2018年05月07日

「土佐学協会」平成30年度第1回理事会ぜよ!

 4月29日(日)の休日は18時から、高知県立大学永国寺キャンパス地域連携棟の地域教育研究センター長室にて、ワシが理事長を務めさいてもらいゆう「土佐学協会」(http://tosagaku.cocolog-nifty.com/report/)の平成30年度第1回理事会やったがやき。


 今回は、ワシと清原先生と永尾さんと長崎さんと百田さんの5名と、副会長の松崎先生にもご出席いただき、ひさびさに大勢の6名にての開催やったがよ。


 ほんで理事会開会前にまずはワシから、「松崎先生は実は昨日がお誕生日でした!松崎先生、92歳!おめでとうございます!」っちゅうて発表さいていただき、長崎さんから花束が贈呈され、拍手喝采やったがやき。


 突然の花束贈呈に、松崎先生はビックリされちょったけんど、受け取られて満面の笑顔を見せてくださったがよ。
(1)松崎先生に花束贈呈

 松崎先生、まっことおめでとうございます!これからも末永うにご活躍くださいや!


 ほんで理事会の開会で、以下の内容らあについて、報告や検討や打ち合わせらあをしたがやき。


●松崎先生の書籍出版について


土佐の郷土食の生き字引といわれる松崎淳子先生の、土佐の郷土寿司の書籍を、寄付を募って発行するっちゅう件についてながよ。


1口5000円で、400口200万円の寄付を集めにゃあイカンがやけんど、現状なんとか130万円ばあ集まっちゅうっちゅう報告やったがやき。


最低限で150万集めりゃあ何とかなるようやき、5月末の締切までにゃあ、その金額は何とか超えることができそうやっちゅうことで、ホッと胸をなでおろしたがよ。
7(2)理事会風景

けんど、こうなりゃあ何としたち200万を達成したいきに、皆さんもうひと頑張り、宜しゅうお願い申し上げますぜよ!


また、高知県農業振興部地域農業推進課さんからの呼びかけで、「土佐田舎寿司を盛り上げる会」(仮称)設立準備会が5月8日に開催される予定で、松崎先生や三谷先生やワシも呼ばれちゅうっちゅう報告を、ワシからさいてもうたがやき。


この会についてワシゃあ、「田舎寿司」だけじゃあもったいないき、他の土佐の郷土寿司らあも含めて盛り上げる会にしたらどうかっちゅうて、提案さいてもうちゅうがよ。


その上で、そんな土佐の郷土寿司全体を表す言葉が、やっぱし必要ながやないかとも、提案さいてもうちゅうがやき。


「土佐料理 司」さんが「土佐料理」っちゅう言葉を創造してくださってなけりゃあ、おそらく現在ほどは「土佐料理」は発展してなかったはずながよ。


それと同じことで、日本一種類が豊富やと言われる土佐の郷土寿司も、全体を総称するネーミングが必要で、それがあった方が今後の発展につながるがやないかっちゅうことながやき。


たとえば「土佐寿司」とか、「土佐前寿司」とかっちゅう、全体を総称する名前をつけた方がえいっちゅうことながよ。


ほんで、そこにからめて今回の書籍も、「土佐のお寿司の本」やのうて、「土佐寿司の本」とか、「土佐前寿司の本」とかっちゅうタイトルにして、その新名称を浸透させるがに貢献さいてもうたらどうやろうっちゅう意見を出さいてもうたがやき。


皆さんも賛成してくださり、「江戸前寿司」を意識した「土佐前寿司」よりか、「土佐寿司」の方が潔うてえいっちゅうことになり、書籍タイトルも「土佐寿司の本」にしょうっちゅうことになったがよ。


そんな中で松崎先生が、今回の書籍について心からの御礼と感謝の言葉を語られたがやき。
(3)語る松崎先生

また、実は「田舎寿司」っちゅう名称も、後から誰かが命名したもんやっちゅうお話もいただき、さらに土佐の郷土料理についてのいろんな秘話らあもお話くださり、まっこと学びになったがよ。


片手で調理学、もう片方の手で郷土料理を、永年に渡り研究され続けてきた、松崎先生ならではの深いお話やったがやき。


また、「土佐寿司の本」に封入予定の小冊子の原稿依頼文を、ワシが書くことになったがよ。


●「土佐学大会」について


土佐学協会の1年間の活動の総決算、「土佐学大会」についちゃあ、日程は5月13日(日)に決定しちゅうがやき。


ほんで、大会テーマについちゃあ、現・山内家19代当主の山内豊功さんに、「山内家第19代当主が語る明治維新150年」っちゅうタイトルにて、講演をお願いしちゅうがよ。


また、高知城歴史博物館の高木学芸員さんにも、「明治維新と土佐藩」っちゅうタイトルで、講演していただくことになっちゅうがやき。


さらに、「土佐学大会」全体のプログラムやスケジュールらあを、あらためて確認したがよ。


また、大会終盤に予定しちゅう平成30年度総会について、清原先生から資料の説明があり、決算報告と予算(案)についちゃあまだできてないき、後日メール審議にて承認していただきたいっちゅうことやったがやき。


ちなみに総会資料を見りゃあ、前年度42名やった一般会員数が、50名に増加しちょったがよ。


これまでは減る一方やった会員数が、今回増加に転じたがは、「土佐の酢みかん文化を楽しむ会」にご参加いただいた県内外の方々が、たくさん入会してくださったお陰ながやき。


まっこと、ありがたいことながよ。


こうして19時前ばあにゃあ、「土佐学協会」平成30年度第1回理事会は無事終了し、松崎先生からの差し入れとして、手作りのお寿司が出されたがやき。


今の時期にゃあサバはないっちゅうことで、アジのお寿司と玉子寿司やったがやけんど、先生のお寿司の美味しさをよう知っちゅう理事の皆さんは、あまりの嬉しさに狂喜乱舞ながよ!


松崎先生、悦んでいただかいていただきます!


松崎先生のアジ寿司は、魚の旨味、柚子酢の酸味、砂糖の甘味、生姜の辛味らあが絶妙なバランスで、まっこと「旨いっ!!」の一言ながやき。


また玉子寿司は、ほろ甘さが絶妙で、胸がキュンっとなるばあの美味しさやったがよ。
(4)アジ寿司(5)玉子寿司

アジ、玉子、アジ、玉子・・・と、とにかく5人で次々と口に運び、アッちゅう間に平らげてしもうたがやき。


松崎先生、ありがとうございます。ご馳走さまでした!










また、メンバーのマンボこと松田さんからも、時期的にラストやっちゅう文旦のムキムキパックが差し入れされちょって、みんなあでデザートとしていただいたがよ。
(6)文旦

マンボさん、ありがとうございます。ご馳走さまでしたぜよ!

















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Posted by tsukasabotan at 09:37│Comments(0)