2月27日(火)は、まず9時半ばあに土佐市の横川酒店の横川さんがお越しになり、永田農法・純米酒「日土人(ひとびと)」活動の10年目の第4弾「酒搾り」見学に参加されたがよ。
この活動は、日本名門酒会(http://www.meimonshu.jp/)と、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう土佐学協会(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)のコラボレーション企画で、永田農法純米酒「日土人」の田植え、稲刈り、酒造り、酒搾り、製品化、楽しむ会まで、1年間にわたって体験していただくっちゅう内容ながやき。
ちなみに前回の第3弾「仕込体験&交流会」は、「2月15日」のブログをご参照くださいや。
ほんで、その第4弾の「酒搾り」は、気温らあの変化の影響を受けるきに、正式な日程はギリギリにならんと確定せんがよ。
ほんじゃき今回は、2月27日(火)〜3月4日(日)の6日間を設定しちょったがやき。
ほいたらこの日、2月27日のご希望で横川さんのお申し込みがあったがやけんど、結局この日は搾るにゃあまだ早いっちゅうことで、残念ながら「酒搾り」は見学できんき、「日土人」のモロミに櫂棒で櫂入れをする作業を体験していただいたがよ。
ほんで、櫂入れ作業をしゆう横川さんの、記念写真らあも撮らいてもうたがやき。
これにて横川酒店さんの念いも、「日土人」の新酒の中に封じ込められたっちゅうことながよ!
さてその後は、横川さんはもう10数年ばあ司牡丹に見学に来てないっちゅうことやったき、せっかくやきっちゅうことでワシのご案内にて、司牡丹の酒蔵見学を回らいてもうたがやき。
まずは「平成蔵」の洗米機、麹室、麹ストックルーム、酒母室、きもと仕込みの酒母らあをご覧いただき、いろいろ解説さいてもうたがよ。
さらに、この日の朝に大吟醸酒を搾り終えたばっかしの、昔ながらの「酒槽」や、「吟醸蔵」にもご案内さいてもうて、フルーティな芳香を体感していただいたがやき。
続いては、瓶貯蔵用のマイナス5℃の冷蔵室もご覧いただいたがよ。
横川さん、あちこちで写真を撮りまくりやったがやき。
お車で来られちゅうっちゅうことで、試飲はできんき「酒ギャラリー ほてい」は飛ばいて、ぼっちり「第10回さかわ・酒蔵の道 ひなまつり」(3月4日まで)が開催されゆうっちゅうことで、こちらをご案内さいてもうたがよ。
まずは「旧浜口家住宅」に飾られちゅう、明治時代の襖絵がある雛飾りをご覧いただき、その後はウチのご本家で国指定重要文化財の「竹村家住宅」にご案内し、江戸時代のまんまの歴史的建築物の中で、いろんな雛人形や雛飾りらあをご覧いただいたがやき。
またまた写真を撮りまくりやったがよ。
横川さん、わざわざ佐川までお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!
続いては、その日の晩17時から「三翠園」さんにて、「第65回 高知県小売酒販組合連合会通常総会」の懇親会が開催されたがやき。
例年通り秋月酒店の秋月さんの司会にて開会し、ほいたら司会途中で秋月さんが壇上に移られ、高知県小売酒販組合連合会の新会長として、ご挨拶されたがよ。
この日の総会にて、10数年会長を務められた山崎澄男前会長さんからバトンタッチされたがやけんど、それやったら誰か他の方が司会を代わっちゃったら良かったにのう!
秋月新会長さんのご挨拶の後は、再び秋月さんが司会に戻り、いきなり高知県酒造組合理事長のワシのご挨拶をコールされたがやき。
まあ、予想はしちょったけんど、一応あらかじめ言うちょいていただきたかったのう!
ワシらあ土佐酒蔵元は、県外や海外らあにガンガン売って儲けゆうように見えるかもしれんけんど、こりゃあ必ず高知県へのインバウンドにつながると確信しちゅうっちゅうようなお話をさいていただき、秋月丸の船出を祝わいてもうたがよ。
続いては、四国卸酒販組合の山崎徹副理事長さんのご発声にて、土佐酒で乾杯して開宴となったがやき。
さあ、そっから後は、ちくと皿鉢料理をつまんでから、土佐酒もビールも入り乱れ飛ぶ、大おきゃくとなったがよ。
まだ時間も早いもんやき、みんなあロクに料理を食べもせんと、献杯・返杯の杯が飛び交うたがやき。
飲んで飲んで飲んで語り合うて、飲んで飲んで飲んで語り合うて、ちくと食べて、再び飲んで飲んで飲んで語り合うて・・・席も移動しまくりの大宴会となったがよ。
これを2時間もやりゃあ、当然のごとく、ワシも含めみんなあが立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
こうして19時15分ばあにゃあ、高知県小売酒販組合連合会前会長の山崎澄男さんから、退任のご挨拶兼中締めがあり、「第65回 高知県小売酒販組合連合会通常総会」の懇親会は、無事お開きとなったがよ。
山崎前会長さん、まっこと長いことお疲れ様でした!
そして秋月新会長さん、高知県の小売酒販店の未来を、何とぞ宜しゅうお願い申し上げますぜよ!
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司牡丹酒造株式会社