4月22日(日)は、「フォーシーズンズ〜四季折々のお酒を女の子だけで楽しむ会〜」(http://sake-ai.jp/)の2018年春の会やったがやき。
今回は、かのフレンチの名店「KEISUKE MATSUSHIMA」(http://keisukematsushima.tokyo/)さんにて昼間の開催で、わずか20名限定のスペシャル会やき、蔵元は司牡丹1社のみで、幹事の皆さんも2名っちゅう少人数で、11時15分に集合やったがよ。
お店は、美しい緑に囲まれたパークコート神宮前の中にあり、ちくと迷いそうながやき。
ワシゃあちくと早めに到着し、美しい緑を眺めよったら、まず幹事の清永さんが到着し、続いて古川さんが着物姿で登場されたがよ。
早速店内の個室に入り、資料の準備や段取りらあの打ち合わせをさいてもうたがやき。
さて、予想通り迷われちゅうお客様が何名かおられ、開会時間が予定の12時からちくと延びて、全20名が揃われ、代表幹事の清永さんのご挨拶で開会ながよ。
ちなみに今回はお店のオーナーシェフの松嶋さんはいらっしゃられんかったけんど、松嶋さんは清永さんと同じときに「酒サムライ」に任命されちゅうがやき。
さあ、ちくとワシからのお話の後は、今回の司牡丹の出品酒がズラリと並べられ、乾杯酒の「船中八策・薄にごり」(超辛口・薄にごり純米生酒)がグラスに注がれ、みんなあで乾杯ながよ。
「乾杯!」っちゅう掛け声の後、しばしの静けさがあり、すぐにアチコチから「おいし〜い!」「爽やか〜!」っちゅう絶賛の声があがったがやき。
★「船中八策・薄にごり」(超辛口・薄にごり純米生酒)
●アミューズ(つぶ貝とヒヨコ豆のピンチョス、バジルの一口スープ)
ピンチョスのつぶ貝が特に絶品で、「船中薄にごり」とバッチリやったがよ。
春の旬の「船中薄にごり生酒」は、まだ酵素が活性化しちょって生命力があふれピチピチで、心地えいほのかな苦味が特徴ながやけんど、一方つぶ貝も春が旬で生命力の塊で、ほのかな苦味が特徴やき、相性バッチリながやき。
春の芽吹きや息吹きの生命力っちゅうんは、苦味であり、春が旬の山菜や貝類や稚魚類らあもほのかな苦味があるがよ。
そんなお話らあをさいてもうて、参加者の皆さんもナルホドっちゅうて頷きまくりやったがやき。
★「司牡丹・封印酒」(純米吟醸酒)
●「サラダニソワーズ2018」(メカジキのグリエ、半熟ウズラの卵、赤パプリカのソルベ、アンチョビ、ニンニク、バジル、オリーブ、ネギ、トマト)
続いてのお酒は「封印酒」で、フルーティな芳香とやわらかでスムーズな味わいの調和が特徴ながよ。
これまた皆さん、飲まれた瞬間、うっとりされちょって、満面笑顔の花が咲きまくりやったがやき。
メカジキのグリエと様々な野菜らあのやわらかな風味が、これまた見事にマッチング!
交互にやりゃあナンボやちエンドレスで飲み食いできそうなばあ、絶品の組み合わせやったがよ。
★「きもと純米かまわぬ」(きもと仕込み純米酒)
●「ホワイトアスパラのポッシェ トリュフソース パルメザンのコポー」(ホワイトアスパラ、黒トリュフ、パルメザンチーズ、卵黄、白ワイン、レモン)
お次は、高知県唯一のきもと仕込み、「かまわぬ」の登場ながやき。
ナチュラルな米の旨味、幅のあるコク、きもと独特の上品な酸味らあが口中で膨らみ、後口はサラリとキレる辛口ながよ。
このお酒は、まさに料理と合わせてこそ、真価を発揮するがやき。
ホワイトアスパラの独特の風味、黒トリュフの森林浴のような風味、パルメザンチーズのコクや旨味らあがなかなかに濃厚で、まるで肉料理をいただきゆうようなばあ深い味わいで、このお酒との相性は、まさに最強タッグといえるばあ見事にマリアージュし、会場のアチコチから絶賛の声が次々にあがったがよ。
こりゃまっこと、タマランばあ旨いぜよ!
