2018年04月23日

渋谷ヒカリエ「d47MUSEUM」視察と「丹波屋」仕入れと「土佐鴨」ぜよ!

4月16日(月)は、まずは渋谷ヒカリエの「d47MUSEUM」を視察に行ったがやき。
(1)渋谷ヒカリエ

先月3月9日に開催された「平成30年度日本名門酒会メーカー会議」(「3月13日」のブログ参照)のテーマは、「ゼロベースからの再構築」〜「一年52週の生活提案」と「定番革新」への再チャレンジ〜 やって、そん中の「特別講演」にて、「D&DEPARTMENT PROJECT」代表取締役会長のナガオカケンメイさんによる、「ロングライフデザインとブランディング」っちゅう講演があったがよ。


その講演内容が、まっことこぢゃんと学びになったもんやき、そん中で紹介された渋谷ヒカリエの「d47MUSEUM」らあを是非視察しちょきたいっちゅうことで、今回うかがわいてもうたがやき。


また、ナガオカさんが2ヶ月ばあその土地に住んで、真のその土地らしさを紹介するっちゅう観光雑誌も、年に3回ばあ発行されゆうっちゅうき、是非その雑誌もいろいろ見てみたかったがよ。


ナガオカさんは、「こういう旅のしかたもあるがや!」と気づいてもらいたいっちゅうがやき。


旅人っちゅうんは、その土地の風土も一緒に買いたいもんやき、土地の生態系に沿って考えていかにゃあイカンっちゅうがよ。


また、観光地も長い目線で見りゃあ「来てもらいたい人だけに来てもらう」、呼び掛けるがは来てもらいたい人だけ、物産らあもなるべく大量に作らんと、遠くにも流通させんっちゅうような考え方が、現代的やっちゅうがやき。


そんな方が全面的にプロデュースするミュージアムやショップはどんな感じながかを、是非肌で体感したいっちゅうところながよ。


さて、渋谷ヒカリエの8階に到着。
(2)ヒカリエ8階(3)展覧会ポスター(4)ミュージアム入り口
















早速「d47MUSEUM」に行ってみりゃあ、「47 REPAIR & CARE」(〜47都道府県の修理と手入れ展〜)<4月5日〜6月11日 11:00〜20:00 入場料無料>が開催されよったがやき。
(5)「47 REPAIR & CARE」展覧会(6)「47 REPAIR & CARE」展覧会2

暮らしの中で身近な修理方法やお手入れ道具らあを紹介する展示、販売する展覧会ながよ。


岩手県の塗師(ぬし)による割れた陶磁器を漆で直す「漆継ぎ」や、大阪府の老舗石鹸メーカーが開発した「シミ取りキット」など、各地の資源や風土に根付いた技術や商品らあが紹介されちょったがやき。


修理やお手入れをすることへの思いに触れ、その重要性を考えることで、ものを選ぶ際に長う使い続けられることを選択肢の一つに考えていく・・・これが今の時代を象徴しちゅう物づくりの視点やっちゅうことながよ。






他にゃあ、徳島県の司製樽さんの「締め直し」が展示されちょったり、高知県は「消臭」っちゅう括りで「によどヒノキウォーター」が展示されちょったがやき。
(7)締め直し(8)徳島 司製樽(9)消臭

















(10)によどヒノキウォーター(11)によどヒノキウォーター説明


展覧会の最後にゃあ、展示されちょった各都道府県の修理道具やお手入れ道具らあが販売もされよったがよ。













続いては、「d47 design travel store」っちゅう、47都道府県のデザイン物産ストアに入ったがやき。
(12)ショップ

デザイントラベルガイドブック「d design travel」の編集部が、47都道府県を取材して巡る中で出会うた日本のものづくりの魅力を伝え販売するストアで、全国のデザイン観光情報を常にアップデートしもってファイリングされちょって、閲覧も可能ながよ。


そんなコンセプトに合致しちゅう書籍もこぢゃんと充実しちょって、思わずアレもコレも買いとうなってしまうがやき。
(13)ショップ内 書籍
















当然販売されゆう物産も、ユニークなもんや珍しいもんがテンコモリで、これまたアレもコレも買いとうなってしまうがよ。
(14)ショップ内



千葉県の寺田本家さんの「五人娘」のお酒も販売されよったがやき。
(15)寺田本家「五人娘」

デザイントラベルガイドブック「d design travel」も、20都道府県ばあが既に出版されちょって、高知県はまだ無かったけんど、どの県の本もまっこと面白かったがよ。















ワシゃあ結局、ある意味一番難しいと思われる、東京都の「d design travel」を購入したがやき。
(16)design travel 東京

どんなくが取り上げられちゅうか見てみりゃあ、駒場の「日本民藝館」や滝野川の「稲荷湯」、「アーツ千代田3331」や湯島の老舗居酒屋「シンスケ」、下落合の「古道具坂田」や新宿の芸術酒場「どん底」、トゥインの山田節子さんや「すみだモダン」らあが取り上げられちょって、まっことナルホド、サスガやと唸ってしもうたがよ。


