この会は、四国銀行さんの山元頭取さんを囲む会ながよ。
山元頭取さんは、「元気に前向きに」っちゅうテーマを掲げられちゅうし、お名前の中にも元気の「元」があるき、会の名称も「げんきの会」になったっちゅうわけながやき。
さて、今回も高知を代表する企業の会員43社中21社の代表の方々が集まられ、お世話役の四国管財株式会社中澤社長さんの司会で開会ながよ。

ほんで、まずは山元頭取さんのご講話ながやき。

お仕事でヨーロッパに出張に行かれた際のお話を中心に、いろいろなお話をしてくださったがよ。
特にワシにとっちゃあ、高知の「座屋(IZARIYA)」さんがスペインにもお店を出されてこぢゃんと流行っちゅうことを知っちょったき、スペインにこぢゃんとある日本料理店の大半は中国人や韓国人らあがやりよって、日本人がやりゆう日本料理店らあて4〜5店ばあしかないっちゅうお話を聞かいていただき、驚きやったがやき。
さあその後は、いよいよ懇親会のスタートながよ。
取り合えずビールにて、みんなあで声高らかに乾杯したがやき。

お料理をいただきもって、ちくと飲みよったら、旭食品株式会社さん(酔鯨酒造さんの親会社)の竹内会長さんが、「酔鯨」の純米大吟醸酒らあを差し入れで持ち込みされたっちゅうて、皆さん拍手喝采やったがよ。


実は竹内会長さんは、毎回こんな感じで持ち込みされ、何人かの方々から「ありゃ?司牡丹は?」っちゅうて言われるもんやき、今回はウチも、佐川の「酒ギャラリー ほてい」でしか売ってない、「酒蔵限定販売」の「司牡丹・しぼりたて純米吟醸生原酒」を持ち込みさいてもうちょって、ワシも拍手をいただいたがやき。
ほんで、それぞれのお酒について、まずは竹内会長さん、続いてはワシから、ちくと解説をさいてもうたがよ。
ワシゃあお酒の解説の後、ちくと皆さんに配らいてもうちょった、「松崎淳子先生の書籍を出版する会」へのご寄付のお願いもさいてもうたがやき。
ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」の事業として、高知県の伝統食の生き字引的存在である松崎淳子先生(高知県立大学名誉教授・土佐伝統食研究会代表・よい食生活をすすめるネットワーク会長・こうち男女共同参画ポレール代表)の「土佐のお寿司の本」を、基金を募って出版しょうっちゅう内容ながよ。
全国の郷土寿司を調べ尽くし、郷土寿司の伝道師の異名を持つ「酢飯屋」の岡田大介さんが、高知県を「郷土寿司大国」と表現されたばあ高知県にゃあ様々な珍しい郷土寿司が日本一存在しちゅうに、それらあがドンドン消えていきかけゆうがやき。
けんど、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、日本の寿司は既に世界のSUSHIになっちゅうがやき、土佐のサバ寿司・田舎寿司らあの郷土寿司も、今後は世界から脚光を浴びる可能性は極めて大きいがよ。
松崎淳子先生もすでに御年91歳っちゅうこともあり、いま「土佐のお寿司の本」を出版せにゃあ、いろんな意味で間に合わんなるかもしれんっちゅうことで、基金を募らいていただきゆうっちゅうことながやき。
何とぞ宜しゅうお願い申し上げます・・・ちゅうて、ちくとPRさいてもうたがよ。
さて宴席にゃあ、司牡丹と酔鯨のお燗酒も出されたがやき。
献杯・返杯のためにお銚子と杯を手にして皆さんドンドン席を立ちはじめたき、直ぐ様ワシも参戦ながよ。



そっから後は、杯が宙を飛び交うといわれる、典型的な土佐の宴会ながやき。
アッチに行ったり、コッチに来たりで、いろんな方々と杯を酌み交わしもって語り合うたがよ。
「司牡丹・しぼりたて純米吟醸生原酒」は、皆さんに大好評やって、「こりゃあ旨いっ!」ちゅう絶賛の声を、たくさんの方々からいただけたがやき。
その後も、飲んで飲んで飲んで、語り合うて語り合うて、大盛り上がりに盛り上がり、進行役の中澤社長さんのご配慮で、ワシが中締めのご挨拶をすることになり、再び最後に「松崎淳子先生の書籍を出版する会」へのご寄付のお願いをさいてもうて、中締めをさいてもうたがよ。
帰り際に数名の方々からその場にて、ご寄付をいただけたがやき。
ご寄付をいただきました皆さん、まっことありがとうございますぜよ!
こうして20時半ばあにゃあ、第3回「げんきの会」は無事お開きとなったがよ。
山元頭取さん、そしてご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社