2018年04月02日

「さんち」取材、「ほっとこうち」取材、外務省下見、「日本の美しい酒蔵」取材ぜよ!

 3月末は、どういうわけか知らんけんど、取材だらけやったがやき。


 まず3月28日(水)は13時から、奈良の株式会社中川政七商店(http://www.yu-nakagawa.co.jp/)さんが運営されゆう「さんち」(http://sunchi.jp/)の取材で、さんち編集部の小俣さんがわざわざ東京から来られたがよ。


 「さんち〜工芸と探訪〜」は、おまさんと全国の工芸産地をつなぐ、旅のおともメディアやっちゅうがやき。


 全国に300あるっちゅう工芸産地の魅力を記事にしてお届けするっちゅうメディアで、毎朝10時に新しい読みものを配信しよって、毎月どっかの地域を特集しゆうっちゅうがよ。


 ほんで、そんな「さんち」さんの取材が、何で司牡丹に来られたかっちゅうたら、土佐のお座敷遊び「可杯(べくはい)」の取材やっちゅうがやき。
(1)「さんち」チラシ(2)「さんち」取材で可杯

 「はし拳」と並び称される、土佐の伝統のお座敷遊びと思われちゅう「可杯」やけんど、実はこのグッズ自体は土佐独特のもんやのうて、昔は日本各地の花街らあで楽しまれよったもんながよ。


 それが次第に廃れていき、ほとんど消えかけちょった昭和51年(1976年)に、当時の司牡丹酒造の先代竹村維早夫社長が、岐阜県多治見市にてこの杯を見つけ、日本酒とセットで「司牡丹・可杯セット」を発売し、高知県内で大ヒットさいたがやき。


 その可杯が、高知市内の料亭らあで使われ、楽しまれるようになり、そんな中で、昔からあった「ベロベロの神様の歌」と合体し、土佐独特のお座敷遊びの「可杯」として、生まれ変わって定着したっちゅう流れながよ。


 そんな土佐における「可杯」の歴史秘話や、土佐の酒文化や食文化、土佐の風土や土佐人の気質らあについて、いろいろお話さいてもうたがやき。


 また、実はワシゃあ6年ばあ前に、中川政七商店さんを取り上げた番組「発想の来た道」をANAの機内放送で拝見し、感動して、同社関連の書籍をいっぺんに3冊購入し、当ブログにて紹介(「2012年2月25日」のブログ参照)さいてもうたことがあり、そのお話もさいてもうたら、小俣さんは大悦びやったがよ。


 「さんち〜工芸と探訪〜」(http://sunchi.jp/)に「司牡丹の可杯」が登場するがは、まだちくと先のことになるろうけんど、楽しみにお待ちくださいや!


 「さんち編集部」の小俣さん、遠いところをわざわざ取材にお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ。


 続いては同日の15時から、高知のタウン情報誌「ほっとこうち」の方々が、取材に来られたがやき。


 今回は、「ほっとこうち」WEB版(https://hotkochi.co.jp/)にて、土佐酒の魅力を伝える連載記事企画がスタートするっちゅうことで、その第1回目として高知県酒造組合理事長のワシんところに取材に来られたっちゅうわけながよ。


 「ほっとこうち」のお酒好き女性スタッフが、高知県内の酒蔵社長らあに「返杯」をして回るっちゅうがやき、タイトルは「酒蔵巡り返杯旅」(仮)やっちゅうがやき。


 また、その内容は、「高知家」のポータルサイト「高知家の○○」(http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/matome/)にて、県外に向けても情報発信を行うっちゅうがよ。


 「ほっとこうち」のスタッフの方々3名が、15時ばあにお越しになり、ちくと打ち合わせをしてから、撮影に入ったがやき。


 まずは玄関の酒林の前での撮影。
(3)「ほっとこうち」取材・酒林

 続いては、応接室にて、「船中八策」(超辛口・純米酒)の撮影と、オススメのツマミとして、「司牡丹・食べる酒粕」を撮影したがよ。
(4)「ほっとこうち」取材・船中八策
















(5)「ほっとこうち」取材・船中八策2(6)「ほっとこうち」取材・船中と食べる酒粕

 ほんで、早速お酒好き女性スタッフの方とワシで、「船中八策」を注ぎ合うて、杯を酌み交わさいてもうたがやき。


 お次は、「食べる酒粕」を「船中八策」と合わせて楽しんでいただいたがよ。


 「このツマミを食べた後にこのお酒を飲んだら、お酒が甘う感じる!」っちゅうて、女性スタッフの方は、大悦びやったがやき。


 お酒だっけの時よりか、ツマミと合わせていただいた時にこそ、その真価を発揮するがが、超辛口「船中八策」の真骨頂やっちゅうことが、しっかりと伝わったようながよ。


 その後は、江戸時代末期の約180年ばあ前に建造された白壁蔵の貯蔵庫内にて撮影し、締め括りは、白壁と桜が美しいコントラストの、桜の名所「牧野公園」への上り口あたりで撮影し、16時半過ぎにゃあ取材は無事終了したがやき。
(7)「ほっとこうち」取材・白壁蔵(8)「ほっとこうち」取材・白壁と桜

 「ほっとこうち」WEB版(https://hotkochi.co.jp/)と、「高知家」のポータルサイト「高知家の○○」(http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/matome/)に「司牡丹」が登場するがは、まだちくと先のことになるろうけんど、楽しみにお待ちくださいや!