また、「LOCAL FOOD EXPERIENCE」(食の活動プロジェクト)や、「トマトが赤くなると医者が青くなる青果店」らあの書籍も購入さいてもうたがやき。
(17)「LOCAL FOOD E…」と「トマトが赤くなると…」

前者の書籍は、日本の47都道府県の食に関する活動プロジェクトを取り上げちゅう書籍で、高知県は馬路村が取り上げられちょったがよ。


後者の書籍は、健康にまつわる生活の知恵を持つ農作物「健康知恵野菜」を集め、体の調子に合わせて旬のもんを食べるっちゅう、かつては当たり前やった食文化をあらためて考える本で、47都道府県に1つの生産物に注目し、生産者と共に作物がQ&A形式で紹介されちゅうがやき。


この視点、この取り上げ方はまっことナルホドで、思わず膝を打ったがよ。


ちなみに高知県は、「運動するならブンタンの後」っちゅうんが取り上げられちょったがやき。


ブンタンの栄養素はエネルギーになるため、運動前や疲れを感じる時に食べたらえいとされちゅうっちゅうがよ。


「デザイン物産2014」っちゅう書籍も購入さいてもうたがやき。
(18)「デザイン物産2014」(19)「デザイン物産2014」裏表紙

伝統あるデザイン、そのリニューアルのお手本を、ナガオカさんが集めたっちゅうもんで、その土地を代表する工芸品や食品らあを左ページに取り上げ、右ページにゃあ進化してリ・デザインされたもんが取り上げられちゅうがよ。


『日本のものづくりの「進化」のヒントがここにある。』っちゅうキャッチコピーはダテやないがやき。









さてその後は、馬喰町に移動し、問屋街の「丹波屋」さんに久々にうかごうて、「司牡丹・酒ギャラリー ほてい」の和雑貨らあを仕入れに行ったがよ。
(20)丹波屋


ワシゃあ元々は東京サラリーマン時代に5年間は、いわゆるファッション雑貨業界におったもんやき、久々にそちらの業界の様々な商品らあを眺めて、その頃の血が騒ぎ、2時間ばあウロウロ見て回り、いろいろ仕入れさいてもうたがやき。


ほんでその晩は18時ばあから某方らあと、「高知県芸西村 土佐鴨 日本橋店」(中央区日本橋2-2-4日本橋せっつビル4F TEL:03-6262-5020)さんにて飲んだがよ。


こちらは、昨年の5月末にオーブンしたお店で、知る人ぞ知る隠れ家的な店っちゅうんが「ウリ」やき、入り口にゃあ看板も何もないき、ちくと迷うてしまいそうながやき。


けんど、この時間に結構お客様が入っちょったき、なかなかの人気店のようながよ。


まずは生ビールで乾杯の練習をしよったら、つきだしに「冷やしピーマン」が出てきたがやき。


冷やしたピーマンを切っただけで、酢味噌みたいなもんを付けていただくだけながやけんど、これが意外に美味しいがよ。
(21)冷やしピーマン

お次は、当然「船中八策」(超辛口・純米酒)を注文し、次々といろいろ注文さいてもうたがやき。
23(22)船中八策
















まずは「小夏と切り干し大根のマリネ」で「船中」をいただきゃあ、小夏の酸味や苦味らあがまっことこの酒にバッチリで、旨いの何の!
(23)小夏と切り干し大根のマリネ

お次は「鴨皮ポン酢」をいただきゃあ、鴨の皮の旨味と脂分と葱と酢の酸味らあがまっこと絶妙で、旨いこと旨いこと!
(24)鴨皮ポン酢

これまた「船中」と相性バッチリで、いきなり箸もグラスも止まらんなって、大盛り上がりに盛り上がったがよ。















続いては、様々な部位の鴨肉が登場し、噛みごたえがあってジューシーで、「船中」がナンボやち進むがやき。
(25)鴨肉焼き

途中でサラダもいただき、ちくと口直し。
(26)サラダ

このサラダもなかなか絶品やって、またも「船中」が飲めてしもうたがよ。
















再び土佐鴨焼き。
(27)鴨肉焼き2

まっこと旨いぜよ!


「船中」がガンガン進んで、結構な酔っぱらいになっちょったがやき。


お腹もかなりいっぱいやったけんど、さらに「あおさ入り卵焼き」をいただきもって、チビチビ飲んだがよ。
(28)あおさ入り卵焼き

どの料理も予想以上に美味しかって、あらためて大満足ながやき。
















締めにゃあ、やっぱし汁物、「鴨ラーメン」が出されたがやけんど、この出汁が全身の細胞に沁みるばあ美味しゅうて、「ほぉぉ〜っ」っと思わず和んで、思いっきりゆるんでしもうたがよ。
(29)鴨ラーメン

「高知県芸西村 土佐鴨 日本橋店」・・・こぢゃんとお薦めのお店ながぜよ!
















土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の公式ホームページは、こちらをクリック!
司牡丹酒造株式会社



Posted by tsukasabotan at 15:20│Comments(0)