4月7日(土)は、山梨市の「和菜屋 宴(わさいや えん)」(山梨県山梨市小原西1073-2 TEL:0553-23-3615)さんにて、『司牡丹のお酒と「和菜屋 宴」の料理を楽しむ会・第12回』が開催されたがぜよ。
こちらのお店を経営されゆう中嶋公人さんは、若い頃に司牡丹を飲んで、初めて日本酒のおいしさに目覚めたっちゅう方ながよ。
ほんで、自分がお店を持ったら絶対に司牡丹をメインに扱いたいと決めちょったっちゅうがやき。
その後、10数年ばあ前に山梨市でお店を開かれ、今やなかなか予約が取れんばあの大人気店になっちゅうに、初心を忘れんと司牡丹をメインに20アイテムばあも常に置いてくださっちゅうがよ。
日本中、いや世界中探いたち、これほど司牡丹のアイテムが揃うちゅう飲食店は他にないろうき、まっこと蔵元冥利に尽きる、こぢゃんとありがたいことながぜよ!
そんなお店が、11年前に初めて「司牡丹を楽しむ会」を開催され、ワシも参加さいてもうたがやき。
それ以来、毎年春に開催(一度だけ秋に開催)してくださりよって、今年は遂に第12回、つまり第1回より11年目の開催になるがよ。
さて、ワシゃあ18時前ばあにお店に到着したがやき。
まずは中嶋さんご夫妻にご挨拶。
お店のセラーにゃあ、いっつも通り充実の司牡丹ラインナップがズラリながよ!
また、今年は「船中八策」発売30年っちゅう記念の年やっちゅうことで、何と「船中八策」の季節商品やプレミアムも含めた6アイテムを全て堪能できるように品揃えしてくださっちゅうっちゅうがやき、まっこと有り難いことながやき。
ぼちぼちお客様が集まられだいて、19時ばあにゃあ満席30名(ワシを含め)のお客様がお越しになり、いよいよ開会ながよ。
まずは中嶋さんのご挨拶。
続いてはワシの挨拶と乾杯ながやき。
乾杯のお酒は、希少な「司牡丹・大吟醸・隠し酒」(大吟醸原酒)やったがよ。
その至高の華やかな香りと究極の美しい味わいに、あちこちから「おいし〜い!」っちゅうて、ため息が漏れよったがやき。
さらに、そのすぐ後に、中嶋さんがキープされちょった、「司牡丹・立春朝搾り」(純米吟醸薄にごり生原酒)が出され、ワシゃあアチコチ回りもって、皆さんに注がいてもうたがよ。
ちゅうことで、この日の宴のお酒とお料理の組み合わせは、以下の通りやったがやき。
★乾杯:「司牡丹・隠し酒」(大吟醸原酒)
★「司牡丹・立春朝搾り」<平成29BY>(純米吟醸薄にごり生原酒)
●春菜:
・胡麻豆腐・桜大根美味出し
・菜の花・春浅利旨塩正油和え
・飯蛸酢漬け
・春ます甘酢漬け 焼葱
・金時人参・椎茸・鳥貝・帆立みぞれ和え
・青菜・人参・粒ごま和え
まっことどのお料理もおいしゅうて、酒の肴としてバッチリで、お酒が進むこと進むこと!
このお酒の、フルーティな香りと薄にごりのやわらかな膨らみと深い味わいが、一層おいしゅう感じられるナチュラルな味付けの肴ばっかしやったがよ。
★「麗香・司牡丹」(吟醸酒)
●油菜:
・新じゃがいも・人参・こごみ・ししとう・えりんぎ化粧揚げ レモン
このお酒のなめらかな膨らみと爽やかな後口が、野菜の揚げ物の油分を心地良うに切ってくれ、こりゃ交互にやりゃあ箸も杯も止まらんなるがやき。
お客様も一気に盛り上がっていったがよ。
★「船中八策・薄にごり」(超辛口・薄にごり純米生酒)
●変り菜:春鰹タタキ 玉葱・もみじおろし・にんにく・打ち野菜・ポン酢
お次は、待ってましたの最強タッグ、「船中」と「鰹のタタキ」ながやき。
春限定のこのお酒の春らしい香りとオリの膨らみと後口のキレの良さが、鰹のタタキの旨みと見事に寄り添い合うて、互いの美味しさが倍増ながよ。
場もかなり盛り上がってきたっちゅうことで、このあたりでお楽しみ抽選会のスタートながやき。
参加者の皆さん1人1人に、抽選のガラガラを回してもうて、何等賞が当たるか決まるっちゅう抽選ながよ。
全員のご参加者の皆さんに空クジなしで、土佐の高知の物産や、司牡丹のお酒らあが当たって、一気にヒートアップとなったがやき。
ちなみに高知の物産らあは、中嶋さんがわざわざ銀座の高知県のアンテナショップ「まるごと高知」に行って購入されたもんながよ。
袋の中身を空けて、皆さんこぢゃんと嬉しそうにはしゃぎよったがやき。
また、ちくと箸休めっちゅうことで、ワシも大好きやった懐かしい「よっちゃんイカ」が出されたがよ。
何とこの駄菓子、山梨の会社が作りゆうっちゅうことやって、初めて知ってビックリやったがやき。
★「司牡丹・仁淀ブルー」(純米酒)
●冷菜:冷やし茶碗蒸し ジュレ
続いては、柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸を感じさせる含み香と爽やかでなめらかな味わいが清流を思わせる「仁淀ブルー」と、茶碗蒸しのフンワリと包み込むような甘みとジュレのほのかな酸味がばっちりマッチして、まっこと心地えいばあ美味しかったがよ。
★「秀麗司牡丹」(純米吟醸原酒)
●遊菜:汐鮭焼き 玉子焼き まがり竹の子焼き
この酒のしっかりと芳香性を持った華やかな香りと骨太な原酒の旨みが、鮭の旨みとコクを口中いっぱいに膨らまいて、豊かにたなびかいてくれるがやき。
皆さんこのあたりで立派な酔っぱらいになっちょって、アッチもコッチも大盛り上がりになっちょったがよ。
★「司牡丹・一蕾」(純米吟醸酒)
●食菜:生姜うどん・薬味・汁
わざわざ東京の取り扱い店から取り寄せられたっちゅう「一蕾」(関東地区地酒専門店専用商品)の、華やかな芳香とナチュラルでやわらかな旨みで、生姜を練り込んだうどんの美味しさの幅も一層膨らんだがやき。
中嶋さんのお料理は今年もさらに進化しちょって、どれもこれも美味しゅうて、さらにお酒にもバッチリやって、まっこと皆さん大悦びやったがよ。
とにかく最初から最後まで、ワシゃあアチコチ移動しもって、いろんなお話をさいてもうて、美味しいお酒を皆さんと、足るばあ酌み交わさいてもうたがやき。
こうして22時過ぎばあにゃあ、塩山酒販の岸本社長さんの中締めがあり、無事お開きとなったがよ。
皆さんまっこと至福の全身笑顔のちくと千鳥足で(人によっちゃあフラッフラで)、帰路につかれたがやき。
ご参加いただきました皆さん、そして中嶋さんご夫妻と「宴」さんのスタッフの皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社