「『少数精鋭』たぁ少数の精鋭社員で事業をやるがじゃあない。少数の凡人で事業をやっていくうちに精鋭になっていくことぜよ。」(中島迪男)
元シチズン時計社長の中島迪男(1926〜2006)さんの言の葉ながやき。
いまは世界的な大企業やち、最初はみんなあちんまい吹けば飛ぶような中小企業やった時代があるがよ。
そんな会社じゃあ、どこやち当然人材不足やき、いわゆる「精鋭」といえるような社員らあて、1人もおらんがやき。
ほんじゃき、「少数精鋭」らあていえるもんやない、「少数凡人」で戦わにゃあいかんがよ。
そんな「少数凡人」に、現場での数々の実践を通して、魂のこもった志を伝え、高い熱量を伝え、本気の使命感を引き出し、「精鋭」に生まれ変わらせていくことが、リーダーの役目やっちゅうことながやき。
自分は凡人のリーダーやき、そんなこたぁようせんらあて嘆きよっちゃあいかんがよ。
たとえ凡人のリーダーやったとしたち、「少数凡人」の社員らあと共に、もがきもってそんな現場での実践を繰り返し繰り返ししゆううちに、共に精鋭に生まれ変わっていくことができるっちゅうことながやき。
こりゃあ何とも嬉しい福音やたぁ思わんかよ!