「自分のためにやるきにこそ、それがチームのためになるがやって、『チームのために』らあて言うヤツは言い訳するきにのう。」(王貞治)
国民栄誉賞受賞第1号のプロ野球選手、「世界のホームラン王」王貞治(1940〜)さんの言の葉ながやき。
スポーツでも仕事でも、「自分のため」か、「チームのため」かっちゅう話になることが、ようあるろうがよ。
ほんで、一般的にゃあ、「多少は自分を抑えたち、チームのためを取るべきや」っちゅう結論になるもんながやき。
けんど真実は、「チームのために」らあて言うような人は、大半が実力不足の人で、むしろチームの足を引っ張る側の人ながよ。
チームを牽引するばあ実力のある一流の人は、実はそんなこたぁ全部分かっちゅうき、「チームのために」らあて言葉は使わんがやき。
一流の人は、むしろ感覚的にゃあ「自分のために」やりよって、それが結果として「チームのために」なるっちゅうことを知っちゅうがよ。
つまり、どんな分野やち一流の人にとっちゃあ、「自分のため」とか「チームのため」とかっちゅう区別らあのうて、この2つはむしろイコールながやき。
「自利即利他」・・・これが一流の人らあの境地ながぜよ。