ワシゃあこの料理のソースを、パンを使うて、皿がピカピカになるばあキレイにいただいてしもうたがやき。
★「船中八策」(超辛口・純米酒)
●「豚ロースのロースト 菜の花 ジャガイモのニョッキセージ風味」(豚ロース肉、豚のジュ、菜の花、ジャガイモのニョッキ、バター、セージ、パルメザンチーズ、ピマンデスペレッド<バスク地方の唐辛子>)
ラストのマッチングは、定番の「船中八策」と「豚ロースのロースト」っちゅう組み合わせながよ。
この豚ロースが、旨味がありながらも予想よりサッパリしちょって、菜の花やセージの風味らあも、消されんと見事に立ち上がってくるがやき。
それらあの様々な味わいを、このお酒が出汁のように下から支えて押し上げてくれるもんやき、料理の美味しさが一層引き立ち、さらにお酒の膨らみも増してより美味しゅう感じられるがよ。
しかも後口はサラリとキレるもんやき、食も酒も進むこと進むこと!
ワシからちくとグルコース濃度のお話らあもさいてもうて、これがグルコース濃度の低い超辛口の真の底力やっちゅうて解説さいてもうたがやき。
皆さん思いっきり頷かれ、大納得やって、まっこと幸せいっぱいの笑顔が広がっていったがよ。
●デザート:「宮城県産山元町のミガキイチゴ ヌガーグラッセ ヨーグルトのグラニテ」(ミガキイチゴ、アーモンドスライス、ミント、蜂蜜、ヨーグルト、ドライフルーツ)
デザートもまっこと女性好みの絶品やって、会場いっぱいに幸せの笑顔の花が満開になったがやき。
●コーヒーと一口デザート
〆に、コーヒーと一口デザートをいただきもって、皆さんからいただいたアンケートを使うて、残酒やワシが高知から買うてきたお菓子や珍味らあを賞品にしての、お楽しみ抽選会が開催され、大盛り上がりに盛り上がったがよ。
また、最後にお店のソムリエの方からご挨拶があり、拍手喝采やったがやき。
こうして14時半過ぎ、大団円のお開きとなったがよ。
お帰りの際の皆さんの満面全身満開の笑顔と千鳥足が、皆さんの大満足を雄弁に物語っちょったがやき。
ご参加いただきました皆さん、まっことありがとうございましたぜよ!
皆さんが帰られた後は、清永さんと古川さんの幹事2人とワシの3人で、ちくと撤収作業や会計らあを済まいて、15時にゃあお店を出たがよ。
「KEISUKE MATSUSHIMA」のスタッフの皆さん、まっこと素晴らしいお料理を、ありがとうございましたぜよ!
その後は3人で、ちくと反省会を兼ねての2次会やって、ワシが大学生の頃にゃあサンドイッチ専門店やった懐かしの「バンブー」さんに行って、ビールやカクテルらあをいただき、再び盛り上がったがやき。
18時過ぎにゃあお店を出て、清永さんが帰られ、その後はワシがいっぺん行っちょきたかった「博多なぎの木青山店」さんに、古川さんに付き合うてもうてうかごうたがよ。
こちらのお店は、「船中八策」を定番として置いてくださっちゅうお店ながやき。
ちなみに博多料理のお店は、「船中八策」を置いてくださっちゅう比率がこぢゃんと高いがよ。
こちらにて「船中八策」を2人でガンガン酌み交わし、「パリパリキャベツ」や「酢モツ」や「アキちゃん刺し(豚のアキレス腱)」や「焚き餃子」らあをいただき、盛り上がったがやき。
サスガは酒豪で名高い古川さん、昼間の12時から飲みっぱなしやに、顔色ひとつ変わらんまんま、「船中」をクイクイ飲み干し、どうやら2人で1升は飲んだようながやけんど、ワシゃあ後半の記憶がほとんどないがよ。
とにかく、古川さん、そして清永さん、まっことありがとうございましたぜよ!
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司牡丹酒造株式会社