分ばあから、「よさこい鳴子踊り」ステージパフォーマンスの披露があったがよ。
まずは、「天空しなと屋しん」さんの「よさこい」の披露。
続いては、「ドリーム夜さ来い」オフィシャルチームによる「よさこい」の披露があり、会場は一気に熱気ムンムンの大盛り上がりとなったがやき。
ほんで、会場の皆さんにも鳴子が配られ、「ドリーム夜さ来い」チームの皆さんによる、正調「よさこい」のレクチャーがあり、ラストは壇上にて会場の皆さんや知事さんらあも一緒になって、「よさこい」を踊りまくり、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
その後は再び懇談やったがやけんど、お客様も次第に帰られだいたがやき。
ワシゃあ土佐酒ブースにて、お帰りの皆さんに「TOSA NAKAMA猪口」のお土産を配らいてもうたがよ。
外国人の皆さんは、「OH!カワイイ!」っちゅうて大悦びやったがやき。
19時前ばあにゃあ、尾崎知事さんが退出直前の河野外務大臣さんを土佐酒ブースに連れて来てくださり、ワシゃあご挨拶さいてもうたがよ。
残念ながら河野外務大臣さんは、お酒は飲まれんそうやったがやき。
河野外務大臣さんが退出された後は、お客様もドンドン減っていき、19時半にゃあ皆さん帰られ、お開きとなったがよ。
大人気やった土佐酒は、ほとんどスッカラカンになっちょったがやき。
皆さん、まっことお疲れ様でしたぜよ!
また、河野外務大臣さん、尾崎知事さん、素晴らしい機会を与えていただき、まっことありがとうございました!
ちなみにその後は、ワシと農本さんと山本企画監さんの3名での打ち上げで、西麻布の隠れ家「甘美堂」さんにて、飲んで食べて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がったがは当然ながぜよ。
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司牡丹酒造株式会社