2月24日(土)は、徳島県三好市池田町にて開催の「第19回・四国酒まつり」(http://www.shikoku-sakematsuri.com/)会場内にて、第8回「四国地カクテルバトルロイヤル」(http://a-kiss.net/ji-cocktail/)が開催されたがやき。
ちなみに四国の「地カクテル」っちゅうんは、四国四県それぞれの県産米を使用した地酒をベースに、各県の果物や野菜らあの県産品だっけを使用して、各県のバーテンダーが創作したカクテルのことながよ。
その四国四県の地カクテルが出揃うて競い合うっちゅうんが、「四国地カクテルバトルロイヤル」ながやき。
第1回は平成22年の2月20日(「2010年2月22日」のブログ参照)に開催され、第2回は平成24年の2月25日(「2012年2月27日」のブログ参照)に開催され、第3回は平成25年の2月23日(「2013年2月25日」のブログ参照)に開催され、第4回は平成26年の2月22日(「2014年2月26日」のブログ参照)に開催され、第5回は平成27年の2月21日(「2015年2月25日」のブログ参照)に開催され、第6回は平成28年の2月20日(「2016年2月24日のブログ参照」)に開催され、第7回は昨年の2月18日(「2017年2月22日のブログ参照」)に開催され、今回が第8回目の開催ながよ。
さてまずは、高知のバーテンダー協会を代表して、今回ワシらあの酔狂につきおうてくださる、SOUND BAR「Braids Berry」(四万十市中村大橋通3-14プレステージビル2F TEL:0880-34-3122)の森由輝也さんらあと、JR高知駅にて朝9時ばあに待ち合わせたがやき。
今回はお手伝いいただく、前年度優勝者の「REBORN」(四万十市中村大橋通3-33 TEL:0880-34-9923)の大崎香さんと、前々年度と前々々年度優勝連覇の「Craps(クラップス)」(http://r.gnavi.co.jp/rpgv37hj0000/)の塩田貴志さんも同乗し、阿波池田に向けて出発したがよ。
つまり高知県は、昨年まで前人未到の3連覇中で、今年はさらに凄いカール・ルイスか伊調馨かっちゅうばあの4連覇がかかっちゅうがやけんど、過去の3連覇メンバーのお2人がフォローに回るっちゅうことで、まっこと頼もしい限りながやき!
10時半ばあにゃあ、池田町の会場のサンライズに到着。
今回も前回に引き続き、「四国酒まつり」のメイン会場の中で、集客は容易そうなき、そういう意味じゃあ良かったがやけんど、例年以上に物凄い人の数(昨年度参加者は2万3千人!)で、まるで満員電車の中を移動しゆうようで、荷物の搬入が大変やったがよ。
四国の40銘柄を超える地酒がズラリと並び、とにかく皆さんガンガン試飲され、既に結構酔っぱろうちゅう方らあもおられたがやき。
司牡丹のコーナーは、「船中八策」(超辛口・純米酒)が並べられちょったがよ。
そんな大イベントを横目に、ワシらあは「四国地カクテルバトルロイヤル」のブースをセッティングし、四県のバーテンダーの皆さんが、カクテルの準備ながやき。
ちなみにここ3年間は、高知県が3連覇やったけんど、「優勝トロフィーボトル」を、いよいよ返還せにゃあイカンがよ。
この「優勝トロフィーボトル」は、「二升五合(益々繁盛)」っちゅう意味やき、こぢゃんと縁起がえいがやき。
11時ばあにゃあミーティングがあり、総括の久本酒店佐藤社長さんから、当イベントについての流れや注意事項らあについて、説明があったがよ。
そうこうしゆううちに会場のお客様もドンドン増えてきて、「四国地カクテルバトルロイヤル」のコーナーにも、いつの間にか人だかりができちょったがやき。
バーテンダーの皆さんも、カクテルづくりに大忙しながよ。
地カクテルの審査は12時からスタートで、先着100名様限定やき、11時45分ばあから並んでいただく予定やったがやけんど、あまりにお客様が早いうちから集まり過ぎて、11時20分ばあから順番に並んでいただいたがやき。
愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが、マイクを持ってちくと趣旨説明をして、ついでに2人で恒例の「四国酒まつりの歌」を歌うて盛り上げ、皆さんに順番に並んでいただいたがよ。
行列はドンドン増えて、いつの間にか黒山の人だかりに!
11時50分ばあにゃあ、既に先着100名様が並ばれ、締め切りとさいてもうたがやき。
12時にゃあいよいよ第8回「四国地カクテルバトルロイヤル」の開会ながよ!
