4月1日(日)は、お昼の12時から「日本の酒と食の文化を守る会」の「風流花見の宴」〈2018〉やったがやき。
まずは、お昼の12時前ばあに越中島の「屋形船 内田丸」(http://www.yakatabuneuchida.com/)乗船場に集合したがよ。
「日本の酒と食の文化を守る会」は、「酒サムライ」も叙任されちゅう村田淳一さんが主宰されゆう日本酒会で、2015年に発足35周年を迎えたっちゅう歴史ある会ながやき。
ほんで、屋形船から向島堤でお花見の会をするようになって、今年で27年目らしゅうて、毎回「桜」がつく日本酒銘柄を集め、その銘柄の蔵元らあもお招きして催されゆうがよ。
実は、村田さんはワシの母校・学習院大学の大先輩で、村田さんのご尽力により、学習院の学生と教職員の福利厚生のための販売組織「学習院蓁々会」のオリジナル日本酒として、「櫻朶(さくらだ)」っちゅう銘柄にて、司牡丹が2種類の日本酒(純米吟醸酒と超辛口純米酒)を造らいていただくことになり、3年前から販売さいてもらいゆうがやき。
これが予想以上に好評で、美味しいっちゅう評判やき、村田さんから「『櫻朶』のお披露目をするき絶対に参加しなさい!」っちゅうて、一昨年の「風流花見の宴」に初参加することになり、今年で3度目の参加っちゅう経緯ながよ。
尚、「櫻朶」は学習院蓁々会のホームページからやったら、誰やち購入できるらしいきに、興味がある方は、是非こちら(http://g-shinshinkai.co.jp/liquor/)をご覧くださいや。
さて、約50名のご参加者の皆さんも集まり、早速「内田丸」に乗船ながやき。
12時過ぎばあにゃあ出航し、三遊亭鳳楽師匠の司会にて開会。
まずは「日本の酒と食の文化を守る会」村田会長さんから、開会のご挨拶があったがよ。
続いては、参加の蔵元3社のご紹介ながやき。
まずは、山形の「出羽桜」の仲野社長さんの娘さんが、ご挨拶されたがよ。
お次は高知の司牡丹のワシが、ご挨拶さいてもうたがやき。
簡単な「櫻朶」のご紹介の後、「日本の酒と食の文化を守る会」やきっちゅうことで、ずーずーしゅうに「土佐の郷土寿司の本」のご寄付のお願いも、ちくとさいてもうたがよ。
続いては、福井の「梵」加藤吉平商店の加藤社長さんが、ご挨拶されたがやき。
お次は、乾杯のお酒「梵・超吟」(純米大吟醸)が配られ、学習院桜友会の東園会長さんのご発声にて乾杯し、宴席がスタートしたがよ。
「梵・超吟」は、精米歩合20%の純米大吟醸を低温長期熟成さいたっちゅう逸品で、価格は12000円(税別)で、宮内庁御用達やっちゅうがやき。
ちくと甘めながら、さすがの美味しさとバランスの良さやったがよ。
ちなみに他のお酒は、「梵・金桜」(純米大吟醸酒)、「出羽桜・一路」(純米大吟醸酒)、「郷乃誉・山桜桃」(純米大吟醸酒)、「信州舞姫・桜楓」(純米大吟醸・袋搾り中取原酒)、「開運・櫻花開運」(純米大吟醸酒)、「櫻正宗」(純米酒生一本)らあで、ほとんどが香りプンプンで甘めの純米大吟醸だらけ!
ワシにゃあ、穏やかな香りで辛口の「櫻朶・純米吟醸酒」あたりがボッチりで、料理の美味しさも引き立てるき、お花見にふさわしい美味しさやったがやき。
さらに食中酒としちゃあ、「櫻朶・純米超辛口」がバッチリで、刺身や天ぷららあの素材そのものの美味しさを、出汁のように下から押し上げ、グッと引き上げてくれ、箸も杯も止まらんなるがよ。
とにかく、向島堤に船が向かうまでの間、飲んで食べて語り合うての大宴会となって盛り上がったがやき。
空豆、アサリの串焼き、煮アワビ、刺身盛り、揚げたてアツアツの天麩羅らあをいただきもって、飲んで食べて語り合うて、飲んで食べて語り合うて、大いに盛り上がりまくったがよ。
向島堤に船が到着したき、外を眺めてみりゃあ、やっぱしほぼ葉桜状態やったがやき。
昨年は桜が遅うて二分咲きばあやったけんど、今年は葉桜っちゅう具合に、まっことタイミングが難しいがよ。
まあけんど、花見らあて名ばかりで、結局は花を理由に飲みたいだっけやき、花が咲いちょろうが咲いちょるまいが、おんなじことながやけんど!
さあ、そっから後は、満開の花見をしゆう気分になって、桜銘柄の銘酒の数々と絶品の揚げたて天ぷらをいただき、飲んで食べて語り合うて飲んで食べて語り合うて、さらにさらに盛り上がったがやき。
ほいたら村田会長さんからの命で、ワシにお座敷遊びを披露してほしいっちゅうやいか!
しかも、てっきり「可杯」か何か用意されちゅうかと思うたら、何もないっちゅうがよ。
しゃあないき、土佐のお座敷遊びっちゅうわけやないけんど、向島「花の里」の小きぬ姐さんと「お開きさん」っちゅう、ちくと色っぽいお座敷遊びをご披露することになって、皆さんにバカウケやったがやき。
ワシの後もこの色っぽいお座敷遊びに、意外な方々が挑戦してくださり、大盛り上がりに盛り上がったがやけんど、さすがに画像掲載はカットさいていただきますぜよ。
小きぬ姐さん、挑戦してくださった皆さん、まっことありがとうございました!
続いては小きぬ姐さんの舞いと、丸千代姐さんの三味線、さらに鳳楽師匠の太鼓も加わり、そのご披露ながよ。
揺れる舟の中で一本足立ちする見事な「やっこさん」の舞いで、一気に大盛り上がりとなったがやき。
その後は、船が越中島まで取って返し、絶品の穴子天らあをいただきもって、さらに飲んで飲んで語り合うて、盛り上がったがよ。
風を切って走る船上をカモメが飛んで、船上からスカイツリーも眺められ、まっこと心地良かったがやき。
さて料理もいよいよ終盤で、深川飯と味噌汁が出されたがよ。
ほんでこのあたりから、お楽しみ抽選会のスタートながやき。
日本酒を筆頭に、いろんな景品らあが、ご参加者の方々に当たったがよ。
抽選会の最中にゃあ、デザートにイチゴと桜餅も出され、まっこと至れり尽くせりながやき。
ほんで、16時ちょい前にゃあ船が越中島に戻り着き、日本名門酒会本部長・株式会社岡永の飯田社長さんの中締めにて、大団円のお開きとなったがよ。
まっこと日曜の昼間っから4時間に渡っての飲みっぱなしで、まだ外は明るいに、ワシゃあ立派な酔っぱらいになっちょったがやき。
村田会長さん、そして「日本の酒と食の文化を守る会」の皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
ちなみにその後は、飯田社長さんらあと月島のもんじゃ焼き屋にて二次会で、さらに盛り上がりまくったがは当然ながよ。
ワシゃああんまり記憶がないけんど・・・
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社