 「ほっとこうち」の皆さん、わざわざ取材にお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ。








 続いては、3月29日(木)の15時半過ぎ、外務省の方々が、高知県文化生活スポーツ部国際交流課と産業振興推進部計画推進課の方々らあと共に、視察ツアーの下見に来られたがよ。
(9)外務省下見・酒林

 外務省と高知県の連携事業として、本年秋から冬にかけての予定で、各国大使夫妻らあを約20名ばあ高知県に招く視察ツアーを開催する予定やっちゅうことで、その下見に来られたっちゅうわけながやき。


 本年2月に、外務省飯倉公館において、外務大臣及び高知県知事共催レセプション(「2月22日」のブログ参照)を、各国の大使や駐日外国商工会議所の議員さんらあを招いて開催したがやけんど、その流れでの視察ツアーのようながよ。


 他にも回らにゃあイカンところがいろいろあるようで、司牡丹での時間は30分しかないっちゅうことやったがやき。


 まずは、司牡丹や土佐酒についての英語の資料を用意さいてもうちょって、そちらをお渡しして軽う説明さいてもうて、早速酒蔵見学コースをご案内さいてもうたがよ。


 玄関の酒林からスタートし、江戸時代末期建造の白壁蔵、瓶詰工場と回り、平成蔵に入って蒸米機、放冷機、洗米機、麹室、酒母室とご案内し、モロミの仕込蔵にご案内さいてもうて、簡単に説明さいてもうたがやき。


 最後に「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」にて、試飲をしていただき、こうして視察ツアーの下見は慌ただしゅう終了したがよ。


 本番の視察ツアーは、まだ先のことやし、もしかしたら酒蔵見学はカットされるかもしれんっちゅうことやけんど、もし視察ツアーに盛り込まれることになりましたら、そん時ゃあまた宜しゅうお願い申し上げます!


 外務省の皆さん、高知県庁職員の皆さん、わざわざ下見にお越しいただき、ありがとうございましたぜよ!


 お次は、3月30日(金)の10時に、「日本の美しい酒蔵」(仮)っちゅう書籍がエクスナレッジさんっちゅう出版社から出版されるっちゅうことで、その取材に関西大学環境都市工学部建築学科の木下教授が来られたがやき。


 この書籍は、酒の味はもちろんのこと、建築的にも伝統や特徴のある美しい酒蔵を紹介する写真集やっちゅうがよ。


 B5版約160ページでオールカラー、全34蔵が掲載予定で、今年の10月頃に1800円(+税)で発売される予定やっちゅうがやき。


 まずは、司牡丹や土佐酒についての資料を用意さいてもうちょって、そちらをお渡しして軽う説明さいてもうたがよ。


 ほいたら、実は木下教授は、福岡の日本酒蔵元が実家やっちゅうことで、その蔵の設備らあを手伝うたこともあるらしゅうて、当然日本酒についちゃあこぢゃんと詳しかったがやき。


 その後は、早速酒蔵見学コースをご案内さいてもうたがやけんど、建築のプロなもんやき、建物らあについて意外な質問らあも飛び出し、なかなか大変やったがよ。


 玄関の酒林からスタートし、江戸時代末期建造の白壁蔵、瓶詰工場と回り、酒蔵の道を通り、平成蔵に入って蒸米機、放冷機、洗米機、麹室、酒母室とご案内し、モロミの仕込蔵にご案内さいてもうて、説明さいてもうたがやき。
(10)「日本の美しい酒蔵」取材・白壁蔵

 さらに、吟醸蔵、昔ながらの酒槽、圧搾機、マイナス5℃の瓶貯蔵庫、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」とご案内さいてもうて、詳しゅう解説さいていただき、お昼の12時ばあにゃあ無事取材は終了したがよ。
(11)「日本の美しい酒蔵」取材・仕込蔵(12)「日本の美しい酒蔵」取材・酒槽

















 書籍「日本の美しい酒蔵」(仮)の出版は、まだ先の10月頃の予定やけんど、出版されるががまっこと楽しみながやき。


 木下教授、遠くからわざわざお越しいただき、まっことありがとうございましたぜよ!

















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 10:53│Comments(0)