再び愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが進行役となり、まずは「四国酒まつりの歌」を歌うて盛り上げ、続いて四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが、順番にご挨拶されたがやき。
さて、今回エントリーされた地カクテルは、以下の4アイテムやったがよ。
〈高知〉
●「Dream catcher(ドリーム・キャッチャー)」:「司牡丹・土佐宇宙酒・宇宙のパワーで夢を叶える純米酒」(高知県産・永田農法栽培米使用の純米酒)と馬路村柚子飲料「ゆーず」を混ぜ、土佐嶺北産柚子塩でスノースタイルにしたカップに注ぎ、さらに高知ジンジャーエールで満たし、三原村産柚子皮砂糖漬けを沈めた、このカクテルに潜む夢のカケラを探しに行こうっちゅう作品で、大宇宙をイメージしたディスプレイや、バーテンダーさんの宇宙柄ネクタイらあも必見ながやき。
【「サウンドバー ブレイズベリー」(四万十市)森由輝也】
〈愛媛〉
●「伊予放浪記(いよほうろうき)」:愛媛産「ゴールデンキウイ」をミキサーにかけ、「華姫桜・極み辛口」、愛媛産「レモン果汁」、伊予柑インフュージョンブルーキュラソー、ルジェグリーンアップルリキュール、コアントロー、カリブシロップらあと混ぜて、ゴールデンキウイと「華姫桜」の自家製ドライフルーツを添え、伊予路の山々や瀬戸内海らあを表現しちゅう、なかなか凝ったカクテルながよ。
【「居酒屋 へご」(四国中央市)後藤卓亮】
〈徳島〉
●「阿波クラシック」:「御殿桜どぶろく」と、上勝産キウイ、上勝産葉わさび、練りわさび、上勝産すだち果汁、モナンキウイシロップ、モナンヨーグルトフラッペ、炭酸水で作られたカクテルで、ガーニッシュにゃあ上勝産マイクロ葉わさび、器は大谷焼きを使用し、阿波の伝統が次代に受け継がれていってほしいっちゅう願いが込められちゅうがやき。
【「glassホッパー」(徳島市)中田有美】
〈香川〉
●「瀬戸サンライズ」:「川鶴・特別純米・継承」と、小原紅早生果汁、グレナデンシロップ、瀬戸内海の粗塩らあをシェークし、カクテルグラスに注ぎ、仕上げにシナモンパウダーを振りかけたカクテルで、瀬戸内海の美しい朝日を表現しちゅうがよ。
【「美酒酒場 夜間飛行」(高松市)長島香】
ちなみに第1回は愛媛が優勝、第2回は徳島が優勝、第3回は愛媛が優勝、第4回は香川が優勝し、高知県はその間ずっと僅差の2位に甘んじてきちょって、第5回にて念願の初優勝を飾ることができ、さらに一昨年の第6回と昨年の第7回と3連覇を成し遂げちゅうき、今回もできることやったら、是非4連覇を果たしたいもんながやき。
ほんで、4人のバーテンダーさん(とお手伝いの方)らあがドンドンと地カクテルを作りはじめ、ズラリと並んだお客様が4県の地カクテルを順番に試飲されだいたがよ。
カラフルな4つのカクテルが次々と並び、100名のお客様が次々と試飲され、バーテンダーさんにいろいろ質問をしたりしもって、皆さん1杯1杯真剣に試飲されよったがやき。
次々と試飲と投票が行われ、またたく間に4つの地カクテルがのうなっていったがよ。
こうして40分ばあで、各県100杯の地カクテルが全部カラになり、第8回「四国地カクテルバトルロイヤル」の試飲と投票は無事終了したがやき。
ここでいったん閉めさいていただき、急いで集計ながよ。
集計が終了し、13時ばあにゃあいよいよ投票結果の発表ながやき。
今年はナント!お客様でごった返す、「四国酒まつり」メイン会場のど真ん中にて、結果発表と表彰式を開催さいてもらえることになったがよ!
またまた愛媛の近藤さんと徳島の斎藤さんが進行役となり、まずは「四国酒まつりの歌」を歌うて盛り上げ、続いて四県それぞれの代表のバーテンダーさんらあが順番にご挨拶され、たくさんのお客様から大きな拍手をいただいたがやき。
さあ!「益々繁盛の優勝ボトル」を手にする、第8回「四国地カクテルバトルロイヤル」優勝は・・・
愛媛県「居酒屋へご」後藤卓亮さんの「伊予放浪記」!!
残念ながら高知県の4連覇はならんかったけんど、集計結果によりゃあ、またも僅差の2位やったようながよ。
割れんばかりの大拍手の中、後藤さんにゃあ、優勝の表彰状と優勝カップの「二升五合(益々繁盛)ボトル」が贈られたがやき。
後藤さん、まっことおめでとうございます!
また他のバーテンダーの皆さんも、まっことお疲れ様でしたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社